約800社が出展!アジア最大の見本市「インテリア ライフスタイル @ 東京ビックサイト」

2018.6.18
インテリア ライフスタイル

去る2018年5月30日〜6月1日に「インテリア ライフスタイル / Interior Lifestyle Tokyo」が、東京ビックサイトで開催されました。ファッション雑貨やキッチンツール、フード、ハイエンドな家具、デザイン性の高いジュエリーなど、衣食住と日々の生活にまつわるさまざまな製品が集まるアジア最大の国際見本市です。

 

ドイツ・フランクフルトで開催している世界最大級の国際消費財専門見本市〈アンビエンテ〉、 家庭用・業務用テキスタイルの国際見本市〈ハイムテキスタイル〉の2つを母体としています。

 

今年は28カ国・地域から810社(国内:615 社 海外:195社)がデザイン性に優れた製品を発表し、25,302名が来場。会場は最新プロダクトやトレンドを探す来場者で活気に溢れていました。

 

 

アトリウム特別企画「For Here or To Go?」

 

アトリウム特別企画

 

For Here or To Go?


会場に入ったすぐの場所で開催されていたのは、アトリウム特別展。今年のテーマは、海外のファストフード店や、コーヒースタンドでお馴染みのフレーズである「For Here or To Go?」。会場ではもちろん(For Here)、会社へと持ち帰っても(To Go)、出店者の商品導入を検討しやすい環境づくりを実現するという意味が込められています。

 

アトリウム特別企画

 

アトリウム全体のコンセプトメイキングを担当したのは、フリーランスのバイヤーとして店づくりを中心に、日々さまざまな仕事を手がける山田遊氏。自身のバイヤー人生の経験から、見本市はものを見るだけでなく、会話をすることが大事だと考え、入り口付近にはカフェを設置。ブースの奥行きを浅くすることで、会話が生まれやすいレイアウトになっています。


アトリウム特別展示の中から、いくつかピックアップしてご紹介していきます。

 

 

デスク専門ブランド「FIEL」

 

デスク専門ブランド「FIEL」自由度の高いスチールレッグ「Takeshi」。


家具の街・福岡県大川市にある創業80年の家具メーカーMARUSOが、本当に使いたいデスクをつくろうと立ち上げたデスク専門ブランド「FIEL(フィール)」。

 

昨年のインテリアライフスタイルでYoung Design Awardを受賞した西尾健史氏をデザイナーに迎え製品化した「Takeshi」のさまざまな使い方が提案されていました。このスチールレッグは、天板を乗せるとデスクに、重ねるとシェルフに、板を渡せばベンチになるなど、アイディア次第で使い勝手が広がる、余白を残したアイテムです。

 

【FIEL】
http://fiel.jp/
https://www.instagram.com/fiel_official/
https://www.facebook.com/office.fiel/

 

 

坂本龍一が代表を務める森林保全団体「more trees」

 

坂本龍一が代表を務める森林保全団体「more trees」


more trees(モア・トゥリーズ)は、音楽家・坂本龍一が代表を務める森林保全団体です。森と人がずっとともに生きる社会を目指し、「都市と森をつなぐ」をキーワードに国内外でさまざまな森づくりの取り組みを行っています。

 

今回の展示会では、more trees設立10周年を記念し、世界的プロダクトデザイナーであるジャスパー・モリソン氏と熊野亘氏がデザインを手掛けた特別プロダクト『スツール』が紹介されていました。ノックダウン式になっているため、スツールとしての機能にとどまらず、サイドテーブルやシェルフなど、さまざまなシーンでの利用が可能です。

 

【more trees】
https://www.more-trees.org/
▼オンラインショップはこちら
https://more-trees-design-jp.stores.jp/

 

 

硬質フェルトとヒノキのコラボーション「ヒノキカグ x feelt 」

 

ヒノキカグ x feelt


高知県の四万十ヒノキでつくられた家具「ヒノキカグ」と、硬質フェルトを使用したプロダクトレーベル「feelt」と、のコラボレーションアイテム。

 

四万十ヒノキの特徴は、ほんのりと桜色に染まった色合いと爽やかな香りです。無垢材だけでなく、従来なら捨てていた材同士をつなげあわせることで価値のある材に再生する「集成材」を用いています。

 

硬質フェルトは、フェルトそのままの素材感を保ちつつ、触ると木のように硬いとてもユニークな素材。 芯材がないのでぶつかっても安全で、ひきずっても床に傷がつきにくいのが特徴です。どちらも地球環境を考慮したリサイクルに貢献する素材を使用したアイテムです。

 

【ヒノキカグ】
http://hinokikagu.com/

【feelt】
http://www.feelt.jp/j_products.html

 

