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今回は、「多治見市モザイクタイルミュージアム」に行った際にはぜひ立ち寄って欲しい、おすすめカフェのご紹介です。約15万枚のタイルが使われたカフェ『カフェドソレイユ』。ミュージアムの隣にある笠原中央公民館の中に併設されています。
「多治見市モザイクタイルミュージアム」は、岐阜県多治見市にあるタイルの歴史や作品などの展示をみることができる博物館です。
▼多治見市モザイクタイルミュージアムの記事はこちら
「多治見市モザイクタイルミュージアム」を出て歩いていると、カフェドソレイユの看板が見えてきました。聞くところによれば、ここでもタイルを楽しむことができるとか……。実際に家づくりのヒントが見つかるかもしれないと思い入ってみることにしました。
総タイル貼りの店内
中へ入ると驚きの総タイル貼り。陶器会社が運営しているそうで、六角形をテーマに天井・床や側面・厨房・テーブルなどに、モザイクタイル約15万枚が敷き詰められています。そして「いらっしゃいませ〜」と女性スタッフさんの明るい声が店内に響き渡ります。ポップな店内は、インスタ映えしそうでワクワクしてきました。タイルの使い方がお家づくりにも活かせそうだなと思ったので、少しだけご紹介します。
花の形にあしらわれたタイル
床やテーブルは六角形と丸のタイルで花柄がつくられています。シンプルなタイルも少しの工夫でこんなにも可愛らしく変化します。同じカタチのタイルと絵柄でも、色が違うだけで印象が大きく異なりますね。玄関や水回りなど、ポイントで取り入れてみても◎。
タイルが埋め込まれたテーブル
こちらのテーブルには、六花形と花の形のタイルが埋め込まれていました。木と陶器は相性が抜群。実際のお家の場合は、タイルにすることで、熱い鍋をそのまま載せられたり、水滴が付いた冷たいコップをそのまま置けるなどのメリットもあります。
三角形のタイル
こちらは三角形のタイルを組み合わせた事例です。三角形で六角形をつくって組み合わせています。少し光沢があるタイルなので、お部屋のアクセントになりますよ。アクセントウォールとして、取り入れてみても面白いですよね。
シンプルなモザイクタイルも、組み合わせ次第で色んな表情が楽しめます。実際にタイルを使われている空間を体感することで、よりリアルなイメージを膨らませることはできるので、おすすめです。
さて、カフェと言えば気になるはグルメですよね。ここからは、グルメ情報をご紹介します。
素材にこだわった手作りの焼き菓子
店内には香ばしい香りが立ち込め、カウンターには美味しそうな焼き菓子がずらりと並んでいます。こちらの焼き菓子をつくられているスタッフさんは、NYのアランデュスカでパティシエをされていたそうです。本格的なスイーツがこんなにお手軽に食べれるなんて♪お店の方におすすめをお聞きすると、「チーズケーキ、クロワッサンが人気ですよ」とのこと。

クロワッサン(1個140円)
アーモンドクロワッサン(330円)
素材にもひとつひとつこだわっており、クロワッサンに使用しているバターはAOPと呼ばれるフランス政府公認の高級バターを使用。塩分を抑えることで食材に馴染むように工夫されているそうです。クロワッサンにアーモンドクリームを挟み、表面にもたっぷりアーモンドを載せた「アーモンドクロワッサン」も。こちらは毎日ではなく、シェフの気まぐれで出てくるので、出会えたらラッキー♪

コーヒーと甘納豆のシフォンケーキ(330円)
毎日味が変わるシフォンケーキ。この日は「コーヒーと甘納豆」でした。他には「アッサムミルクティー」「きな粉と小豆」「ほうじ茶」など、さまざまなバリエーションが日替わりで楽しめます。
私たちも早速いただくことにしました。どれも美味しそうでとてもとても悩みましたが、「あんこクロワッサン(280円)」と「アイスコーヒー(400円)」をチョイス。AOPバターを使ったサックサクののクロワッサンに、甘さがちょうど良いあんこがたっぷりはさまれています。疲れも一気に癒されました。
「多治見市モザイクタイルミュージアム」の近くにこんなに素敵な場所があるのは新たな発見でした。是非、ミュージアムの後は立ち寄ってみてくださいね。季節を感じる手づくりデザートや本格的なパンを楽しめるカフェです。