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【スウェーデンの暮らし】快晴に恵まれた今年の夏至祭。MIDSOMMAR 2019

海外

スウェーデン
2019.08.14
新谷 友海

新谷 友海

スウェーデン在住

【スウェーデンの暮らし】快晴に恵まれた今年の夏至祭。MIDSOMMAR 2019

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緑豊かな大自然、おしゃれなインテリア、ゆったりと流れる時間。北欧の暮らしって憧れますよね。特集「スウェーデンの暮らし」では、現地からリアルな北欧の暮らしをお届けします。紹介してくれるのは、スウェーデン在住のライター新谷 友海さんです。

6月の夏至に行われたスウェーデンの夏至祭MIDSOMMAR(ミッドソンマル)。スウェーデンでは、クリスマスに並ぶビッグイベントという事で以前ご紹介させて頂きましたが、今回は今年のMIDSOMMARの様子を今回はご紹介したいと思います。

スウェーデンの人達は、「皆が楽しみにしているMIDSOMMARには雨が降るジンクスがある」と毎年の天気を気にしているのですが、今年のMIDSOMMARは抜けるような青空の広がる快晴・夏日に恵まれました!

一年で一番日が長く白夜のシーズンとなり、逆に冬には暗い時間が多いスウェーデン。誰よりも太陽と夏のありがたみをわかっていますから、この一大イベントの日が良い天気だと本当に皆うれしそうなんです。

青い空と鮮やかな黄色の花のコントラストがうつくしい、まるでスウェーデンカラーの野原。

私はというと、パートナーの地元の北部の街へ行き、MIDSOMMARをスウェーデンの家族皆とお祝いすることが多いのですが、今年はのんびりと自宅で過ごしたので、最寄りの……最寄りの……何と言えばいいでしょうか?日本でいう、夏祭りであれば「夏祭り会場」となる場所へ行きました。「MIDSOMMARのお祝い会場」とでも形容しましょうか。

今年はこのスウェーデンカラーの野原や森を抜けて、会場へと足を運びました。

野うさぎ

野うさぎの子どもにも出会いました。

さて、「お祝い会場」ですが、各街、各エリアで何か所かあるのが普通ですので、皆最寄りの会場や一番人が集まる会場やこじんまりとしたアットホームな会場などなど、好みの場所を選んで参加できます。

私の住んでいるエリアでも最寄りは数か所あり、今年はこじんまりとしていて(といっても多くの人々が集まるのですが)昔ながらのMIDSOMMARが味わえる場所へ。

MIDSOMMAの会場

会場はこちら!のどかな風景が広がっていますが、こちらは以前ご紹介したことのある100年程前のスウェーデンの様子を体験できる野外博物館の裏側。

ここには大きな野原が広がっており、こちらの写真でいう、ちょっと見にくいのですが写真中央辺りにMIDSOMMARのお祝いの象徴「Midsommarstång(ミッドソッマルストング)」が立っています。

Midsommarstångとは、音楽の演奏がはじまった時に、皆で輪になって踊る中央のポールのことです。こちらのMidsommarstångは昔ながらのとてもユニークな形をしています。

案内板

こちらはMIDSOMMARのお祝い会場へようこそ!という案内板。午後2時から4時の間で行われます。時間は会場によりまちまちです。

午後1時半頃に到着したので、はじまるまでまだ少し時間があります。すでに多くの家族連れが集まってきており、皆野外博物館内で思い思いに過ごしています。

こちらは1900年代の貯蓄庫。屋根の上にたくさん草が生えていて、趣がありますね。自由に中に入って見学もできます。

こちらは1900年代のお菓子屋さん。この日は沢山の子ども達が集まりますので、スタッフも当時のコスチュームを身に着けてお店をオープンしています。皆たくさんのキャンディを購入していました。

こちらも古いコスチュームを身に纏ったスタッフが、女の子と一緒にシャボン玉をして遊んでいます。皆が楽しみにしているMIDSOMMAR、雨が降っては台無しですので、天気が良いとお祝いがはじまる前にも野外で皆生き生きとしています。

写真奥の建物の前ではバンドの生演奏も行われていました。皆音楽を聴きながら、コーヒーを飲んだりケーキを食べたり。

こちらの屋台は北欧ではお馴染みのBända mandlar(ブレンダマンドラル)。黒砂糖でナッツを炒ったものになります。その場で炒っているのでとっても甘くて香ばしい香りが辺りに漂い、とてもおいしいんです。

他にもこんなカカシがあったり。緑がとても鮮やかですね。冬になると雪の白で覆われてしまうので、この気持ちいい程の彩度の濃さはとても貴重な、今だけのもの。

夏を1秒でも長く満喫したいという、こちらの人々の気持ちが朝から夜遅くまで日光を外で浴びているところを見ると伝わります。

さあ時間になりました!羊や馬のいる野原の小道を歩き、会場へ移動します。皆でダンスをするため、お馴染みの曲を歌うシンガーが曲に乗せて歌いはじめました。

そうすると、皆Midsommarstångの周りで手をつないで輪になります。1曲1曲は短いのですが何曲もお馴染みの曲が演奏されるので、皆その曲に合わせた振りを一緒になって歌って踊ります。

こちらがユニークな古い古いMidsommarstång。オーソドックスなものは大きな三角系に小さな輪が2個ついたデザインなので、このようなデザインのMidsommarstångはここでしか見たことがありません。

MIDSOMMARの象徴の1つでもある花冠を被っている人も少なくありません。多くの女性や子ども達がつけており、夏らしく皆とても似合っています。「MIDSOMMARの夜に7種類の花をつんで枕元に置いて寝ると将来結婚する人が夢に現れる」という言い伝えもあるんですよ。

このような感じで、今年のMIDSOMMARは大変恵まれた天気の1日となりました。

さて、去年は107年ぶりの猛暑と言われるほどの暑い夏だったのですが、今年も7月最後の週末に連日30度超えの大変暑い日々が続きました。スウェーデン北部では史上最高気温を記録するほど。

日本と違い、本来暑くなる国ではないので家から熱が逃げにくく、また空調設備もないので家の中が大変過ごしにくくなります。パリでは42度を記録したとか。その週末の明けた日には突然10度まで気温が下がり、ジェットコースターのような気温が続いているスウェーデンですが、もう少しだけ夏陽気は続きそうです。

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新谷 友海

新谷 友海

スウェーデン在住

愛知県稲沢市出身。2007年1月よりスウェーデン在住。日本でプロボーカリストとして音楽活動に励んだのち、現在はフリーランスデザイナー、ライターとして活動中。スウェーデンから、リアルな北欧の暮らしを季節の写真とともにお届けします。

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