赤ちゃんが笑顔になる!離乳食インストラクターが作る「おいしい離乳食日記⑧」 ー中期への移行期・体調が悪い時の離乳食ー

2019.4.3
神田光さん

離乳食インストラクター神田ひかりです。離乳食インストラクターとして安心で安全な最新の情報とともに、赤ちゃんが笑顔になる「おいしい離乳食メニュー」を日記形式でお届けします!


「離乳食ってまずいんでしょ?」「大人が食べるものじゃない」って思っていませんか?いえいえ、離乳食はおいしいんですよ。調味料や油をいっぱい使って味付けしなくたって、大人が食べてもほっこりするような「おいしい離乳食」が作れますよ!

 

この離乳食日記では和のおだしを使って素材の味を生かしたおいしい離乳食献立と共に、食材の下処理方法、便利な道具や食べさせ方のコツなどの情報も一緒に綴っていきます。

 

離乳食初期「Day52〜Day60」
 −5、6ヵ月頃(ゴックン期)−

 


Day51〜Day60、離乳食開始して2ケ月目、初期後半です。1日1〜2回離乳食を与える。必要であればその後授乳する。

 

 

Day52〜Day60の目標

 

炭水化物(10倍つぶし粥)➕ビタミンミネラル(お野菜)➕タンパク質(豆腐)(白身魚orしらす)

①白身魚に慣れたらしらすにもチャレンジ!
②9倍粥から8倍粥へ徐々に移行する。
③2回食に慣れる時期
④ママが抱っこしてお顔の正面からスプーンがくるような与え方を意識する。

 

 

与える量の目安と種類

 

 

赤ちゃんの体調や食べ具合を見ながら徐々に量を増やしていきます。離乳食開始して2ケ月目に入ったこの時期は、1日1〜2回食で炭水化物「9倍、8倍粥」、ビタミンミネラル「お野菜」、タンパク質「豆腐」を与え慣れたら「白身魚」や「しらす」を与えます。


(離乳食1食あたりの目安量)

一般社団法人離乳食インストラクター協会2級講座資料より抜粋



Day52  (豆腐の9倍粥)(じゃがいも、冬瓜、ミニトマト)

 

離乳食

 

 

Day53 (小松菜の9倍粥)(さつまいも)(カリフラワー、人参スープ)

 

離乳食

 

 

Day54 (ブロッコリーの9倍粥)(しらすトマト)

 

離乳食

 

 

Day55 (白身魚ほうれん草の9倍粥)(なすの昆布だし煮)

 

離乳食

 

Day56 娘発熱のため、離乳食中止

 

離乳食

 

 

Day57 娘病み上がりのため(お粥少量)で再開

 

離乳食

 

 

Day58 (キャベツの8倍粥)(カリフラワーと玉ねぎのだし煮)(オレンジ果汁加熱済み)

 

離乳食インストラクター離乳食

 

 

Day59 (しらすと人参の8倍粥)(大根とキャベツの昆布だし煮)(バナナすりつぶし加熱済み)

 

離乳食インストラクター

 

 

Day60 (8倍粥人参のせ)(しらすのりんご煮)

 

離乳食インストラクター

 

 

移行期とは

 

離乳食

 

 


次にステップアップする少し前の時期のことを言います。この「移行期」を意識してあげることでステップアップしやすくなるかと思います。

 

例えば初期から中期に移行する場合


(初期)裏ごし→(中期)みじん切り
(初期)10倍粥→(中期)7倍粥


が一般的に言われている形状ですが、(裏ごし)からいきなり(みじん切り)だと赤ちゃんびっくり!まだそのステップアップについていけず食べない、食べてもベーッと吐き出す。などが起きる場合があります。

 

 

移行期をはさむと

裏ごし→(裏ごし+みじん切り)→みじん切り
裏ごし→(すりつぶし)→みじん切り
10倍粥→(9倍粥→8倍粥)→7倍粥


↑このように(移行期)をはさんであげることで、一気にステップアップすることで起こるトラブルも起きにくくなると考えます。

 

移行期(ステップアップ)の方法と注意点

 

1:少しづつ形やかたさを変える
2:軟らかい食材から大きさを変える
3:全ての食材をステップアップさせない
4:月齢はあくまで目安なのであまり神経質にならない
5:食べなくなったら一段階戻ることも大切です!


一般社団法人離乳食インストラクター協会2級テキスト参照

 

体調が悪いときの離乳食

 

Q:離乳食初期赤ちゃんが体調崩した場合の離乳食はどうしたらいいでしょうか?

A:無理しないでいさぎよく中止します。

 

離乳食

 

この時期の赤ちゃんは母乳やミルクの生活に戻してあげて大丈夫です。


体調が治ったら離乳食を再開します。


再開する際は
・粥などの消化にいいものを
・中止する前の半分以下の量で


再開します。場合によっては形状も段階を戻してあげる必要があるかもしれません。
とにかくいきなりフル再開しないことです。

 

はじめて離乳食をスタートさせた時をイメージして、お粥→野菜で様子をみて
体調が回復したら豆腐や魚などをはじめます。

 

離乳食初期が終わろうしています。中期へステップアップしたら急に食べなくなった!なんてお悩みは本当に多いです。その対策として「移行期」をはさんであげる事をおすすめします。細くてめんどくさい!って思うかも知れませんが、ゆるーり、赤ちゃんがステップアップした事に気がつかないぐらいで進んであげる事で結果的にママの悩みを事前に防げるかもしれませんよ!ぜひ試してみてくださいね!

 

神田 ひかり
さかな屋の嫁 / 離乳食インストラクタ―

愛知県西尾市在住 2児の母。19歳で調理師免許取得所得後、8年間名古屋国際ホテル他レストランキッチンにて修業後、さかな屋の旦那と出会い結婚。長男が離乳食を食べてくれず悩んだ事をきっかけに、離乳食インストラクター資格を取得し離乳食講座を定期的に開催中(累積受講者数500名以上)。おさかな離乳食セット「ととBaby」開発や離乳食インストラクター協会やクックパッド、自身のブログでおさかな離乳食記事執筆やレシピ提供、魚のさばき方、包丁の研ぎ方講座を定期的に開催するなど、魚食普及、魚離れに歯止めをかけるべく活動中!

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