 

デンマークのインテリアプロダクト「HAY」

 

HAY


「HAY(ヘイ)」は、Rolf Hay(ロルフ・ヘイ)氏と、アパレルグループの「Bestseller(ベストセラー)」によって2002年に設立され、2003年のケルンフェアでデビューしたデンマークのインテリアプロダクトブランドです。

 

1950〜60年代のデンマーク家具やモダンデザインを意識しながらも、北欧家具の枠に止まることはありません。第一線で活躍するデザイナーや若手デザイナーとのコラボレーションにも積極的に取り組み、新たなデザインを生み出し続けています。

 

【HAY】
https://hay.dk/pt

 

 

日本のモノづくりを発信「KORI-SHOW PROJECT」

 

KORI-SHOW PROJECT

 

日本の伝統技術や文化をベースに、新しいインテリアアイテムや雑貨などを世界に向けて発信するプロジェクト「KORI-SHOW PROJECT」。今回は、創業明治35年の岐阜県の畳メーカー「国枝」が紹介されていました。

 

日本にはなくてはならない伝統的な床材である畳。「国枝」では高い加工技術を活かし、クッションはもちろん、ソファやチェアなど、家具を自在に畳でくるむことができます。このソファも市販のソファに畳を貼り付けてあります。

 

【株式会社国枝】
http://www.kunieda-tatami.co.jp/

 


アトリウム特別企画では、その他にもファッション・フード・ステーショナリーなど、さまざまなライフスタイルを彩るデザインプロダクトが、会場内の各ゾーンでお披露目されていました。

 

インテリア ライフスタイル

 

インテリア ライフスタイル

 

 

 

インテリア・家具の最新トレンドが大集結

 

 

 


会場内は、12のゾーンで構成されています。


NORDIC LIFESTYLE :世界中に大人気の北欧デザインゾーン

GLOBAL:海外パビリオンや世界中の多彩なデザイン商材が集結

NEXT / TALENTS :次世代のデザインが発表される

JEWELRY:選りすぐりのジュエリーブランド

JAPAN STYLE :日本の伝統を活かしたモダンデザインなプロダクト

EVERYDAY / KITCHEN LIFE :キッチンに取り揃えたくなるツールや日用品が集結

FOODIST :ギフトにもディスプレイにも優れた食材が出展

ACCENT:日常に楽しさをもたらすデザインプロダクト

MOVEMENT:最新デザインブランド、インテリアブランド

HOME:家具、寝具、照明、ガーデンファニチャーなど

 


その中でも、「これは暮らしに取り入れやすそう!」というブースを、いくつかピックアップしてご紹介していきます。

 

 

50年間愛され続けている名作椅子「Innovator」

 

Innovator

 

1969 年、スウェーデンの若きデザイナーが家具フェアに出品した「stuns」(スタンス)という1 脚のチェアからスタートした家具ブランド「Innovator(イノベーター)」。シンプルで合理的、かつ遊び心があるデザインが特徴です。

 

今回展示されていたのは、innovatorの代表的チェア「103チェア」。愛称は「船長:キャプテン」。ファブリック使いやスチールパイプは、ヨットをイメージしてしてデザインされています。船長の着るピーコートのレザーボタンを意識した小さなヌメ革のボタンがアクセントに使われています。

 

Innovator
フレームは3色、ファブリックは10色展開で、自在に組み合わせてカスタムオーダーすることができます。

 

103チェア
今回は特別に、38年前に購入され現在も使用しているという103チェアが展示されていました。innovatorは長年使えるよう、張地やウレタンの交換、パーツの購入も可能となっています。

 

【Innovator】
https://innovator.gr.jp/shopping.php?id=Top

 

 

船舶家具の技術を使った強固な家具「AJIM」

 

AJIM

 

長崎で船舶用の家具を製作している家具メーカーがスタートさせたブランド「AJIM(アジム)」。経験豊かな職人の技術による細部まで行き届いた仕上げと、木の温もりや心地よさを活かしたデザインが特徴です。イカダや水面の揺らぎなど、船や海をイメージしたデザインが多く取り入れられています。

 

ブランド名である「AJIM」は、九州地方を本拠とする海や水をつかさどる古代豪族・海人族(アジム)の古語です。

 

AJIMの家具国産材のクリやセンダンが使われています。

 

AJIMの椅子
実際に船にも使用するという取手のパーツ。

 

【AJIM】
http://www.ajim.jp/
▼パートナーショップはこちらから
http://www.ajim.jp/shop/

 

 

自由にカスタマイズできる突っ張り棒「DRAW A LINE」

 

DRAW A LINE

 

