目次
名古屋市中区大須に2018年6月18日にオープンしたばかりのレコードショップ 「Andy(アンディ)」にお伺いして、オープンした経緯、お店の特徴、オススメ音源などをオーナーの井上浩二さんにお聞きしてきました。
※2020年3月に閉店しました

お話をお伺いしたショップオーナーの井上浩二さん
ーどんなジャンルの音楽を取り扱っていますか?
インディーポップを中心としながら、そこから派生するジャズだったり、ブルースだったり、エレクトロ、プログレッシブなどのジャンルを新譜を中心としながら、中古のレコードとCDを取り扱っています。
ー ショップを立ち上げた経緯を教えていただけますか?
実は以前にもレコードショップ「アーチレコード」を中区栄にて運営していました。1998年からスタートし、2008年までやっていましたが、その後一旦ショップは閉めて会社員生活を送っていました。再度レコードショップをやりたいと思い、6月18日にアンディをオープンしました。
ー なぜまたレコードショップをやろうと思ったのでしょうか?
10年前にお客様のライフスタイルや世の中のジャンルが変わってきてしまったなと思い、レコードショップを辞めましたが、10年ほど経ってライフスタイルの変化も一巡し、昔お客様だった方たちもゆっくりと音楽が聞ける環境が戻ってきているので、以前とは違った形でレコードショップをやりたいなと思いました。
ショップの奥にドリンクやチェアが置かれています。(ドリンク 200円〜)
ー 以前のショップとアンディの違いは何でしょうか?
朝にコーヒーを飲む時に聞く曲、ドライブに聞く曲、ゆったりした気分でお酒を飲みながら聞く曲など、生活に音楽を取り入れてもらいたいと思っています。なので、このショップの空間もよりリラックスできものにしたいと思い、アンディではドリンクも用意したり、チェアやソファを用意しています。家にいるような感じで、音楽に触れていただければと思います。
また、前のショップは新譜オンリーだったのですが、アンディは中古レコードも取り扱っています。価格も300円からあるので、掘り出し物を探すのも楽しみの一つです。

アンディのトートバックは1800円(税別)
今はオリジナルのトートバックやレーベルのグッズが多いですが、雑貨も今後増やしていく予定です。ゆったり時間を過ごせるショップにしていければと思います。
什器はハルバレヒトが製作
ー 内装はどこが手がけられたのでしょうか?
床や照明などは自分で施工しました。什器は、以前から知り合いである大須の家具・インテリアブランドの「ハルバレヒト」さんにお願いしました。まずは私が設計プランを考えて、それを基にハルバレヒトさんに製作してもらいました。ベニア板を利用して、コストを抑えながら、スタイリッシュになるよう心がけました。

床のヘリンボーンはオーナーの井上さんご自身で貼っていったのだそう。