目次
以前も記事でご紹介した春日井市勝川町のインテリアショップ「TRIMSO(トリムソウ)」。TRIMSOでは家具だけに止まらず、多くのリノベーション物件も手がけています。
今回は、そんなTRIMSOが「高蔵寺まちづくり会社」とタッグを組んだ物件が高蔵寺ニュータウンにあるとの情報を聞きつけ、早速取材に行って来ました!まずは、物件紹介の前に高蔵寺ニュータウンについて説明します。
▼TRIMSOの以前の記事はこちら
https://life-designs.jp/webmagazine/shop_trimso/
高蔵寺ニュータウンとは?
高蔵寺ニュータウンは、愛知県春日井市東部の丘陵地帯に建設されたニュータウンです。CMでも同じみの、UR都市機構が手がけた最初のニュータウン開発事業であり、東京の多摩・大阪の千里ンと並ぶ日本3大ニュータウンの一つ。
高蔵寺ニュータウンの建設がスタートしたのは、1960年代。東西約4km・南北約4kmの丘陵地帯を切り拓いて築き、団地と戸建て住宅が半々ぐらいの割合で立ち並んでいます。周辺環境はとても恵まれており、緑が多く静かで、道路も非常にきれいに整備されているため、お子さんを育てやすい住環境が整っています。高蔵寺駅からは名鉄バスが循環しており、利便性も非常に優れています。
画像引用元:http://life-is-fruity.com/sp/
最近では、高蔵寺ニュータウンに暮らす老夫婦の暮らしを追ったドキュメンタリー映画『人生フルーツ』でも話題になり、再び注目を集めているので、ご存知の方も多いかもしれません。
近年は人口減少や高齢化、空き家問題を指摘されていますが、そこで暮らす人々は住環境に満足していると言われています。現在、高蔵寺ニュータウンでは空き家をリノベーションしていくことで、町に活気を取り戻し、これからの若い世代も住みやすい環境づくりを目指しています。
築36年の日本家屋をリノベーション
そして今回、公団住宅含めた周辺の空き家問題を、春日井市民の手で解決しよう!とスタートしたのが、TRIMSOが施工に携わったプロジェクトです。
今回お話を伺った左:TRIMSOの家久さん 右:高蔵寺まちづくり会社の石川さん
この企画は春日井市や春日井商工会議所等が出資し、昨年10月2日に設立した「高蔵寺まちづくり株式会社」が一般市民からDIYをしてみたい方を募り、自分たちの手で一緒につくり上げることで、空き物件を生かして町を活性化していくことを目的としています。
それでは、ここからは改修前と比較しながら物件を見ていきましょう。