赤ちゃんが笑顔になる!離乳食インストラクターが作る「おいしい離乳食日記⑧」 中期への移行期・体調が悪い時の離乳食
目次
移行期とは
次にステップアップする少し前の時期のことを言います。この「移行期」を意識してあげることでステップアップしやすくなるかと思います。
例えば初期から中期に移行する場合
(初期)裏ごし→(中期)みじん切り
(初期)10倍粥→(中期)7倍粥
が一般的に言われている形状ですが、(裏ごし)からいきなり(みじん切り)だと赤ちゃんびっくり!まだそのステップアップについていけず食べない、食べてもベーッと吐き出す。などが起きる場合があります。
移行期をはさむと
裏ごし→(裏ごし+みじん切り)→みじん切り
裏ごし→(すりつぶし)→みじん切り
10倍粥→(9倍粥→8倍粥)→7倍粥
↑このように(移行期)をはさんであげることで、一気にステップアップすることで起こるトラブルも起きにくくなると考えます。
移行期(ステップアップ)の方法と注意点
1:少しづつ形やかたさを変える
2:軟らかい食材から大きさを変える
3:全ての食材をステップアップさせない
4:月齢はあくまで目安なのであまり神経質にならない
5:食べなくなったら一段階戻ることも大切です!
一般社団法人離乳食インストラクター協会2級テキスト参照
体調が悪いときの離乳食
Q:離乳食初期赤ちゃんが体調崩した場合の離乳食はどうしたらいいでしょうか?
A:無理しないでいさぎよく中止します。
この時期の赤ちゃんは母乳やミルクの生活に戻してあげて大丈夫です。
体調が治ったら離乳食を再開します。
再開する際は
・粥などの消化にいいものを
・中止する前の半分以下の量で
再開します。場合によっては形状も段階を戻してあげる必要があるかもしれません。
とにかくいきなりフル再開しないことです。
はじめて離乳食をスタートさせた時をイメージして、お粥→野菜で様子をみて
体調が回復したら豆腐や魚などをはじめます。
離乳食初期が終わろうしています。中期へステップアップしたら急に食べなくなった!なんてお悩みは本当に多いです。その対策として「移行期」をはさんであげる事をおすすめします。細くてめんどくさい!って思うかも知れませんが、ゆるーり、赤ちゃんがステップアップした事に気がつかないぐらいで進んであげる事で結果的にママの悩みを事前に防げるかもしれませんよ!ぜひ試してみてくださいね!
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