【さかな屋のお嫁さん家 9月の食卓】味覚の秋、旬の食材を使った秋ごはん

2018.9.25
献立

愛知県三河湾、東幡豆漁港のさかな屋に嫁いで10年目。たくさんのさかなと出会い、毎日様々な料理にチャレンジしています。そんなさかな屋の嫁の食卓をちょっと覗いてみませんか?その時期の旬のさかなを料理する中で出会った人や物、文化など皆さんのキッチンや食卓が明るく色鮮やかになるような情報をご紹介します!この食卓を見て「おさかな食べたいなぁ」って思ってもらえると嬉しいです。

 

白身魚の豆腐ハンバーグとしらすオクラの酢の物

白身魚の豆腐ハンバーグとしらすオクラの酢の物

・愛知県産天然真鯛の豆腐ハンバーグ
・油揚げと大根の味噌汁(白味噌)
愛知県産しらす干しとオクラの酢の物ー自家製三杯酢ー
ひじきとツナの釜めし
きざみ昆布と野菜の煮物、いんげんの胡麻和え、もやしナムル

 

我が家の大定番の一つ!白身魚の豆腐ハンバーグです。
息子は離乳食のときから食べてきたので(調味料なしのもの)今でも一年に一度のお弁当には必ずこれが入ります。おさかなが苦手なお子さんもコレならよく食べる!と言ってくださるので今回はレシピをご紹介します。

レシピの分量を記載していますが、実はそんなに繊細に計らなくてもできちゃう料理です。おさかなを①たたいて(刻んで)→②混ぜて→③焼くだけ。コツさせ掴めちゃえば食材アレンジが効くレシピ。ぜひ試してみてくださいね!

 

さかな屋のお嫁さん

愛知県天然真鯛の豆腐ハンバーグ

 

 

白身魚の豆腐ハンバーグレシピ

 

・(材料)4〜6名分量
 白身魚(皮骨を取った刺身状態) 350g
 木綿豆腐            150g
 味噌              小さじ1
 片栗粉             大さじ3
 ねぎ(細かくきざんでおく)   適量

・照り焼きソース(まぜておく)
 醤油                 大さじ2
 酒               大さじ2
 砂糖              大さじ2
 みりん             大さじ2

 

・(作り方)
1.白身魚を包丁でたたく(フードプロセッサーでもいい)
2.木綿豆腐は軽くペーパーで水分を拭き取る
3.全ての材料をボールに入れてよく混ぜる
4.熱したフライパンに3を小判型に並べ焼き色がついたら裏返して蓋をし蒸し焼き
5.中まで火が通ったら、合わせておいた照り焼きソースを回しいれとろみがついたら火を止める

 

 

離乳食の手づかみ食べのメニューとしてよく作っていました。そのときは調味料は使用しませんが、さかなの旨味だけで十分おいしいおやきになりますよ。ねぎの代わりにひじきや青のりに変えてあげるともっと栄養満点になります!

お子さんに苦手な野菜がある場合、すりおろしたり細かく刻んで入れてみては?これなら食べられるかも知れません。ぜひ試してみてくださいね。

 

白身魚の豆腐ハンバーグレシピ

 

白身魚の豆腐ハンバーグレシピ

 

白身魚の豆腐ハンバーグレシピ

 

白身魚の豆腐ハンバーグレシピ

 

時間があるときに「一人づつ」の釜めしを作ります。「一人づつ」という、このちょっとしたことがすっごく幸せな気持ちを運んできてくれます。今回はひじきとツナで。おこげがまたおいしい!この釜は何年か前においしいよ!とおすすめされて買った釜めし屋さんのもの。食べた後家でも作りたい!と思い、その釜を大切に残して使用しています。

 

ひじきとツナ

ひじきとツナの釜めし

 

さんまの塩焼き

秋刀魚

 

・北海道産さんまの塩焼き
・きのこの炊き込みごはん
・えのきの卵白スープ
・かぼちゃの煮物、ひじきの煮物、小松菜のしらす炒め
・とうもろこし、ミニトマト、柿

 

秋といえばさんまですよね!今期初めてのさんまは、シンプルに塩焼きで。
おさかなを塩焼きするときのポイントは「塩を振って15分ほどおいてから焼く」ということです。塩の浸透圧でさかなから臭みを含んだ水分が出てくると同時に、タンパク質が分解されふっくらと弾力が出て焼き崩れを防ぎ、旨味が増します。要するに「臭みを抑えながら、旨みを引き出して、綺麗に焼ける」ということです。焼く前にさかな焼きグリルを予熱しておくと皮がひっつきにくく綺麗に焼けます。

 

(焼き魚のポイント)
1.塩をして15分ほど待つ間に、さかな焼きグリルを予熱開始
2.さかなから出た水分をペーパーで拭き取る
3.中火で(一尾魚10分程度)(切り身5〜6分)
4.生焼けが心配ならすぐに盛り付けず余熱で火を通す

 

秋刀魚

 

焼き魚

さんまの塩焼きに大根おろしは必須!元重製陶所のおろし皿が我が家の愛用品。大中小とサイズ展開がありますが、我が家は全サイズ持っています。最高におろしやすく、洗いやすい。陶器製なのでそのまま食卓に置けます。我が家の必需品です。大切に使っています。

 

柿もおいしい季節になりました。さんまと柿は秋の大定番食材ですよね。

柿もおいしい季節になりました。さんまと柿は秋の大定番食材ですよね。

 

秋を感じる食卓になりました。

秋を感じる食卓になりました。

さんまの刺身生姜大葉和えと南蛮漬け

 

