定番から個性派まで。この夏食べたい!全国のおいしいそうめん

2020.08.27
定番から個性派まで。この夏食べたい!全国のおいしいそうめん

まだまだ残暑が続きそうなこの夏。冷水で締めて、めんつゆとともにいただくそうめんは、夏を乗り越える心強い味方です!

また、一口に言っても地域や製法によって味わいに大きな差がでます。今回はそんな、全国各地の定番そうめんから個性派までピックアップしてご紹介します。

長崎県が誇る「島原手延べそうめん」

「島原手延べそうめん」は、全国の生産量の約三割を占め、現在では、全国各有名デパートで夏の売れ筋商品として発売されています。つるっとすすれば舌触りなめらかで、強いコシと粘りのある食べ応えが特徴です。島原では、200以上もの事業者が高品質でおいしいそうめんづくりに情熱を傾け、そうめんの頂きをめざして生産。日本有数のそうめんの名産品として知られています。

【島原手延そうめん】
http://minamishimabara-somen.jp/

食品のミシュランで最高評価を受賞した製麺所
「手延べ陣川」

食品のミシュランと呼ばれるiTOi(国際味覚審査機構)の最高評価を受賞した製麺所「手延べ陣川」。

平成24年度「黄綬褒章」や、全国初の手延べそうめんの技能士として、平成23年度 厚生労働大臣賞の称号「現代の名工」を受賞した故・陣川利男氏の技、素麺会のレジェンドの技が受け継がれた逸品です。

雲仙普賢岳の伏流水と北海道産の小麦粉を使用。昔ながらの伝統技法と独自の製造技術で極細麺に仕上げ、口あたりなめらかです。

蜘蛛の糸 手延べそうめん

「蜘蛛の糸」は、蜘蛛の糸のように細く、獲物を捕まえたら離さない“強いコシ”をイメージしてつくり上げた素麺です。雲仙岳の雄大な自然が産み出す麗水と、五島灘でとれるミネラルが豊富な塩、厳選した小麦粉を使用。

細いながらもシッカリとした歯応えと麺の腰があり、口に含んだときの滑らかさと、出汁との絡み、喉越しの快感までがたまらない逸品です。

▼購入はこちらから
https://shimaworks.thebase.in/items/14338175

有明海で育った海苔を使用!「海苔そうめん」


有明海で育ったミネラルたっぷりの海苔を粉末にし、そうめんに練りこみました。 冷やしそうめんの他、煮込み麺にもオススメ。

▼購入はこちらから
http://www.kobayashijinnetshop.com/shopdetail/000000000055/ct25/page1/order/

小豆島の名産品「小豆島そうめん」

奈良県「三輪そうめん」、兵庫県「揖保乃糸」に並ぶ日本三大素麺の一つ「小豆島そうめん」。瀬戸内海に浮かぶ小豆島に、手延素麺作りの技が伝えられたのは、約400年前と言われています。

小豆島そうめんの最大の特徴は、製麺時に小豆島の名産品であるごま油を練りこむこと。これにより、ほかの地域のそうめんとは違った風味が生まれます。ほかにも小豆島の特産品であるオリーブオイルや醤油を隠し味に使った手延べそうめんを食べられるのも、小豆島の魅力です。

【小豆島そうめん】
https://shodoshima.npnp.jp/about/somen/

小豆島手延素麺「島の光」

引用元画像:amazon

原材料は厳選された小麦粉・食塩・ゴマ油を使用。寒期にたっぷり熟成時間をとった2日間製造工程と空気の澄んだ瀬戸内の潮風を受け、職人の手によって丁寧につくりあげられます。天日干しにより白く細い麺で強いコシとなめらかなのど越しが特徴です。

小豆島の名産品を使った「オリーブ素麺」

オリーブ素麺は、良質の小麦粉に風味豊かなオリーブの果実をふんだんに練り込み、表面にオリーブ油を塗ったそうめんです。ヘルシーなのはもちろんつるっとした独特の食感・のどごし、小豆島ならではのおいしさを楽しめます!

