【さかな屋のお嫁さん家11月の食卓】簡単レシピでつくるお魚の中華と洋食

2018.11.21
海鮮あんかけと桜えびの春雨酢の物

愛知県三河湾、東幡豆漁港のさかな屋に嫁いで10年目。たくさんのさかなと出会い、毎日様々な料理にチャレンジしています。そんなさかな屋の嫁の食卓をちょっと覗いてみませんか?その時期の旬のさかなを料理する中で出会った人や文化、愛用している道具や調味料など。皆さんのキッチンや食卓が少しでも明るくなるような情報をご紹介します!この食卓を見て「おさかな食べたいなぁ」って思ってもらえると嬉しいです。

 

 

海老ワンタンとイカと里芋の煮物

 

海老ワンタンとイカと里芋の煮物

 

・愛知県産天然のクルマエビのワンタン(自家製ゴマだれ)
・愛知県産モンコイカと里芋の煮物
・豆腐しいたけわかめのすずみそ汁
・柿


天然クルマエビの旨味の奥深さは「海老の王様」。塩茹でしただけでご馳走です。今回は旨味と食感を存分に味わえるワンタンにしてみました。簡単シンプルレシピです!

 

 

海老ワンタンレシピ

 

海老ワンタン

 

(材料)4名分量

 

ワンタンの皮
エビ     100g(殻をむき背ワタ取りみじん切り)
れんこん   50g(すりおろし)
にら     20g(みじん切り)
卵白     1/2個
片栗粉    大さじ2
しょうが汁  小さじ1
ごま油    小さじ1
塩      少々

 

【ゴマたれ(まぜるだけ)】
ねりごま 大さじ1
醤油   大さじ1
酢    大さじ1
塩、ラー油  少々

 

【作り方】

①エビは殻をむき、背ワタを取り、粗みじんにし他材料も一緒に全てボールに入れてよく混ぜる
②ワンタンの皮の真ん中に1の具材を置き、空気を残さないように2つにたたむ
そのとき接着面に薄く水を塗って皮同士を接着する
③沸騰した湯に少しごま油を入れてワンタンを茹でる。沈んでいたワンタンが浮かんで来たら弱火にして1分ほど茹でたらできあがり!

※ワンタンの皮は薄いので優しく包んで茹でてあげてください
※手作りのごまダレの他、ぽん酢、ラー油&醤油などでもOK

 

ワンタンの材料

 

ワンタンのレシピ

 

ワンタンのレシピ

 

ワンタンのレシピ

 

ワンタンのレシピ


プリプリでちゅるん!自家製のゴマだれで頂きます。ポン酢や醤油&ラー油でももちろん美味しいです。

 

イカと里芋の煮物

 

イカと里芋は最強コンビ!イカの旨味を里芋にのせてほっくり温まる1品です。

 

海老ワンタンとイカと里芋の煮物


このワンタンレシピならば「中華すぎない」ので和食の1品にしてもOK!

 

 

 

海鮮あんかけと桜えびの春雨酢の物

 

海鮮あんかけと桜えびの春雨酢の物

 

・海鮮あんかけ焼きそば
・桜えびと春雨の酢の物
・ひじき煮と高野豆腐
・もやしと小松菜の卵スープ
・みかん

 

我が家では「困った時の海鮮あんかけ」です。とにかく時間がない!1品で栄養満点!お腹いっぱい!になるメニュー。冷蔵庫にあるいつもの野菜・豚肉・海老・イカを炒めてお出汁でコトコト。酒・みりん・醤油・ごま油で味付けしとろみをつけたら完成です。

 

もう、定番中の定番!今回は蒸し焼きそばにかけましたが、ごはんの上にかけて海鮮あんかけ丼でもOK!困ったときにいつでも海鮮あんかけができるように、冷凍庫には「海老」「イカ」「豚肉」はストックしています。

 

海鮮あんかけ

 

海鮮あんかけ


息子の保育参観に行った時、給食の試食がありました。そこで出た春雨の酢の物がとっても美味しくて、息子もパクパク食べていましたので少しアレンジして桜えびを入れてみました。桜えびって何だかお上品な感じ。これを入れただけで旨味も特別感もアップ!

 

春雨の酢の物

 

 

 

生鮭の米粉クリームパスタ

 

生鮭の米粉クリームパスタ

 

・北海道産生鮭の米粉クリームパスタ
・グリーンサラダ、ポテサラ、焼きパプリカ
・洋梨、オレンジ、キュウイ


秋はやっぱり「生鮭」をいろんな料理で味わいたいですね。先月は「塩焼き」「ホイル蒸し」「ちゃんちゃん焼き」などで味わいました。今回は洋風、クリームパスタで。


生鮭は今回ハラミも使います。骨際なのでハラミは事前に焼いてほぐしておきます。パスタにはもちろん「本物のオリーブオイル」。無農薬、化学肥料を使わずに栽培されたオリーブを使った安心安全のオリーブオイルです。

 

生鮭

 

生鮭

 

子どもも食べますので今回は子ども用に作られたNobleza del sur社の「ニーニョス」を使用。


我が家のクリームパスタは難しい、めんどくさいホワイトソースはつくりません。材料を炒めたら、米粉をふるって牛乳を入れ、ミルク煮すると自然ととろみがつく。即席ホワイトソースがベースになります。ホワイトソースって「ダマになる」「時間がかかる」「小麦粉ベース」。ただでさえパスタが小麦粉なのに、ソースでも小麦粉……。ただでさえパスタの茹で時間がかかるのに、ホワイトソース作りにも時間がかかる……。それを一気に解消してくれるのが「米粉」なのです!

