赤ちゃんが笑顔になる!離乳食インストラクターが作る「おいしい離乳食日記⑨」ーフリージング離乳食と初めての鮭ー

2019.5.9

離乳食インストラクター神田ひかりです。離乳食インストラクターとして安心で安全な最新の情報とともに、赤ちゃんが笑顔になる「おいしい離乳食メニュー」を日記形式でお届けします!

 

「離乳食ってまずいんでしょ?」「大人が食べるものじゃない」って思っていませんか?いえいえ、離乳食はおいしいんですよ。調味料や油をいっぱい使って味付けしなくたって、大人が食べてもほっこりするような「おいしい離乳食」がつくれますよ!

 

この離乳食日記では和のおだしを使って素材の味を生かしたおいしい離乳食献立と共に、食材の下処理方法、便利な道具や食べさせ方のコツなどの情報も一緒に綴っていきます。

 

これからママになる方、離乳食を始める方、すでに始めている方、離乳食ママを応援したいパパ、昔のことで忘れちゃった方、お孫さんにために今の離乳食を知りたいおじいちゃんおばあちゃん。

 

「人生80年の食基盤」となるのが離乳食です。大切なあなたの赤ちゃんの離乳食にお役に立てれば幸いです。また、赤ちゃんの為だけでなく濃い味付けに慣れてしまった大人の方にも。家族みんなの食生活をみつめ直すきっかけになるといいなぁと願っています。

 

 

 

離乳食中期「Day61〜Day67」
 ー7、8ケ月頃(モグモグ期)ー

 

Day61〜Day67、離乳食開始して2ケ月目(離乳食中期)です。1日2回離乳食を与えます。必要であればその後授乳します。

 

 

Day61〜Day67の目標

 

炭水化物(7倍粥)➕ビタミンミネラル(お野菜)➕タンパク質(魚や肉など)
①白身魚・しらすに慣れたら「鮭や赤身魚」「ささみ肉」などにチャレンジ!
②8倍粥から7倍粥へ徐々に移行する。
③2回食に慣れる時期
④椅子に座れる様になるので(背もたれがあり)(足の裏がしっかりつく)椅子を選んであげる。抱っこがいい子は抱っこでもOK。

 

 

与える量の目安と食材例


赤ちゃんの体調や食べ具合を見ながら徐々に量を増やしていきます。

 

 

一般社団法人離乳食インストラクター協会2級講座資料参照

 

 

 

Day61 (白身魚のトマト8倍粥)(白菜のみじん切り)(さつまいものマッシュ)

 

Day62 (しらすの7倍粥)(にんじん大根ジャガイモみじん切り片栗粉とろみ付け)

 

Day63 (トマト7倍粥)(しらす白菜の出汁煮)

 

Day64 (7倍粥)(大根のトロトロしらす乗せ)

 

Day65 (白身魚キャベツの7倍粥)(さつまいもマッシュにんじんみじん切り)ーフリージング離乳食ー

 

Day66 (ブロッコリーの7倍粥)(初めての鮭)(ナス大根昆布出汁煮)

 

Day67 (さつまいも7倍粥)(かぼちゃマッシュほうれん草のみじん切り)(ブロッコリー7倍粥)(ジャガイモマッシュトマト)

 

 

フリージング離乳食

 


娘が生後8ケ月頃(離乳食中期に入った頃)、4歳の長男が風邪が悪化し入院することになりました。まだまだ小さな娘や家族にうつるのも怖いですし早く回復するための入院ということでしたが、大人が付き添っての入院です。要するに付き添うのは母である私です。

 

娘は義両親にお願いし初めて私と離れておねんね。基本は完全母乳ですが、預けるときだけミルクが飲めるように。と産む前から決めていましたので新生児のうちから時々ミルクを与えて慣れさせておいて本当に大正解でした!そして、肝心の離乳食は「フリージング離乳食」となります。できるだけ出来立ての離乳食をとの想いはありますが、こういう時は割り切って私は「フリージング離乳食」を活用します。

 

 

フリージング離乳食とは?

 


離乳食で使う食材をまとめて下処理/加熱し1食分づつ小分けして冷凍しておき、使う時に必要な分だけ解凍/再加熱する事で簡単かつ時短に「手作り離乳食」を作る方法。
毎食の離乳食作りの手間を軽減するために(下処理後→冷凍保管)で常備しておくことです。


「出来立ての離乳食」は一番おいしいもの。ですがその想いが強すぎると自分で自分の首を閉めてしまいます。ママが体調を崩したときや、私の様に突然トラブルが起きた場合は特にです。


やってあげたくてもできない状況、そんな事はいつ起こるか知れない……と想定しながらフリージング離乳食を上手に活用しています。ただし、フリージング離乳食にはいくつか注意する点があります。もし活用される場合はぜひご参考になさってください。

 

 

フリージング離乳食を安全に美味しく食べるポイント!

