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愛知県三河湾、東幡豆漁港のさかな屋に嫁いで10年目。たくさんのさかなと出会い、毎日様々な料理にチャレンジしています。そんなさかな屋の嫁の食卓をちょっと覗いてみませんか?その時期の旬のさかなを料理する中で出会った人や文化、愛用している道具や調味料など。皆さんのキッチンや食卓が少しでも明るくなるような情報をご紹介します!この食卓を見て「おさかな食べたいなぁ」って思ってもらえると嬉しいです。
スズキ(マダカ)南蛮
私、チキン南蛮が大好きなんです。甘酸っぱいタレと濃厚なタルタルソース。卵の衣で揚げたチキンとの相性がバッチリですよね!梅雨時期で蒸し暑くなってきたこの時期に、チキン南蛮は甘すっぱいけどガッツリ!ご飯が進んじゃう男性も満足できるメニュー。「チキン」をヘルシーな「白身魚」に変えれば女性も嬉しいですし、おさかなが苦手なお子さんもこれなら食べれるかも?!
今回は初夏が旬のスズキを使います。スズキは出世魚で、愛知県では小型(セイゴ)→ 中型(マダカ)→ 大型(スズキ)と成長段階で呼び名が変わります。(呼び名は地方によって変わります)
スズキは愛知県でよく水揚げされるおさかなですので、あいちのおさかなコンシェルジュにレシピがたくさん掲載されていますよ。
こちらは愛知県の水産課が企画しているイベントサイトです。あいちのおさかなをおいしく食べてもらってキレイになってもらおう!と料理初心者にも簡単にできておいしい、新しい食育を提案するというのが「あいちのおさかなコンシェルジュ」のコンセプトです。
「魚食女子」という造語表現もおもしろいですね。私も心から賛同できる取り組みなので、オススメしたいサイトです。あいち県のおさかなに特化していますので、お近くのスーパーで見かけるおさかなばかりです。レシピも見やすくて、かわいいデザインですから女子にピッタリ!ぜひ一度ご覧になってみてくださいね。
レシピはこの様なカード仕様のものがダウンロード可能。QRコードを読み取ればレシピが簡単に閲覧できるので、印刷して冷蔵庫に貼っておけばいつでも気軽にお料理できます。
マダカのチキン南蛮風
①3枚おろしにして、骨を抜き、食べやすい大きさにカットしたら塩こしょうする。
②小麦粉をつけて溶き卵にくぐらせたら油であげる。
③甘すっぱい南蛮酢に熱々の②を少し浸して、あみに上げておく。
④③の残った南蛮酢をとろみづけしてソースに。最後タルタルソースをかけて出来上がり!
自慢のタルタルソースは家族に大人気!ゆで卵のカットを荒めにして食べるソース風にして男性仕様に。料理や気分や食べる相手に合わせて調整できるのも手づくりならではの良さです。
炊飯器でバターライスを炊いて、トマトベースの野菜スープも一緒に添えてワンプレートに。
ワンプレートって「好き」が一皿に詰まってるお子様ランチみたいで、食べる前のワクワク感が食欲を掻き立ててくれませんか?たまにはお家カフェ風にワンプレートディナー、おすすめです。