 

 

 

この方法なら誰でも簡単に作れてダマになる失敗なし。短時間でホワイトソースができます。分量も繊細に測る必要なし。とろみが足りなければ、牛乳を入れた後からでも米粉を足してとろみを調整できます。便利でしょ?小麦粉でこれをやるとダマになります。

 

 

 

 

 

 

 

米粉は字の通り「お米」からできていますので、小麦粉に比べて血糖値の上昇をゆるやかにし、腹持ちがいい。米粉をご家庭で身近に使うようになれば、食料自給率にも貢献できます。うどんやパスタ、パンなど、ご飯以外の炭水化物は小麦製品に囲まれているからこそ、あえて料理や手作りするお菓子に小麦粉を選ぶ事もないかな。というのが私の考え方です。

 

 

 

あら汁と煮魚(さかなのさばき方講座)

 

あら汁と煮魚

 

・愛知県産天然の鯛のあら汁
・愛知県産舌ヒラメの煮魚

 

先日、さかな屋の嫁の「さかなの捌き方、包丁の研ぎ方講座」を開催しました。

 

そこで「あら汁」「煮魚」の作り方をお伝えしたんです。魚のアラ(頭や骨)。普段ならきっと捨ててしまっている部位でしょう。魚は捨てる部位はほとんどないのです。たとえ食べられなくても「出汁」として活用できます。魚の頭をご家庭で2つに割るのって大変ですが、使う包丁、ちょっとしたコツを掴めば誰でも割ることができます。

 

 

 

 

 

 

 

 

あら汁

 

アラにしっかり塩をして、臭みの原因となる水分を出します。その後流水で血合いなどを洗い流して鍋に入れ、かぶるくらいの水を入れて火にかけます。しっかりアクをとって、野菜などと一緒に炊き、塩や醤油や味噌でお好みに味付けをすれば「アラ汁」の完成です。もう、本当に身体にしみる旨さです!

 

 

 


煮魚は「酒」「醤油」「砂糖」のみ。シンプルだからこそ、調味料には自分なりのにこだわりを持っています。講座では「調味料」はじめ「家庭料理の基本」の豆知識も織り込んでみんなで一緒に料理するんです。今更聞けない……みたいな内容が盛りだくさんです!

 


私の「さかなの捌き方講座」では必ず「包丁の研ぎ方」もセットにしてお伝えしています。なぜなら、「切れない包丁」では何事もうまくいかないからです。しかも、誤って手を切ってしまったときは大怪我をします。危険なのです。

 

ご家庭の包丁。大抵の方が「切れない包丁」のままご使用されています。この講座をきっかけに、ご家庭で包丁の手入れができる技術を身につけて帰っていただいています。正直、これは家庭での一生の技術です。ご主人も一緒にご参加頂きますので、とても賑やかな講座ですよ!

 

 

 

さかな屋4代目の主人も普段の前掛けとは違う、可愛いエプロンをつけて講師として登壇します。子どもたちも自然と仲良くなって、最後は全員で作った料理をランチにして食べて頂くんです。先日は総勢32人でランチしましたよ。この講座を通じて「家族の絆」も深めることができたのではないかなぁと思いました。

 

 

みんなで食べたさかなランチが美味しすぎました。当日はアジの3枚おろしもしますので、アジフライも食べられますよ!


2018年11月の「さかな屋の嫁さん家の食卓」はいかがでしたか?今回は和食のみならず、中華や洋食も出て来ましたね!おさかなって本当にどんなジャンルのお料理にも欠かせない存在。捌いて下処理するのが「大変」「めんどくさい」って言われていますが、「さかなをご家庭で捌く事」は実はとっても食育に貢献してくれます。台所で「命あった姿が料理されていく過程」を見せてあげられるのがおさかなだからです。

 

また、切身ばかりでなく、頭から尻尾があるまま煮魚にしてあげて、一人一尾づつお皿に配膳してあげて欲しいんです。生きていた姿のまま料理され食卓に並べてあげられれば「命を頂く事への感謝の気持ち」をご家庭の食卓で育んであげられます。私はそんな事を伝えていきたいと活動しています。

 

神田 ひかり
さかな屋の嫁 / 離乳食インストラクタ―

愛知県西尾市在住 2児の母。19歳で調理師免許取得所得後、8年間名古屋国際ホテル他レストランキッチンにて修業後、さかな屋の旦那と出会い結婚。長男が離乳食を食べてくれず悩んだ事をきっかけに、離乳食インストラクター資格を取得し離乳食講座を定期的に開催中(累積受講者数500名以上)。おさかな離乳食セット「ととBaby」開発や離乳食インストラクター協会やクックパッド、自身のブログでおさかな離乳食記事執筆やレシピ提供、魚のさばき方、包丁の研ぎ方講座を定期的に開催するなど、魚食普及、魚離れに歯止めをかけるべく活動中!

http://www.kanekakanda.com/
instagram https://www.instagram.com/sakananohikari/