【さかな屋のお嫁さん家2月の食卓】さかな屋の恵方巻き

掲載日:2019.02.01

煮あなごのちらし寿司

煮あなごのちらし寿司

あなごは夏が旬と言われていますが、愛知県では通年で水揚げされます。ですから、この寒い時期でもよく食べます。

あなごの中でも最も美味しいとされているのが「まあなご」で、目の白眼部分が大きいので「めじろ」と呼ばれています。めじろの干物はこの地域では大人気です!うなぎの仲間で、脂肪も多くスタミナがつくとされています。寿司ネタや天ぷらにもなり、うなぎより身近に食べられる食材ではないでしょうか。

我が家のちらし寿司では必ず「煮あなご」を入れます。煮あなごは、煮魚のようにそのまま食べても美味しいですよ!さかな屋に嫁いできて初めて知ったことです。「煮あなごって寿司だけでなくそのまま食べても美味しいんだ!」「煮あなごを入れると「普通のちらし寿司」が「極上のちらし寿司」になるんだ!」

「煮あなご」をつくれるようになるとちょっと料理デキる女子じゃないですか!?旦那さんからも褒めらること間違いなし!

穴子

穴子の煮付け

・材料
 穴子     8〜12本ほど(開いてもらう)

・煮汁
 酒     250cc
みりん   200cc
醤油    100cc

・作り方

①包丁の背で穴子の皮面のぬめりを4,5回こそげ取る
(白いぬめりが包丁の背につくが全部は取りきれないのでだいたいでいい)
②沸騰した湯に1を入れて湯引きし、ザルに上げておく
③煮汁材料を全て鍋に入れて沸騰したら2を入れて煮る
(15分〜20分ほど煮て全体的に味がしみたような照りが出てきたら完成)


※一度湯どうしをするのがポイント!あなごの臭みが取れる。
※穴子を開くのはプロの方(購入先のさかな屋さんなど)にやってもらいましょう。
※旨味が出るので頭ごと煮て、ちらし寿司にちらす時に頭をおとし細かく切ります。

穴子

穴子

穴子

穴子

穴子

その他の海鮮はこんな感じ。生マグロ、サーモン、シャコ、ヒラメ、トビコ。モガニのすずみそ汁、シャコとワカメの酢の物。

「さかな屋の嫁さん家の食卓1月」はいかがでしたか?

恵方巻き、ちらし寿司と酢飯がよく登場しました。実は3月はまた桃の節句で手まり寿司をやろうかと思っています。海鮮と酢飯は、日本の伝統食・行事食には欠かせないものです。

我が家は秘伝の自家製すし酢を必ず冷蔵庫にストックしているので、いつでもすぐに酢飯が作れます。すし酢は特別な材料は使いません。酢・砂糖・塩のみ、水などを使わず腐らないので多めに作ってストックしておけます。ぜひ、みなさんも各ご家庭の「マイすし酢」を見つけてほしいなぁと思います。

愛知県西尾市在住 2児の母。19歳で調理師免許取得所得後、8年間名古屋国際ホテル他レストランキッチンにて修業後、さかな屋の旦那と出会い結婚。長男が離乳食を食べてくれず悩んだ事をきっかけに、離乳食インストラクター資格を取得し離乳食講座を定期的に開催中(累積受講者数700名以上)。

おさかな離乳食セット「ととBaby」開発や離乳食インストラクター協会やクックパッド、自身のブログでおさかな離乳食記事執筆やレシピ提供、魚のさばき方、包丁の研ぎ方講座を定期的に開催するなど、魚食普及、魚離れに歯止めをかけるべく活動中!

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