赤ちゃんが笑顔になる!離乳食インストラクターがつくる「おいしい離乳食日記⑥」ー初めての果物ー

2019.2.19

離乳食インストラクター神田ひかりです。離乳食インストラクターとして安心で安全な最新の情報と共に、赤ちゃんが笑顔になる「おいしい離乳食メニュー」を日記形式でお届けします!

 

「離乳食ってまずいんでしょ?」「大人が食べるものじゃない」って思っていませんか?いえいえ、離乳食はおいしいんですよ。調味料や油をいっぱい使って味付けしなくたって、大人が食べてもほっこりするような「おいしい離乳食」が作れますよ!この離乳食日記では和のおだしを使って素材の味を生かしたおいしい離乳食献立と共に、食材の下処理方法、便利な道具や食べさせ方のコツなどの情報も一緒に綴っていきます。

 

これからママになる方、離乳食を始める方、すでに始めている方、離乳食ママを応援したいパパ、昔のことで忘れちゃった方、お孫さんにために今の離乳食を知りたいおじいちゃんおばあちゃん。

 

「人生80年の食基盤」となるのが離乳食です。
大切なあなたの赤ちゃんの離乳食にお役に立てれば幸いです。また、赤ちゃんの為だけでなく濃い味付けに慣れてしまった大人の方にも。家族みんなの食生活をみつめ直すきっかけになるといいなぁと願っています。

 

 

 

離乳食初期「Day38〜Day44」
 ー5、6ケ月頃(ゴックン期)ー


Day38〜Day44、離乳食開始して2ヶ月目、初期後半です。1日1〜2回離乳食を与える。必要であればその後授乳する。

 

 

Day38〜Day44の目標

 

炭水化物(10倍つぶし粥)+ビタミンミネラル(お野菜)+タンパク質(豆腐)

 

①タンパク質(豆腐)に慣れる時期、果物も与えてみましょう。
②10倍つぶし粥から徐々に10倍粥へ移行する。
③お野菜(ビタミンミネラル源)は繊維の少ないかぼちゃなどを選ぶ。
④完食できなくてもいい。お粥、お野菜、スプーンの感触に慣れる事が目的。
⑤ママが抱っこしてお顔の正面からスプーンがくるように意識する。

 

 

与える量の目安と種類

 

赤ちゃんの体調や食べ具合を見ながら徐々に量を増やしていきます。離乳食開始して2ケ月目に入ったこの時期は、1日1〜2回食で炭水化物「10倍つぶし粥」、ビタミンミネラル「お野菜」、タンパク質「豆腐」を与えます。初めての食材は連続2日間与えてみて、身体や体調の異変がなければ新しい野菜に切り替えました。

 


離乳食1食あたりの目安量

 


離乳食初期後半の食材例

 

 

一般社団法人離乳食インストラクター協会2級講座資料より抜粋

 

 

食材の下処理例

 

初期形状:ヨーグルト状
ー必要ならば白湯でのばすー

 

りんご

 

 

リンゴ
皮をむく、すり下ろす。初めての場合は、ガーゼで果肉を絞ってでた果汁を白湯で薄めて与えてもOK。白湯で薄める目安は2倍以上で、初めての場合は1さじ与える。果汁に慣れてきたらすり下ろしたリンゴを鍋で加熱して与えてもいいですね!

 

 

 

バナナ
輪切りにして
果肉と同量の水で煮てから裏ごし

 

 


イチゴ
裏ごしして種を取り除き、果汁を過熱または白湯で薄める。

 

 

 

離乳食初期「Day38〜Day44」

 

Day38 ママが体調を崩し、10倍つぶし粥のみ

 


Day39 10倍つぶし粥、白菜・絹豆腐

 

Day40 10倍粥、初めてのりんご、絹豆腐・小松菜

 


Day41 10倍粥・キャベツ、絹豆腐・トマト、初めてのバナナ

 


Day42 10倍粥、絹豆腐・バナナ、カブと人参の昆布だし煮

 


Day43 10倍粥・大根、初めてのいちご、かぼちゃ

 

Day44 10倍粥・にんじん、絹豆腐・ほうれん草のいちごかけ、トマト大根

 

 

 

初めての果物


果物は離乳食初期から与えられます。初期にオススメの果物は、リンゴ、バナナ、イチゴ、ミカン、スイカなどです。

 

果物は食後の楽しみになったりおやつになったり。子どもにとっても大人にとっても特別な気持ちにさせてくれる物ではありませんか?できるだけ色々な果物を食べられるようになれるといいですよね!

