赤ちゃんが笑顔になる!離乳食インストラクターが作る「おいしい離乳食日記③」

2018.10.29
赤ちゃん

離乳食インストラクター神田ひかりです。離乳食インストラクターとして安心で安全な最新の情報と共に、赤ちゃんが笑顔になる「おいしい離乳食メニュー」を日記形式でお届けします!

 

「離乳食ってまずいんでしょ?」「大人が食べるものじゃない」って思っていませんか?いえいえ、離乳食はおいしいんですよ。調味料や油をいっぱい使って味付けしなくたって、大人が食べてもほっこりするような「おいしい離乳食」が作れますよ!この離乳食日記では和のお出汁を使って素材の味を生かしたおいしい離乳食献立と共に、食材の下処理方法、便利な道具や食べさせ方のコツなどの情報も一緒に綴っていきます。

 

これからママになる方、離乳食を始める方、すでに始めている方、離乳食ママを応援したいパパ、兄弟姉妹がいるが昔のことで忘れちゃった方、お孫さんにために今の時代の離乳食を知りたいおじいちゃんおばあちゃん。

 

「人生80年の食基盤」となるのが離乳食です。大切なあなたの赤ちゃんの離乳食にお役に立てれば幸いです。また、赤ちゃんの為だけでなく濃い味付けに慣れてしまった大人の方にも。家族みんなの食生活をみつめ直すきっかけになるといいなぁと願っています。

 

 

離乳食初期「Day15〜Day21」
ー5、6ケ月頃(ゴックン期)ー


Day15〜Day21、離乳食第3週目です。午前中の授乳の1回を離乳食におきかえる。必要であればその後授乳する。

 

 

Day15〜Day21の目標


炭水化物(10倍つぶし粥)+ ビタミンミネラル(お野菜)

 

①10倍粥は裏ごしたり、すりつぶしたりして、ヨーグルト状にする。
②初めてお野菜(ビタミンミネラル源)も与え始めるが繊維の少ない人参などを選ぶ。
③完食できなくてもいい。お粥、お野菜、スプーンの感触に慣れる事が目的。
④ママが抱っこしてお顔の正面からスプーンがくるように意識する。

 

 

与える量の目安と種類

 

赤ちゃんの体調や食べ具合を見ながら徐々に量を増やしていきます。離乳食3週目は1日1回食で炭水化物「10倍つぶし粥」、ビタミンミネラル「お野菜」を与える。タンパク質「豆腐」は離乳食スタートして1ケ月経ってからスタートしていきます。ですから3週目はお粥、野菜のみです。初めての野菜は連続2日間与えてみて身体や体調の異変がなければ新しい野菜に切り替えました。

 

※炭水化物(例)
10倍つぶし粥の他に
さつまいもやじゃがいもなど

 

※ビタミンミネラル(例)
人参、大根、玉ねぎ
かぼちゃ、ほうれん草、小松菜
キャベツ、白菜、小松菜
トマトなど

 

 

一般社団法人離乳食インストラクター協会2級講座資料より抜粋

 

 

食材の下処理例

 

初期形状:ヨーグルト状
ー必要ならば白湯でのばすー

 

かぼちゃ

 

かぼちゃ


2、3cm角にカットして茹でるか蒸す。皮を外して裏ごし。モソモソしているので白湯でのばしてヨーグルト状にする。

 

ブロッコリー

 

ブロッコリー


加熱しやすい大きさにカットして茹でるか蒸す。穂先の部分のみカットして裏ごしする。ブロッコリーは裏ごしても、白湯でのばしてもどうしてもザラザラ感が残ります。嫌がる赤ちゃんには無理にブロッコリー単体で与えなくても、途中でおかゆに混ぜてあげてもいいかなぁと思います。

 

大根


大根


皮を厚めにむき1cmほどの厚さにスライスして茹でるか蒸して裏ごしする。皮の部分に繊維あるので、少しもったいないと感じるかもしれませんが、厚くむいてあげてください。むいた皮は細く切って大人のきんぴらなどに使用できます。

 

 

 

