全国から99組の作り手が集合!『ててて見本市 2019』
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NEIGHBOR & CRAFTSMAN|岐阜・美濃
少し変わったプロダクトを見つけました。
岐阜県美濃市の「NEIGHBOR & CRAFTSMAN」。実は、航空機部品などの金属加工を40年以上行なっている町工場から生まれたプロダクトブランドなんです。「図面通りのものづくりだけでは、ものづくり本来の目的を忘れてしまう」「人のためのものづくりを忘れないように」そんな想いから、プロダクトブランドを立ち上げたのだそう。
上部のつまみに施された独自開発の開閉機構と、すーっと心地よく閉まるカバーが特徴の密閉キャニスター。お茶やコーヒー豆を乾燥から守ってくれます。
精密な金属加工の技術でつくられたコマは、長いときだと18分も回り続けます。
どのプロダクトも、驚くほど繊細につくられていて、職人さんのものづくりへの情熱を感じました。東海エリアだと、東急ハンズで取り扱いがありますよ。
【NEIGHBOR & CRAFTSMAN】
http://neighbor-craftsman.jp/
https://twitter.com/info_neighbor
RYOTA AOKI GALLERY|岐阜県・多治見
印象的な陶器の数々に思わず足を止めてしまいました。
岐阜県・多治見にギャラリーを構える「RYOTA AOKI GALLERY」。金・銀・プラチナといった、陶芸では通常扱うことない素材と、陶芸の伝統手法を融合させた新しい陶芸作品を生みだしている作家さんです。
一番の特徴は釉薬。年間約15,000種類もの釉薬を研究されているのだそう。
特に驚いたのが、こちらの金を使わない金色の釉薬でつくられた器。金属をまったく使わずに、独特な表情を作り上げています。
こちらの「神様のカップ&ソーサー」のように、まるで宝石のような作品も多数。台湾や中国でも展示会をするなど、世界的に活躍されています。ギャラリーは週末限定で訪れることができます。
【RYOTA AOKI GALLERY】
https://www.ryotaaokipottery.com/
https://www.instagram.com/ryotaaoki/
EIJI MIYAKI|岐阜県・多治見
こちらも同じく岐阜県多治見市の陶芸家「EIJI MIYAKI」。
主に量産品で使われることの多い、型を使った鋳込みという技法で制作されています。この技法は通常、デザインから製品に至るまで分業で行われますが、すべての工程を自らの工房で行うことにより、新しい陶磁器の表現や可能性を追求しています。
見た目に美しいだけでなく、使いやすい形の器が特徴。見ても使っても楽しめる器です。
東海エリアだと、名古屋・本山にあるライフツールストア「NODE」にて取り扱いがあります。(オンラインショップでも購入可)
【EIJI MIYAKI】
http://eijimiyaki.jp/