DRAW A LINE(ドローアライン)は、突っ張り棒のトップシェアメーカーである平安伸銅工業とクリエイティブユニットTENTのコラボレーションブランドです。これまでは、単に「アイデアグッズ」として扱われがちだった突っ張り棒を、暮らしを豊かにする「一本の線」として再定義し、そこからはじまる新しいライフスタイルを提案しています。

 

場所や使い方に合わせて、お好みのパーツと組み合わせて自由にカスタマイズできます。

 

DRAW A LINEDRAW A LINEのテンションロッドやそれぞれのオプションパーツは、ブラックの特殊な粉体塗装と真鍮のアクセントで統一感のある仕上げになっています。

 

DRAW A LINE
シェルフやテーブル、ランプ、ハンガー、マグネットなど、複数のアクセサリーを別々で購入し組み合わせます。「灯りぼっこ」など使い方に合わせたネーミングがユニークです。

 

【DRAW A LINE】
▼オンラインショップはこちら
http://www.heianshindo.co.jp/draw_a_line/

instagram:http://www.heianshindo.co.jp/draw_a_line/

 

 

長く使えるシンプルな旭川家具「cosine」

 

旭川家具「cosine」

 

北海道旭川市にある家具メーカー「cosine(コサイン)」。1988年に4名のクラフトマンが集まって設立された会社です。「家具をつくるときにでる木の切れ端を生かすことはできないだろうか」という発想からスタートし、木の切れ端や鋸(のこぎり)くずまでも無駄にしない丁寧な家具づくりが特徴です。

 

旭川家具「cosine」仕上げ工程は、cosineの真骨頂。滑らかな手触り、つなぎ目の奇麗さは、職人技です。

 

旭川家具「cosine」
cosineが使用する材種は、家具や道具に適した広葉樹である、メープル・ウォルナット・ナラ・サクラの4種類。

 

【cosine】
http://www.cosine.com/index.html
▼オンラインショップはこちら
http://store.cosine.com/

instagram:https://www.instagram.com/cosine_from_asahikawa/

 

 

暮らしを心地よく変えてくれるモノ「SEMPRE」

 

 

SEMPRE(センプレ)

 

インテリアをトータルに提案してくれるセレクトショップ「SEMPRE(センプレ)」。センプレとは、イタリア語で「日常性」を意味します。年月を重ねるごとにモノが暮らしに寄り添い、なじみ、本当に自分らしい心地よさができ上がってゆく。そんな暮らしを提案してくれます。

 

家具からデザイン家電まで幅広く問い合うかうセンプレの中でも、今回展示されていた2つのアイテムをご紹介します。

 

SEMPRE(センプレ)ライフスタイルに応じて変化する収納システム「string」。誕生から65年経った今でも製造され続けている、時代に左右されない可変性のある家具です。

 

SEMPRE(センプレ)
形状記憶型の家具クッション「vetsak」。中身はビーズではなく粉砕されたウレタンなので弾力があり、柔らかく包み込まれる座り心地です。

 

【SEMPRE】
https://www.sempre.jp/

 

 

マスキングテープで簡単DIY!「mt CASA」

 

mt CASA

 

家具だけでなく、DIYにおすすめなアイテムも見つめました。

 

「mt CASA」は、壁・窓・家具など、どこでも気軽に貼ってはがせるインテリア用マスキングテープ。貼ってはがせる糊付きなので、賃貸などの壁でも安心してDIYが楽しめます。家具に貼ってリメイクすることも◎。

 

日差しを和らげる窓ガラス用テープ、強度のあるラミネート加工された床タイプなど種類も豊富なので、貼る場所や用途で自由に選ぶことができます。

 

mt CASA厚みがありシワになりにくい「Fleece」なら壁や家具などの広い面も一人で貼ることができます。

 

mt CASA季節やイベントに合わせて、張り替えるのも楽しいですよ。子供部屋もお子さんの成長に合わせて柄やカラーを変更するのもおすすめ!