Day15〜Day21


Day15(10倍つぶし粥)大さじ1〜2 (トマト裏ごし)小さじ1〜2

 

 


Day16(10倍つぶし粥)大さじ1〜2 (かぼちゃ裏ごし)小さじ1〜2

 

 


Day17(10倍つぶし粥)大さじ1〜2 (かぼちゃ裏ごし)小さじ1〜2

 

 

 

Day18(10倍つぶし粥)大さじ1〜2 (ブロッコリー裏ごし)小さじ1〜2

 

 

 

Day19(10倍つぶし粥)大さじ1〜2 (ブロッコリー裏ごし)小さじ1〜2

 

 

 

Day20(10倍つぶし粥)大さじ1〜2 (大根裏ごし)小さじ1〜2

 

 

 

Day21(10倍つぶし粥)大さじ1〜2 (大根裏ごし)小さじ1〜2

 

 

 

一人で食べる?みんなで食べる?

 

 

3週目はまだ1回食で、午前中の授乳の1回を離乳食に置き換えます。ママと2人きりの離乳食が多いかな。ご兄弟がいる方は朝は本当にバタバタ大変ですよね。ママは離乳食や朝食の準備をしながら立ったまま食べる方も多いのでは?どうしても離乳食時間は赤ちゃんだけが食べていることが多いかと思います。

 

離乳食始まって3週目ってそろそろ慣れ始める時期なのに、赤ちゃんが離乳食で口が開かない、なんかうまく進めてないって事があるかも知れません。そんなときは何か環境にも原因があるかも!?と、ちょっと離乳食を与える環境を思い浮かべてみてください。

 

赤ちゃん

 

実はね、我が家の例ですが。娘が離乳食始めたばかりの頃、全然口が開かないし、離乳食が思う様に進めなかった時期があったんです。当時私は長男と一緒に先に朝食を済ませていたので、娘は一人で離乳食を食べるって環境だったんですが。日曜日の朝、パパもいて家族みんなが揃って朝食できるタイミングで離乳食も用意して全員揃って朝食を食べたんです。そうしたら……今まで全然開かなかった口をパクパクさせて離乳食を欲しがりました。「娘もみんなと一緒に食べたいんだ!」とその時気が付いたんです。
そうですよね。一人だけで食べるごはんと誰かと一緒に食べるごはん。大人でも全然美味しさ違いますもんね!

 

その他環境に関しては、離乳食に集中できないかも知れない環境例として、「TVがつけっぱなしになっていないか」「気になるおもちゃが出しっぱなしになってないか」そんな点も少し見直してみてくださいね。

 

赤ちゃんってささいな事でも、気分がよくなったり、悪くなったりするんですよ。離乳食を食べないとかうまく進まない場合は、その食材が嫌いとか、形状が苦手とか。食べ物の理由だけではなく、食べるタイミングの時、なんかさみしいのかも?なんか甘えたいのかも?赤ちゃんの心はどんな気持ちかな?ちょっと考えてみてあげるといいのかも知れませんね。私は息子との朝食じかんに、娘の離乳食も一緒にやってあげるようにしました。もちろん、時間がない時はできないときもありますが。2回食になれば食事回数が増えるので、1日のどこかでは誰かが食べるタイミングで離乳食を与えてあげるようしてあげるといいですね。3回食が落ち着く頃には、大人が食べるタイミングで一緒に食べる様になってきます。

 

神田 ひかり
さかな屋の嫁 / 離乳食インストラクタ―

愛知県西尾市在住 2児の母。19歳で調理師免許取得所得後、8年間名古屋国際ホテル他レストランキッチンにて修業後、さかな屋の旦那と出会い結婚。長男が離乳食を食べてくれず悩んだ事をきっかけに、離乳食インストラクター資格を取得し離乳食講座を定期的に開催中(累積受講者数500名以上)。おさかな離乳食セット「ととBaby」開発や離乳食インストラクター協会やクックパッド、自身のブログでおさかな離乳食記事執筆やレシピ提供、魚のさばき方、包丁の研ぎ方講座を定期的に開催するなど、魚食普及、魚離れに歯止めをかけるべく活動中!

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