【さかな屋のお嫁さん家4月の食卓】あさり★浅利★ASARI★アサリ祭!

その他
2019.04.10

洋食「さかな屋の嫁のテッパン!アクアパッツァ」

アクアパッツァ

私のテッパン!家族で囲んでワイワイ食べたい時やお客様が来たおもてなし料理として。数え切れないほど作っていますが、いつ食べても「また食べたい!」って最後に思います。家族からも褒められメニューです!こちらのサイトでは12月「クリスマスメニュー」記事にレシピを載せていますので気になる方はそちらもご参考になさってください。

この鮮やかなブルーの楕円形STABU「ピコ・ココット」29cm。アクアパッツァが好きすぎる私に「もう使わないからよかったら使って」と友人から譲り受けたもの。ええええ!!!!こんな高価なものいただけないよぅ……と言いながらうれしさ隠し切れない私は結局、お言葉に甘えて頂いたのです。アクアパッツァのためにあるような鍋……

「ピコ」と呼ばれるフタ裏の突起につたった水蒸気が滴になり、再び鍋の中の食材に落ちる。ふたの重さが吹きこぼれを防ぎ、湯気に含まれた水分とうま味がしっかり食材に戻ることで、ふっくら&しっとりとした仕上がりになる仕組み。この「ピコ・ココット」の恩恵を受けまくる料理が「アクアパッツァ」なのです!

29cmというサイズが家族の多い我が家にぴったり!「ぼくの宝物は電車。ママの宝物はフライパンと鍋」と、5歳の息子は私をよくみています。私の宝物がまた一つ増えました。鋳物ホーロー鍋は一生モノ。そのまま鍋ごとテーブルに運んで食卓を鮮やかにしてくれますので、少し高価ですがご家庭に一つは持っておきたいアイテムですね!

今回は三河西浦産の黒ムツを使用。アクアパッツァで使用するアサリは大きすぎるものよりも少し小ぶりのサイズで、量を多めに使うのが私流。サイズが小さければ、単価も少し安いです。出汁をたっぷりスープに入れたいし、〆のパスタでもあさりが残っているとうれしいのでそうしています。

とにかく具沢山なのも私のアクアパッツァの特徴。具沢山なので、同じ鍋でさかなを焼けないんです。ですから、さかなやその他海鮮は煮込み鍋とは別のフライパンで一度表面を両面焼きます。その後煮込み鍋に移して煮込みます。

 

アクアパッツァ

アクアパッツァ

アクアパッツァ

アクアパッツァ

アクアパッツァ

アクアパッツァ

アクアパッツァ

豪快かつ、簡単!写真映えもGOOD!もちろん味は天下一品!ガーリックトーストと白ワインがあれば、もう言う事なしです。

アクアパッツァ

アクアパッツァ

アクアパッツァ

アクアパッツァ

アクアパッツァ

〆のパスタの旨味は、アクアパッツァを作った後でないと出ない味。

中華「どこか懐かしい。あさりの豆豉炒め」

あさりの豆豉炒め

さかな屋に嫁ぐ前は名古屋の「リトルホンコン」というお店で店長をしていました。香港人のオーナーが営むカフェ&レストランで、そこではたくさんの「中国茶」や「香港スイーツ&ドリンク」「広東料理」を学びました。あさりももちろん広東料理で使用します。その時初めて「あさり豆豉炒め」を知りました。

豆豉(トウチ)とは、大豆を丸ごと発酵させた食品で中国料理で調味料として使用されています。古くは医薬品として使用されており、仏教と共に日本に伝わり納豆の原型となったようです。その後はそれぞれ別々に発展・改良をされ今の形に。豆豉は納豆よりも塩っぽく、ネバネバしておらず、納豆のような独特な香りはなく、表面は乾燥しています。納豆はそれ自体を食べますが、豆豉は基本刻んで「豆豉醬」にしたり、煮込んだりして調味料として使用されます。

豆豉

調味料として使用されるスタンダードな使い方は「麻婆豆腐」「回鍋肉」「スペアリブ煮込み」などです。

大豆を発酵させた「調味料」という観点で、私個人的な見解ですと「味噌」や「醤油」に通づる感じですかね。製造工程は全く異なるのですが、うまみ成分が非常に多くまろやかなコクと香りが料理に奥行きを持たせてくれます。

「あさりの豆豉炒め」は例えて言うならば「あさりを味噌で少し辛めに炒め煮したもの」って感じで、初めて食べた時はどこかで食べた事があるような懐かしさを感じたのを覚えています。ですから日本人でも抵抗なく受け入れられやすい食品(調味料)じゃないかなぁと思います。最近ではスーパーでも中華食材や調味料が気軽に買えるようになったので、お近くのスーパーでみた事があるかもしれません。

豆豉

ゴマ油で生姜・ネギ・輪切り唐辛子を香りが出るまで炒めたら、刻んだ豆豉を入れて炒め、即席「豆豉醬」の完成。塩抜きしたアサリを水から火にかけて開けたら❶「豆豉醬」を入れて、紹興酒や醤油や砂糖、スープなどで味を整えたらできあがりです!

あさりの豆豉炒め

あさりの豆豉炒め

あさりの豆豉炒め

あさりの豆豉炒め

あさりの豆豉炒め

あさりの豆豉炒め

白がゆと一緒に食べると最高です!もちろん白ごはんとの相性もGOOD!

「さかな屋の嫁さん家の食卓4月」はいかがでしたか?

あさりは和洋中、世界中で愛される食材の一つです。しかし、近年ではあさりの漁獲量が激減し数年前は東幡豆の名物観光である「あさりの潮干狩り」が中止になる事態にまで発展した事があります。わたしがさかな屋に嫁いできた10年前と今では価格も約1.5倍から2倍に高騰しています。庶民の味である「あさり」は私たちにとって欠かせない食材の一つであるからこそ、あさりの生態が崩れ今よりも激減してしまわぬよう意識していきたいところです。

自然の恵は「永遠」とは限りません。人間が海を汚せば海の恵は確実に減ります。食べる事への関心がなければ、食材への愛情も感謝も芽生えません。わたしはこの「あさりの減少」を通して痛感しました。今まで当たり前にあったものが突然なくなるという恐ろしさは、食に無関心な人が多くなればなるほど深刻化していくのではないかと。この連載記事を通して「食べる事って楽しい!素晴らしい!」「食べたいものが食べられる事に感謝!」って想いが少しでも伝わったらいいなぁと思って執筆しています。

愛知県西尾市在住 2児の母。19歳で調理師免許取得所得後、8年間名古屋国際ホテル他レストランキッチンにて修業後、さかな屋の旦那と出会い結婚。長男が離乳食を食べてくれず悩んだ事をきっかけに、離乳食インストラクター資格を取得し離乳食講座を定期的に開催中(累積受講者数700名以上)。

おさかな離乳食セット「ととBaby」開発や離乳食インストラクター協会やクックパッド、自身のブログでおさかな離乳食記事執筆やレシピ提供、魚のさばき方、包丁の研ぎ方講座を定期的に開催するなど、魚食普及、魚離れに歯止めをかけるべく活動中!

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ととBabyお試しセット:http://toto-baby.net/otameshi-set/

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