【さかな屋のお嫁さん家1月の食卓】さかな屋の嫁のお正月(おせち料理)
目次
自家製ポン酢ワークショップとカルパッチョ
愛知県三河産金目鯛のカルパッチョ
北海道産甘エビのカルパッチョ
最後に、昨年末に行ったワークショップをご紹介します。
ご近所にみやもと糀店があります。店主の宮本さんは、無農薬、無化学肥料で育てた自社農場の原材料を中心に、生産者の思いが詰まった材料で作る糀を作られています。また、その糀を使って味噌や醤油作りのワークショップも運営されています。奥様の黒島慶子さんは全国で唯一の醤油ソムリエさんであることから、醤油講座なども開催されています。
作り手が私達生産者に安全や安心だけを届けるのではなく、「選ぶ力(食選力)」や、自分で作る喜びや達成感を体験し自分なりの「こだわりを持つキッカケ」をワークショップや講座等で伝えてくださっています。
柑橘の季節。「自家製ポン酢」略して「マイポン」のワークショップに義母と息子&娘を連れて行ってきました。
会場に着くなり柑橘のいい香りー!
わぁー、実験みたいでとっても面白そう!と、始まる前から心ワクワク踊ってしまいました。醤油ソムリエ黒島慶子さんから「ポン酢」の基礎知識を学び、いろんな調味料や柑橘を組み合わせて自分好みの「マイポン」づくりスタート!子どもたちはひたすら柑橘を絞る係。
さすが麹屋さん。甘酒が準備されていて、それがめちゃくちゃ私のHIT!
白醤油と甘酒と〇〇で!愛知県で栄えた白醤油を使って、ここまできたら徹底的に「白」にこだわろうという事でファーストマイポン「白ポン酢」の出来上がり!
面白かったのは、一緒に生活してて同じ食べものを食べてるのに、義母が作ったマイポンと私のマイポンが対照的だった事!
帰宅し早速、この2種のマイポンを「カルパッチョのソースにしよう!」となりました。使う魚は「金目鯛」と「甘エビ」です。
2種のマイポンの特徴が対照的で味わっていて楽しかったし美味しかったです!2種を掛け合わせてもいいし、ちょっと黒胡椒をきかせてみるのもおもしろい!1〜2年前からポン酢は手作りしてましたが1週間から10日かかるレシピで、今回は即席で作れるレシピだったのでそれもまた嬉しかったです。
疲れ果てて途中で息子は寝てしまいましたが、子どもと一緒に体験できるワークショップはとても魅力的ですね!
味噌や醤油作りのワークショップも開催されています!めちゃくちゃ人気ですぐに満席になってしまいますので、気になる方はお早めにチェック!
2019年初!「さかな屋の嫁さん家の食卓」はいかがでしたか?
お正月の準備から、おせち料理、七草粥。この2週間ほどの期間は日本の伝統文化や行事食に溢れています。せわしい年末年始ですが、日本人にとってこの時期は1年で1番、家族の幸せや健康を祝い願う時期ではないでしょうか?手間を省く時代になってきていますが、こうした昔ながらの習わしや、文化は省いてはいけない事ではないかなぁと改めて実感しています。家族団欒の大切さや幸せ、地域との関わり、食に関心を持てる子になってほしい。日本文化を後世に継承していくには大人がしっかり子どもたちに伝えていかなければいけないと思いませんか。それが私たち大人の使命じゃないかんと思うのです。
私は2019年もおさかな料理を通して、人や文化、子どもたちに密接した記事を書かせていただきたいと思っています。