 

果物はビタミンミネラル、食物繊維などの栄養豊富ですばらしい酵素も含まれています。大人は生で食べる事がほとんどですよね!しかし離乳食と言えば「加熱」が鉄則ですが


Q:果物は生のまま与えていいのでしょうか?

 

A:結論から言いますと
果物は生のまま与えてOKです!


ただし与える時は注意して下さいね!

 

✔️初めての時はスプーン1さじ
発熱、口や顔が赤くなる、体調が悪るくなるなどないか食後の変化をチェックしてくだいね!アレルギー20品目となっているオレンジ、キウイフルーツ、バナナ、モモ、リンゴ。マンゴーやパパイヤなどのトロピカルフルーツなどもアレルギーを引き起こす可能性が高いので注意してくだいね。


✔️皮や種を取り除く
大人はそのまま食べられるものでも、内蔵機能が未発達な赤ちゃんには消化の際負担をかけてしまいます。イチゴやキウイフルーツの種、リンゴの皮、みかんの薄皮など取り除いてから与えて下さいね。


✔️心配なら加熱もしくは薄める
果汁や果肉そのままは赤ちゃんに刺激が強いこともあります。
初めて与える時は、白湯で倍程に薄めてあげるといいかもしれません。または加熱する。加熱する事でアレルギーの原因となる酵素を不活性化させる事ができます。加熱する際は、果汁果肉と同量以上の水を鍋に入れて弱火でコトコト2、3分ほど煮てあげるといいでしょう。バナナなど加熱する事で甘味が増すモノもありますよ。

 

 

 

ママが体調不良の時の離乳食

 

赤ちゃんが体調が悪い時や、病み上がりの場合は無理せずに離乳食を中止したりお粥などの消化のいいものだけにしたりして下さいね!

 

また、産後まもない時期で免疫力の低下している上に夜中の授乳で寝不足なママ。体調を崩しがちです。そんな時も無理しずに!あくまで離乳食期は食べるための練習期間。特に初期はまだまだ母乳やミルクなどの乳汁栄養がほとんど赤ちゃんの成長を担っています。

 

ですから!無理しない!

 

私自身も体調を崩した時、離乳食を中止しようか迷いましたが息子&主人用のお米だけは炊けたので炊飯器で一緒に10倍粥をつくりました。


炊飯器で炊くお粥の作り方動画はこちら
↑なんと3万回もご視聴頂いた動画です!

 

 

鍋で作る時よりも水分は多めですが便利ですよ!

 

ママが体調を崩した時は本当にいさぎよく「無理しない!」を頭に浮かべて下さい。ママは頑張り屋さん。だけどね、ママがしんどい時に、しんどい顔して離乳食を作ったり与えたり。赤ちゃんにもそれは伝わってしまいます。そういう時に限って苦労してせっかく作っても食べないって事があります。私の場合おかゆだけ与える事ができましたが、作るだけでもしんどいのに食べさせるのもまた一苦労です。ベビーフードを活用したり、中止したり。上手に力を抜いて下さいね!

 

神田 ひかり
さかな屋の嫁 / 離乳食インストラクタ―

愛知県西尾市在住 2児の母。19歳で調理師免許取得所得後、8年間名古屋国際ホテル他レストランキッチンにて修業後、さかな屋の旦那と出会い結婚。長男が離乳食を食べてくれず悩んだ事をきっかけに、離乳食インストラクター資格を取得し離乳食講座を定期的に開催中(累積受講者数500名以上)。おさかな離乳食セット「ととBaby」開発や離乳食インストラクター協会やクックパッド、自身のブログでおさかな離乳食記事執筆やレシピ提供、魚のさばき方、包丁の研ぎ方講座を定期的に開催するなど、魚食普及、魚離れに歯止めをかけるべく活動中!

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