このほかにも全国にはさまざまなそうめんがあります!ここからはハイライトでご紹介します!

奈良が誇る「三輪そうめん」

「三輪そうめん」で有名な奈良県桜井市は手延べそうめんの元祖であり、素麺発祥の地と伝えられています。古くから良質な小麦と水、水車の発達による優秀な製粉技術、適度な気温と風などすべてに恵まれており、細くコシの強い麺が特徴です。煮崩れしにくいので、にゅうめんや炒めものにも適しています。

三輪そうめんの主なブランド

【三輪山本】
https://www.miwa-somen.jp/
【池利】
https://www.ikeri.co.jp/
【三輪そうめん松田】
https://www.soumen-matsuda.co.jp/
【三輪そうめん小西】
http://miwasoumenkonishi.co.jp/

一度食べたら癖になる徳島県でつくられる「半田そうめん」

「半田そうめん」とは、徳島県つるぎ町(旧半田町)で伝統的につくられているそうめんです。 製麺所によって「半田めん」「手延べ半田そうめん」など名称が違いますが、すべて手延べの伝統的な製法でつくられています。

一般的な手延べそうめんの太さは1.3mm未満ですが、半田そうめんはそれより太い1.7mm前後と太く、コシがあるのが特徴です。

半田そうめんの主なブランド
【小野製麺】
https://www.handamen.com/about/
【オカベの麺】
https://www.okabemen.co.jp/

日本のトップブランド「揖保乃糸」

揖保川を中心とする播磨地方の清流や赤穂の塩など、そうめんづくりの原料に恵まれた兵庫県たつの市。この地域で本格的なそうめん生産がはじまったのは江戸中期のこと。そんなそうめんづくりの歴史と伝統を今に受け継ぐのが「兵庫県手延素麺協同組合」のブランド手延そうめん「揖保乃糸」です。

メーカーでつくられていると思われている方も多いですが、実はブランドを支えているのは約430軒の生産者と徹底した品質管理。原料の仕入れから格付けまでを兵庫県手延素麺協同組合が一元管理し、検査指導員による検査に合格した製品だけが「揖保乃糸」として流通しています。

【揖保乃糸】
http://www.ibonoito.or.jp/feature/obi.html

全国の個性派そうめん!

全国には、伝統そうめんだけでなくなかなかツワモノな個性派そうめんもそろっています。最後は編集部が気になる個性派たちを集めてみました。

ウニの風味が香る「手延べウニそうめん」

ウニ独自の豊かな風味とうま味が味わえる彩り鮮やかな手延べ麺。ウニを練り込むことにより彩りが綺麗になり豊かな風味とうま味が味わえる手延べ麺です。

製造工程では麺の熟成が期間が必要に重要になり、一級製麺技能師の技術と経験で3日間かけてようやく手延べで引き伸ばすことが可能に。熟成期間が長い分、非常にコシの強く麺伸びもしにくい麺に仕上がり、少し時間がたってもおしいくいただけます。

▼購入はこちらから
https://nouchi-seimen.ocnk.net/product/15

栃木から登場!「苺そうめん」

栃木県産のとちおとめジュースで生地を作り、そうめんに仕上げた「苺そうめん」。デザートやドレッシングなどを和えてサラダ感覚でいただける新感覚のそうめんです!

▼購入はこちらから
http://www.masakiya.co.jp/product/kodawari/ichigo_soumen/

沖縄発!「手延べ紅芋麺」


なめらかなツヤと、しっかりとしたコシの強さと歯ごたえが特徴。紅芋の桜色が映える、彩り鮮やかで綺麗な麺です。麺にはコシがあり、歯ごたえとのどごしが楽しめます。

▼購入はこちらから
https://item.rakuten.co.jp/san-a/4969534003054/

今回は定番から個性派のそうめんを紹介しました。さまざまな麺を食べ比べながら暑い夏を乗り越えていきましょう!

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