 

①新鮮な食材を調理する
②よく冷ましてから冷凍庫に入れる
③蓋のある密封容器に平らにして冷凍する
④急速冷凍の機能があれば活用する
⑤解凍時、常温で解凍しない
⑥鍋で再加熱
1週間で使い切る


※一般社団法人離乳食インストラクター協会2級テキスト抜粋


特に冷凍する際「よく冷ましてから」は絶対に守って頂きたいことです!食材を温かいまま密閉すると蒸気がこもって水滴が発生。その水分が腐敗の原因となります!そしてフリージング離乳食だけではありませんが安全に離乳食を進めるためには与える前に必ず大人が味見をすることが大鉄則です!離乳食の形状や固さが赤ちゃんに合っているかだけでなく温めムラがないか、熱すぎないか、冷たすぎないか離乳食が痛んでないか、腐敗などがないかしっかりチェックするためでもあります。


我が家はよく冷ました離乳食食材を製氷器に入れ急速冷凍の機能を活用し凍ったキューピック状のものを取り出して真空パックまたはジップロックで密封し保管します。娘を預け、離乳食をお願いする場合は野菜やお粥などを組み合わせて真空パック包装にして冷凍した状態で渡します。

 

真空パックはご家庭では難しいかもしれませんが。できるだけ空気の触れる部分を少なくすることを意識してくださいね!家庭用の冷凍庫はマイナス18度設定と決められいますが詰めすぎなどの場合はそれよりもきっと温度は高くなっていることでしょう。我々の使用する業務用冷凍に比べ、ご家庭の冷凍環境はよくありません。


冷凍しているから安心!ではなく冷凍庫に入れてからも食材の劣化は進みます。


その認識だけは持っておくといいと思います。だから1週間で使い切る!使い切れる分だけ準備する!のです。サランラップでキュンキュンに隙間なくラップしその上でジップロックなどの密封袋の空気を抜きながら閉じる。これだけでもだいぶ劣化スピードは違うと思います。


赤ちゃんに与える離乳食は特に細心の注意を払って保管してくださいね!

 

 

 

初めての鮭

 


鮭は離乳食中期から使えます。(白身魚、しらすに慣れてから)

 

離乳食で鮭を使う際は「生鮭」を使用します。スーパーでは一年を通して比較的手に入るおさかなかと思いますが「塩鮭」でなく「生鮭」を選んでくださいね!「塩鮭」や「鮭フレーク」などの加工品は塩分が多く内臓機能がまだ未発達な赤ちゃんに負担をかけてしまうからです。

 

 

さけ【鮭】のマメ知識

 

一般的に市場で出回る「生さけ」には、おおきく分けて2つあります。「秋鮭(あきさけ)」と「銀鮭(ぎんざけ)」です。秋鮭は(天然)、銀鮭は(養殖)であることがほとんどです。同じ「生さけ(鮭)」でも、(天然)(養殖)では大きく違います。それは、脂質の量です!

 

可食部100gあたりの脂質の量
秋鮭は(天然) 4.1g
銀鮭は(養殖) 12.8g

(日本食品標準成分表2015より参照)

 

天然で育ったさけ(秋鮭)と豊富なえさで養殖された(銀鮭)では同じ「生さけ」であっても、赤ちゃんにとっての栄養価や負担の大きさは違います。これはたい(鯛)でもおなじことが言えます。大人にとっては美味しい脂でも、内臓機能が未発達な赤ちゃんには消化に負担のかかる脂質の量は気をつけてあげなければいけません。


さけ(鮭)は、大人も大好き。朝食には「焼鮭」を連想するほど私たち日本人にとって身近なお魚です。ちょっとした事でも知識を持って素材選びをするのと、知らずに選んでしまうのとでは、健康・栄養において大きく違いが出てきます。

 

離乳食で鮭を選ぶ際は国産で天然の生鮭がおすすめです!

 

 

 

離乳食インストラクター・さかな屋の嫁が開発した
おさかな離乳食セットととBabyは
「国産」「天然」の生鮭だけ!

 

 

 

 


私自身のこどもにも使用しています。

 

離乳食インストラクターのわたくしが、さかな屋の嫁として


・新鮮なおさかなを厳選
・皮や骨を取り除き
・1食分に計量して
・真空パックした

 

 

おさかな離乳食セット
\ととBabyを開発しました/

 


国産・天然のおさかなのみを使用
添加物一切なし!
安心で安全なおさかなを
簡単に!便利に!
をモットーに開発したものです。

 

ととBabyを使えば簡単でおいしいおさかな離乳食がつくれます!離乳食インストラクターが監修したレシピがついています。

 


↓ととBabyが気になる方はこちらをクリックしてくださいね!↓

 

http://www.kanekakanda.com/totbaby/salmonset.html

 


離乳食中期になるとチャレンジする食材も徐々に増えていきます。初期から中期へステップアップした時期は「急に食べなくなった」なんてお悩みが多い時期です。もしそんな状況になったら、一度ステップアップする前の形状に戻してあげましょうね!


前回の記事「(中期への移行期)」でご紹介した(移行期)を上手に活用し、進んでは戻り、また進んでは戻り、それを繰り返しながら赤ちゃんのペースに合わせて少しづつ進んであげてくださいね!

 

神田 ひかり
さかな屋の嫁 / 離乳食インストラクタ―

愛知県西尾市在住 2児の母。19歳で調理師免許取得所得後、8年間名古屋国際ホテル他レストランキッチンにて修業後、さかな屋の旦那と出会い結婚。長男が離乳食を食べてくれず悩んだ事をきっかけに、離乳食インストラクター資格を取得し離乳食講座を定期的に開催中(累積受講者数500名以上)。おさかな離乳食セット「ととBaby」開発や離乳食インストラクター協会やクックパッド、自身のブログでおさかな離乳食記事執筆やレシピ提供、魚のさばき方、包丁の研ぎ方講座を定期的に開催するなど、魚食普及、魚離れに歯止めをかけるべく活動中!

http://www.kanekakanda.com/
instagram https://www.instagram.com/sakananohikari/