赤ちゃんが笑顔になる!離乳食インストラクターが作る「おいしい離乳食日記④」

2018.11.28
離乳食

離乳食インストラクター神田ひかりです。離乳食インストラクターとして安心で安全な最新の情報と共に、赤ちゃんが笑顔になる「おいしい離乳食メニュー」を日記形式でお届けします!

 

「離乳食ってまずいんでしょ?」「大人が食べるものじゃない」って思っていませんか?いえいえ、離乳食はおいしいんですよ。調味料や油をいっぱい使って味付けしなくたって、大人が食べてもほっこりするような「おいしい離乳食」が作れますよ!この離乳食日記では和のお出汁を使って素材の味を生かしたおいしい離乳食献立と共に、食材の下処理方法、便利な道具や食べさせ方のコツなどの情報も一緒に綴っていきます。

 

これからママになる方、離乳食を始める方、すでに始めている方、離乳食ママを応援したいパパ、昔のことで忘れちゃった方、お孫さんにために今の時代の離乳食を知りたいおじいちゃんおばあちゃん。

 

「人生80年の食基盤」となるのが離乳食です。大切なあなたの赤ちゃんの離乳食にお役に立てれば幸いです。また、赤ちゃんの為だけでなく濃い味付けに慣れてしまった大人の方にも。家族みんなの食生活をみつめ直すきっかけになるといいなぁと願っています。

 

 

 

離乳食初期「Day22〜Day30」
 ー5、6ケ月頃(ゴックン期)ー


Day22〜Day30、離乳食第4週目です。午前中の授乳の1回を離乳食におきかえる。
必要であればその後授乳する。

 

 

Day22〜Day30の目標


炭水化物(10倍つぶし粥)➕ビタミンミネラル(お野菜)

①10倍粥は裏ごしたり、すりつぶしたりして、ヨーグルト状にする。
②お野菜(ビタミンミネラル源)は繊維の少ないかぼちゃなどを選ぶ。
③完食できなくてもいい。お粥、お野菜、スプーンの感触に慣れる事が目的。
④ママが抱っこしてお顔の正面からスプーンがくるように意識する。

 

 

与える量の目安と種類

 

赤ちゃんの体調や食べ具合を見ながら徐々に量を増やしていきます。離乳食4週目は1日1回食で炭水化物「10倍つぶし粥」、ビタミンミネラル「お野菜」を与える。タンパク質「豆腐」は離乳食スタートして1ケ月経ってからスタートしていきます。ですから4週目はお粥、野菜のみです。初めての野菜は連続2日間与えてみて身体や体調の異変がなければ新しい野菜に切り替えました。

 

※炭水化物(例)
10倍つぶし粥の他に
さつまいもやじゃがいもなど

 

※ビタミンミネラル(例)
人参、大根、玉ねぎ
かぼちゃ、ほうれん草、小松菜
キャベツ、白菜、小松菜
トマトなど

 

 

 

一般社団法人離乳食インストラクター協会2級講座資料より抜粋

 

 

食材の下処理例

 

初期形状:ヨーグルト状
ー必要ならば白湯でのばすー

 

小松菜

 

小松菜
茎を切って、葉の筋も取る
くたくたになるまで茹でて
裏ごしする


※ほうれん草ほどあくが少ないのであく抜き(下茹で)は必要ない

 

キャベツ

 

キャベツ
芯の部分をはずして茹でるか蒸す
裏ごしする

 

なす


なす
1〜2cmにスライスして
あく抜きのため水に5分ほどさらす
皮付きのままゆでる
皮をむいて裏ごしする


※皮の部分に栄養がいっぱいあるので皮のまま茹でて栄養を少しでも逃さない

 

さつまいも


さつまいも
1cmほどの厚さにスライスして
あく抜き変色防止のため水に5分ほどさらす
茹でるか蒸す
皮をむいて裏ごしする

 

じゃがいも


じゃがいも
皮をむいて乱切りにし
あく抜きのため水に5分ほどさらす
茹でるか蒸す
裏ごしする

 

 

 

離乳食初期「Day22〜Day30」

 

Day22 (10倍つぶし粥)大さじ1〜2(野菜)小松菜小さじ2〜3

 

Day23(10倍つぶし粥)大さじ1〜2(野菜)小松菜小さじ2〜3

 

Day24(10倍つぶし粥)大さじ1〜2(野菜)春きゃべつ小さじ2〜3

 

Day25(10倍つぶし粥)大さじ1〜2(野菜)春きゃべつ小さじ2〜3

 


Day26(10倍つぶし粥)大さじ1〜2(野菜)なす小さじ2〜3

 


Day27(10倍つぶし粥)大さじ1〜2(野菜)なす小さじ2〜3

 


Day28(さつまいも)小さじ1(野菜)大根小さじ2〜3
※初めてお粥以外の炭水化物野菜は食べたことがあるもので

 


Day29(さつまいも)大さじ1〜2(野菜)にんじん小さじ2〜3
※初めてお粥以外の炭水化物野菜は食べたことがあるもので。

 


Day30(じゃがいも)小さじ1(野菜)にんじん小さじ2〜3
※初めてお粥以外の炭水化物野菜は食べたことがあるもので。

 

 

 

赤ちゃんって水分補給は必要なの?