 

mt CASA弱粘着仕様なので賃貸のお部屋もイメージチェンジ可能。

 

【mt CASA】
http://www.masking-tape.jp/lineup/special/casa/

▼オンラインショップはこちら
https://shop.masking-tape.jp/

 

 

自然由来成分90%以上のオーガニックペイント「mizucolor」

 

mizucolor

 

もう一つDIYにおすすめのアイテムをご紹介します。

 

日本で丁寧につくられた天然素材成分90%以上のペイント「mizucolor(ミズカラー)」です。「木のある暮らしをもっと楽しむ」をコンセプトに、室内の壁やインテリア、屋外の小屋やウッドデッキなどあらゆる木製品に使えます。

 

美容にも使われる浸透性の高いアルガンオイルと、速乾性を持つクルミオイルを配合。天然素材90%以上でつくられた、安心で安全な塗料です。富士のきれいな水と原料にこだわり、徹底した品質管理がされています。

 

mizucolor全30色の豊富なカラーバリエーション。毎日の生活空間のなかに、トレンドカラーやアクセントカラーを自由に取り入れることができます。

 

mizucolor水で薄める必要もないので、原液のままサラッと簡単に塗ることができます。

 

【mizucolor(ミズカラー)】
https://www.paintmarche.com/blog/goods/mizucolor/

instgram:https://www.instagram.com/paintmarche/
facebook:https://www.facebook.com/paintmarche

 

 

まだまだ魅力的なブースがたくさん!

 

(左上)インテリア照明専門店「長澤ライティング」のモザイクタイル風ペンダントライト
(右上)デンマーク王室御用達にも選ばれた、デンマークの照明「レ・クリント」
(左下)昔ながらの小さな工場が残る職人の街、東京都荒川でつくられる照明「APROZ」
(右下)無垢材と強化和紙を使用した「新洋電気」のペンダントライト


国内・国外ともに、照明が多くのブースで取り上げられていました。暮らしに馴染みやすいものから、アート作品のようなものまで。モロッコ風のモザイクタイル調や、モダンなデザインのフレーム型のものなどが多く展示されていました。

 

(左上)ガラスのぬくもりを感じるフラワーベース「Henry Dean」
(右上)(左下)インテリア植木鉢・花器・ガーデニング雑貨をメインとした商品を扱う「farm」(右下)今までにないプランターデザイン「DOMANI」


照明と同じくらいインテリアに欠かせないのが、観葉植物などのグリーン。ベルギーの花器「DOMANI」、ガラスのフラワーベース「Henry Dean」など個性的な花器が多く展示されていました。飾って置くだけでも、インテリアのアクセントになります。

 

インテリア植木鉢・花器・ガーデニング雑貨をメインとした商品を扱う「farm」では、フェイクグリーンを幅広くラインアップしたブランド 「Brown.」が紹介されていました。

 

(左上)遊牧民によって織られる絨毯「ギャッベ」
(右上)日本初上陸のオーストラリアオーダーラグ「Bayliss」
(左下)(右下)英国ウェールズ地方のファブリックファクトリー「Melin Tregwynt」


ラグ、カーペット、カーテンなどのファブクリックもどれも上質なものばかり。日本初上陸のオーストラリアオーダーラグ「Bayliss」、英国ウェールズ地方のファブリックファクトリー「Melin Tregwynt」など各国のファブリックが展示され、その国ごとにデザインや色合いに特色がありました。

 


(左上)4方向に折りたたみ可能な収納コンテナ「Grid Container」
(右上)明治38年創業の祖父江ジャパンがプロデュースする、新しいプロダクト「ぬりもんあきない」
(左下)ドイツ・ベルリン発のウォッシュサロン「フレディ レック・ウォッシュサロン」
(右下)ライクイットのお米をおいしく炊くためのザル&ボウル。実演で丁寧に説明していただきました。

 

家具やインテリア以外にも、収納アイテム、食器、ランドリーアイテムなど、暮らしを豊かにしてくれる商品がたくさんありました。特に日本製のものは、一見シンプルに見えるものでも、素材や機能を追求したものがばかりで、日本の技術力の高さを感じました。

 


こちらは江東区のものづくりを発信する「江東区ものづくり団地」。江東区は、鉄・木・ガラス・繊維から家具・伝統工芸に至るまで、ありとあらゆるものづくりが揃っています。伝統的な技術をもっと発信しようと3年前からスタートしました。現在32社が「江東ブランド」として認定されています。

 

http://kotobrand.jp/

 

 

インテリア ライフスタイル

 

インテリアライフスタイルは、家具や雑貨などのインテリア製品に限らず、様々なライフスタイルのニーズに応える見本市として変化を続けています。まさに「ライフスタイルの最新トレンド発信地」と言える場所でした。

 

今回ご紹介した商品も続々と市場で取り扱いがスタートしています。ぜひ、店頭やオンラインショップでチェックしてみてくださいね。

 

【インテリア ライフスタイル / Interior Lifestyle Tokyo】
http://www.interior-lifestyle.com/

会期:5月30日(水)~6月1日(金)
会場:東京ビッグサイト(東京国際展示場)西1・2・3・4ホール+アトリウム
主催:メッセフランクフルト ジャパン株式会社

※「インテリアライフスタイル」は、B to Bの商談見本市のため、一般の方は入場できません。