【さかな屋のお嫁さん家 1月の食卓】あいちの四季の魚 トラフグ三昧!
目次
ホロっとジューシー!
ふぐ唐揚げ
フグ料理で唐揚げは大定番です。淡白な身質のフグですが唐揚げにすると、刺身や鍋では感じられないホロっとジューシーが同時に楽しめます。
私は漬けだれに柚子の絞り汁を少し絞って、ほのかな爽やかさをプラスさせています。
(材料)4名分
・トラググのアゴの部分
・漬けだれ(酒:薄口醤油=2:1)ぐらいの割合
・柚子の絞り汁 少々
・片栗粉
・揚げ油(作り方)
①フグのアゴの部分を食べやすい大きさにカットして漬けだれに漬ける。
(1時間くらい漬けると味が浸みて美味しい)
②片栗粉をまぶしてカラッと揚げる。
漬けだれに醤油が入っているので油で揚げると焦げやすくなっています。高温で揚げすぎないようにご注意ください。
こんな食べ方もあったの?
フグ皮の酢の物
フグの皮って1匹から結構とれるんです。さっと湯がいてフグ刺身に添え、ポン酢で食べるのもいいですが飽きちゃうんですよね。
せっかくなら半分は酢の物に!ワカメや大葉との相性が抜群です!湯引きして細く切ったフグの皮をお好みの酢で和えるだけ。家族からは大評判でした。
酒飲みの方へ
ヒレ酒
お酒が大好きなあなたへ。フグといえば……やっぱり「ヒレ酒」ですよね。
我が家は日本酒をだれも飲みませんので、ヒレにトキめく者がおりませんが……お酒飲みの方にとってフグのヒレ酒は最高!と聞きます。
ヒレは2、3日よく乾かし魚焼きグリルで炙ってから、80度ほどの熱燗をそそぎふたをして蒸らすとおいしいと聞きます。
ヒレを炙る時は焦がさないようにしましょう。ヒレが焼けた目安は、干物を焼いた時のような香ばしい香りがたってきたらOK!酒はぬる燗ではなく、80度ほどの熱燗で注ぐとヒレの臭みが残らずおいしいのだと聞きました。ぜひ試してみてくださいね!
「さかな屋の嫁さん家の食卓1月」はいかがでしたか?
トラフグは「あいちの四季の魚」として、とても大切に守られながら食べられています。愛知県の離島ではトラフグツワーも期間限定で盛んに企画されていますので、ぜひ遊びに来てくださいね!
今回はお値打ちに買える養殖トラフグ1.25kgで様々な調理方法が楽しめました。でも4人で食べるにはちょっと鍋や唐揚げのフグが足りないかな?と感じました。そんな時はもっとお安く買える「サバフグ」や「ヒガンフグ」などで代用してもOKですよ!
ご家庭で安全に美味しくフグが食べたい場合は、ぜひさかな屋の嫁のLINE@にご連絡くださいね!
今回「あいちの四季の魚」を紹介したいという想いを伝えたら、愛知県水産課、愛知県漁業協同組合の方からイラストやレシピデータの添付の許可をいただきました。県が出しているレシピも添付しますので、ぜひ参考にしてみてください。トラフグはあと1ケ月ほどしか食べられませんよ。ぜひご賞味ください!