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コロナ禍で笑顔が失われたまちなかに、伝統芸能や歴史・文化を通じて「笑顔」を取り戻すべく、今年で8回目となる「やっとかめ文化祭」が、2020年10/24(土)~11/15(日)の期間中開催されます!
やっとかめ文化祭とは?
名古屋の伝統芸能や歴史・文化に焦点を当て、これらを楽しみ、学び、体験することを通して、その価値に気づいてもらうことを目的としたイベントです。「芸どころ」名古屋は、江戸時代には尾張徳川家のもとで、江戸と上方の両方の影響を受け、多彩な芸能と独自の文化を育んできました。その遺産は現在にも息づいています。
年はコロナ対策に配慮し、「名古屋」にまつわる伝統芸能を上演する「芸どころまちなか披露」のほとんどのプログラムをオンライン配信されます。
地元名古屋の狂言共同社による狂言、名古屋を舞台としたストリート歌舞伎、名古屋を中心に活躍する講談師による名古屋にまつわる講談、重要無形民俗文化財「尾張万歳」、名古屋の花柳界で歌われてきた「名古屋甚句」、地元名古屋の筝曲正絃社による筝曲を上演。なお、「お座敷ライブ 英語でお座敷遊び」は実際に料亭で体験できますよ!
4種類のプログラム
①芸どころまちなか披露
名古屋の芸達者たちが、狂言・ストリート歌舞伎・講談・尾張万歳・正調名古屋甚句・熱田神戸節・筝曲をまちなかで披露する様子を、オンラインで配信。今年はコロナ禍により失われたまちの元気を取り戻すために、笑顔になれるような芸が配信されるそう。なお、「お座敷ライブ」は実際に料亭で体験できますよ。
▼詳細はこちらから
https://yattokame.jp/2020/hirou
②芸どころ名古屋舞台
狂言、能、日本舞踊を舞台で上演します。今年は狂言「犬山伏」・能「安達原 白頭」、日本の話芸「怪談づくし」、「~日本舞踊で描く古典文学怪異譚~」と、怪談に関する演目を上演します。できるだけ多くの方に生の伝統芸能の舞台を体験していただけるよう、料金を一般の公演より安価に設定。
▼詳細はこちらから
https://yattokame.jp/2020/nagoyabutai
③まちなか寺子屋
名古屋市内の歴史・文化にゆかりのあるスポットで、名古屋の歴史・文化について学ぶ講演や体験を提供します。名古屋に関する、色・大正琴・香り・名古屋の仏教寺院・名古屋城・柳橋・有松、芸どころ名古屋、喫茶店文化・パン・和菓子・渋ビル・航空機の歴史・茶席・能・和歌・名古屋甚句・絵画・七宝・芸妓といったさまざまなテーマについて、21のコースを企画。
▼詳細はこちらから
https://yattokame.jp/2020/terakoya
④まち歩きなごや
なごや好きのガイドと名古屋のまち歩きを体験するツアー。名古屋に関する、戦国時代・三英傑、寺社仏閣・信仰・妖怪・自然・ものづくり・産業・建築・文化・モザイク壁画・俳句・短歌・街道・路地・商店街・公園・市場・物流・近代化・レトロ・日本酒・和菓子といった、定番や珍スポットも含む様々なテーマについて、遊び心あふれる39のコースを企画。
しゃちほこのポーズを写真や動画で撮影
Twitter・Instagramで参加できる「しゃちほこチャレンジ」
期間:2020年10月24日(土)~11月10日(火)
講師:日本舞踊西川流四世家元 西川千雅
従来のやっとかめ文化祭では、名古屋の名物芸「金のしゃちほこ踊り」を、参加者が事前に稽古を重ねた上で、名城公園で披露していました。
今年はコロナ対策の代替企画として、誰でもSNSで参加できる「しゃちほこチャレンジ」を開催します。しゃちほこのポーズを写真や動画で撮影し、TwitterかInstagramで投稿することで参加できます。抽選で素敵な景品もあたります。
【応募方法】
①公式アカウントをフォロー
②投稿文冒頭に「しゃちほこチャレンジ」
③「#しゃちほこチャレンジ」を付けて投稿
今年もぜひやっとかめ文化祭に参加して、名古屋の伝統芸能・歴史・文化に触れてみてくださいね!
主催者概要
主 催:やっとかめ文化祭実行委員会
構成団体:名古屋市(文化振興室、観光推進課、歴史まちづくり推進室、文化財保護室)、(公財)名古屋市文化振興事業団、(公財)名古屋観光コンベンションビューロー、(公財)名古屋まちづくり公社、中日新聞社、名古屋観光ブランド協会、特定非営利活動法人大ナゴヤ・ユニバーシティー・ネットワーク
後 援:名古屋商工会議所、中部経済連合会、中部経済同友会(予定)
助 成:文化庁、一般財団法人地域創造
協 力:名古屋三曲連盟、名古屋邦楽協会、名古屋日本舞踊協会、(公社)能楽協会 名古屋支部、名古屋鉄道株式会社(予定)、名古屋市交通局、会場を貸してくださいました施設の皆さま