夏になると観たくなる名作映画8選!

2020.07.30
夏になると観たくなる名作映画8選!

今年は例年よりも梅雨が長期化しているのに加え、新型コロナウイルスの感染者は増加傾向。梅雨が明けても自粛ムードはしばらく続きそうです。

それならせめて、映画で夏を感じてみるのはいかがでしょう。前回の名作アジア映画に引き続き、今回は夏になると観たくなる映画をご紹介します。ドキドキ、わくわく、ちょっぴり切ない夏にぴったりな映画を集めました!

不釣り合いなふたりが繰り広げる一夏の冒険を描いたロードムービー「菊次郎の夏」

北野武監督作品の中でも特に好きな作品の一つが、「菊次郎の夏」です。父に連れられて、この映画を映画館で観たとき、自分と主人公の少年が同い年だったこともあり、すごく感情移入したのを覚えています。菊次郎がヒッチハイクをするシーンは愛知県豊橋市東七根町の農道をロケ地にしたそうです。

久石譲作曲の主題歌「SUMMER」と映像のうつくしさも最高ですよ!ちょっと最近疲れたなと感じる方にぜひ観ていただきたい映画です。

<あらすじ>
1999年6月5日公開された北野武監督の八作目の作品であり、初のカンヌ国際映画祭コペティション部門正式出品作品。

祖母と暮らす小学3年生の正男は、夏休みを利用して写真でしか見たことのない母に会いにゆく事を決意。そんな正男を心配した近所の主婦は、無職でブラブラしている自分の夫・菊次郎を同行させる。嫌々引き受けた菊次郎は、少年との旅も右往左往でいい加減。そんな2人の間にもやがて交流が生まれ、ついに正男の母と対面の時を迎える……。母を探す少年と中年男との旅を描いたロードムービーです。

ロードムービーの傑作!「スタンド・バイ・ミー」

世界的に有名な作家スティーブン・キングの短編小説を原作に1986年に映画化された「スタンド・バイ・ミー」は、少年たちのひと夏の冒険を描いた青春映画です。観たことがない方も名前や劇中歌は聞いたことがあるのではないでしょうか。

少年たちの友情はもちろん、ノスタルジックな風景や劇中歌は懐かしい気持ちが蘇ってきます。王道すぎて観たことない!という方もこの機会にぜひ一度観ていただきたい作品です。

<あらすじ>
1950年代末のオレゴン州の小さな町キャッスルロックに住む仲良し4人組の少年たちは好奇心から、行方不明になった少年の死体を見つける冒険旅行に出かけた。死体を発見すれば一躍ヒーローになれる!不安と興奮を胸に旅にでた想い出と体験が、感動的にみずみずしく描かれた作品です。

何度でも観たくなる映画
「ロシュフォールの恋人たち」

今まで何度観たかわからないくらい、音楽・ファッション・映像のうつくしさ・夏の太陽の光・カトリーヌ・ドヌーヴの愛らしさに夢中になったのが「ロシュフォールの恋人たち」です。1967に公開された作品ですが、今も尚色褪せない名作です。

フランスが舞台のおしゃれなミュージカル映画といえば、この映画は外せません。

<あらすじ>
「シェルブールの雨傘」のジャック・ドゥミ監督によるフランスのミュージカル映画。ロシュフォールに住むうつくしい双子の姉妹が、すれ違いながらも運命の出会いを果たすまでを描いたミュージカル仕立ての小粋な恋愛映画です。

隠れたジブリの名作「海がきこえる」

「海がきこえる」は、氷室冴子による小説。また、それを原作として1993年にスタジオジブリが制作したアニメーション作品です。ジブリの中で異彩を放つこの作品は、スタジオジブリ史上最も予算の回収に苦労した作品らしいのですが、個人的には大好きな作品です。

「耳をすませば」のような爽やかさはなく、今では考えられない未成年の喫煙シーンや心が通ったり、通わなかったり、心配したり本気で怒ったり、どちらかといえば終始煮え切らない映画なんです。それでも、観終わると胸に突き刺さってきます。子どもの頃にはわからなかったこの映画の良さに、今なら気づけると思います。

<あらすじ>
物語の舞台は高知県。東京から転校してきたヒロイン・武藤里伽子と、地元を出たことがない主人公・杜崎拓と、その親友・松野豊。三人の人間模様を描く青春ストーリー。

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