秋刀魚

 

・さんまの刺身生姜大葉和え
・さんまの南蛮漬け
・栗ご飯
・わかめと玉ねぎのすずみそ汁
・おくらの胡麻和え、きんぴらごぼう


残暑でまだ蒸し暑いので、さんまもさっぱりさせて食べたい。さんまの刺身和えと、南蛮漬けで涼しさアップです!
南蛮漬けのさんまは3枚におろして皮ごと揚げ焼きしたら、熱々のままマリネ液に入れ、粗熱を取ったら2時間ほど冷蔵で冷やしてから食べる。蒸し暑い日でも赤ピーマン 黄ピーマンが鮮やかで食欲をそそりますね。

さんまの南蛮漬け

 

アジ

 

 

おくらの胡麻和え、きんぴらごぼう

 

栗も大きくて美味しそうなものがあったので、栗ご飯に。生栗から茹でて、殻をむくのは大変ですがやっぱり季節のものは手間がかかっても料理したい、食べたい!

 

 

 

 

 

くり


黒ゴマをちらすと彩りも香りもいいかと思います。今回忘れてしまいましたが。ほっくり優しいお味でした。秋はなぜか炊き込みご飯がつくりたくなります。次はさつまいもごはんにしようかな。

 

栗ご飯

 

家族みんなで食べるごはんは格別においしいですね!

 

献立

 

 

さわらの黒酢ねぎしょうがソース

 

サワラ

 

・愛知県さわらの黒酢ねぎしょうがソース
・南マグロの山かけ
・お麩と豆腐の味噌汁
・きのことワカメの酢の物
・自家製ぬか漬け(紫大根、きゅうり)
・梨

 

さわらは漢字で書くと「鰆」。魚へんに春と書きますので春が旬のおさかなとして有名ですが実は秋〜冬も旬です。サワラは回遊魚なので、地域によって旬の時期が異なってきます。関西地方では春によく水揚げされるので春が旬とされていますが、日本海や関東では秋〜冬に水揚げされるさわらが産卵をむかえる前で脂がのっていておいしいと言われています。

 

(寒サワラ)私個人的にも秋から冬にかけてのサワラの方が濃厚で好きです。
サワラやアジやブリなどの青背魚はDHAやEPAなどの優秀な栄養素が豊富で、血液をサラサラにしたり、中性脂肪の低下や血栓の予防にも効果的。おいしいのに身体にいいって素晴らしいですよね!秋はこの青背魚が他にもたくさん旬を迎えるので、スーパーでもこれから売られるようになると思いますよ。ぜひ秋は青背魚をたべましょうね!


今回はその青背魚にピッタリのレシピ。カリッと揚げて黒酢ねぎしょうがソースで和えるだけ。黒酢のほのかな酸味がしょうがとネギと絡まって、青背魚特有の青臭さを緩和してくれます。主人が大好きなレシピです。ご飯が止まりません。

 

鰆

 

さわらの黒酢ねぎしょうがソースレシピ

 

・(材料)4名分量
 さらわ       50g切り身で人数分
 塩        適量
 片栗粉・小麦後  適量
 揚げ油      適量


・黒酢ねぎしょうがソース(まぜるだけ)
 黒酢       大さじ3
 白ねぎ     1本(みじん切り)
 生姜      1かけら(みじん切り)
 醤油      大さじ3
 砂糖      大さじ3
 ごま油     大さじ1

 


(作り方)
1.さわらは塩して15分寝かせでてきた水分をペーパーで拭き取る
2.黒酢ねぎしょうがソースを作る
3.片栗粉1:小麦粉1の割合で、さわら両面に軽く粉をする
4.160度から170度の油でカリッと揚げて、熱いまま②のソースに絡めてできあがり

 

鰆

 

ソース

 

鰆

 

鰆

 

南マグロ(インドマグロ)の山かけ。クロマグロ(本鮪)が一番手なら、南マグロ(インドマグロ)が二番手、キハダマグロが三番手。というような感覚です。身が濃い赤色で発色がいいのですが、すぐに変色するのが少し難点。身が柔らかく、キハダマグロより旨味は濃厚。山かけにするときは、クロマグロまで贅沢できないときに南マグロを選びます。

 

マグロ


さわらやまぐろはDHAやEPA、鉄分が豊富で本当に優秀な食材です。

 

マグロ献立

 

2018年9月の「さかな屋の嫁さん家の食卓」はいかがでしたか?

「食欲の秋」とは本当の事で、秋は旬の食材が満載ですよね!おさかなも秋は「青背魚」のお祭りです!サンマ、アジ、イワシ、ブリetc……。寒くなるにつれて美味しくなってきます。10月はどんな料理をしようかな。これからの季節が楽しみです!

 


神田 ひかり
さかな屋の嫁 / 離乳食インストラクタ―

愛知県西尾市在住 2児の母。19歳で調理師免許取得所得後、8年間名古屋国際ホテル他レストランキッチンにて修業後、さかな屋の旦那と出会い結婚。長男が離乳食を食べてくれず悩んだ事をきっかけに、離乳食インストラクター資格を取得し離乳食講座を定期的に開催中(累積受講者数500名以上)。おさかな離乳食セット「ととBaby」開発や離乳食インストラクター協会やクックパッド、自身のブログでおさかな離乳食記事執筆やレシピ提供、魚のさばき方、包丁の研ぎ方講座を定期的に開催するなど、魚食普及、魚離れに歯止めをかけるべく活動中!

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