 

 

基本的に離乳食初期の赤ちゃんの水分補給は母乳やミルクなどの乳汁栄養で十分だと言われています。赤ちゃんは体内の水分量が大人よりも多く必要であり、代謝もいいので夏場などは汗を大量にかいたり、おしっこが増えたりします。また外出先ですぐに授乳ができない場合などもありますよね?そんな時母乳やミルクなどの乳汁栄養以外でも水分を補うことができます。


ただし、あくまで母乳や乳汁栄養を補うものとして考えます。一気に飲ませすぎて、離乳食を食べてくれなくなったり母乳やミルクなどの乳汁栄養を飲まなくなってしまうのは本末転倒ですもんね。飲ませるものは薄めにつくった麦茶か湯冷ましです。最初は少量から始めていきます。

 

 

ストロー飲みのメリット

 

 

では、水分補給をさせたい!って思ったらどうやって与えますか?今まではママのおっぱいや哺乳瓶の乳首から直接ゴクゴクしていた赤ちゃんは、最初から大人と同じようにコップやストローで上手に飲む事ができません。

 

一番はじめは「スプーン」から与えてみるといいかも知れませんね。コップやストローは「すする」や「かたむける」動作が必要です。まずは慣れはじめた離乳食用スプーンなどで麦茶や湯冷ましを与えて、スプーンからの水分を抵抗なく飲めるようになってからコップやストローなどを使用するとスムーズに水分補給ができるようになるのかなぁと思います。もちろん最初から上手にコップやストローで飲める子もいますので、必ずスプーンから始めなければいけない訳ではありませんが、水分補給でつまづいた時は「スプーンで与える」という選択肢を知っておくといいですよ。

 

「ストローができたらコップの練習」という順番で行く子もいれば、「ストローが苦手でコップ飲みの方が先に出来た!」っていう子もいますので、様子をみながら赤ちゃんに合わせて練習をするといいと思います。

 

私個人的にはストローが使えるようになるといい事がいっぱいだなぁと思ったので息子にも娘にも練習させました。ママが「ストロー使えるといいなぁ」と思ったら始めてみるといいのかもしれませんね!
ストローが使えるようになると、まだ上手にコップを使えない低月齢でも

 

✔水分補給が手軽にできるようになります
✔外出先で便利です(持ち運んでもぬれない、もれない)
✔口の発達を促すとも言われています


(離乳食インストラクター協会2級資料より抜粋)


というメリットがあると言われています。
もしストローを使い始めるならば、上手にゴックンができるようになる7ケ月頃からです。
ストローとマグカップの間のような「スパウト」というものもありますので、赤ちゃんの発達に合せてママが上手に選んであげてくださいね!ちなみに私の息子&娘はスパウトはあまり好きじゃなかったようで、ほとんど使用しませんでした。

 

 

赤ちゃんはみんな発達状況が違いますし、好き嫌いの感覚もそれぞれです。離乳食をスタートして1ヶ月。最初の2〜3週間は必死な毎日で悩む隙がないですが、1ケ月経って振り返ったら「全然うまくいってないじゃーん」ってママが初めて落ち込む時期でもあります。離乳食ははじまったばかり!毎日が初めての事ばかりの赤ちゃんとママだもの、教科書通りには進まなくて当然です。食事はこれからずっと、毎日欠かす事のない大切な時間です。離乳食の時間そのものが嫌な時間にならないようにそこそこ力を抜いて、3歩進んで2歩下がって。1歩づつ前に進めていきましょうね!

 

神田 ひかり
さかな屋の嫁 / 離乳食インストラクタ―

愛知県西尾市在住 2児の母。19歳で調理師免許取得所得後、8年間名古屋国際ホテル他レストランキッチンにて修業後、さかな屋の旦那と出会い結婚。長男が離乳食を食べてくれず悩んだ事をきっかけに、離乳食インストラクター資格を取得し離乳食講座を定期的に開催中(累積受講者数500名以上)。おさかな離乳食セット「ととBaby」開発や離乳食インストラクター協会やクックパッド、自身のブログでおさかな離乳食記事執筆やレシピ提供、魚のさばき方、包丁の研ぎ方講座を定期的に開催するなど、魚食普及、魚離れに歯止めをかけるべく活動中!

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