"Trung tâm Owari Onsen Tokai" Hơn 1.000 lít nước nóng sạch mỗi phút được chảy sang trọng!
愛知県で唯一「日本名湯百選」に選ばれた、良質な湯を堪能できる「尾張温泉東海センター」。源泉かけ流し、一切の加水・加温・循環なしにこだわり、湯の柔らかさを体感することができます。2020年10月にリニューアルが完了。どこかレトロな雰囲気を残しながら、より清潔で快適な空間に生まれ変わりました。
*Thông tin tại thời điểm đưa tin vào tháng 9 năm 2022
Mục lục
源泉100%の湯を湛えた野趣あふれる
「大庭園風呂」
近鉄蟹江駅よりタクシーで7分ほどの場所にある「尾張温泉東海センター」。そのほか無料のコミュニティバス「蟹江町お散歩バス」も有効活用しましょう。250台駐車できる無料駐車場も備えており、車でのアクセスも良好です。
佐屋川をまたぐような建築構造で、その下は釣り場になっています。なんだか不思議な風景。
さっそく中に入ると、リニューアルによりカーペットや壁が一新されており、モダンな雰囲気になりました。とはいえ婦人服の販売など、リニューアル前の面影もどことなく残っています。唐突に現れるジャイアントパンダ(本物)のはく製にもびっくり!
浴場へと入ると、まずは「大庭園風呂」のスケール感に驚かされます。ゴツゴツした岩が積み重ねられており、野趣あふれる雰囲気。
尾張温泉はNPO法人「健康と温泉フォーラム」が、「温泉療法医がすすめる温泉」という観点から選んだ「日本名湯百選」のひとつ。
単純温泉(低張性弱アルカリ性高温泉・低温泉)で、刺激が少なく柔らかい泉質が特徴。
約50℃の高温泉と、約28℃の低温泉を併せることでちょうどよい湯加減に。加水一切なしの源泉100%の湯を贅沢にかけ流しています。
巨大な浴槽ですが位置によって温度が微妙に異なり、熱めのエリアとぬるめのエリアがあります。常連さんはそれぞれ「自分好みのエリア」を熟知しているそう。
「大庭園風呂 女湯」は男湯とは少し異なる趣。男湯からは柵越しに見えていた巨大な滝をダイレクトに見ることができ、迫力を感じます。
サウナで蒸されたら源泉低温泉100%の水風呂へ
さて、サウナ室もチェックしましょう。もともとは4~5人入れる規模でしたが、リニューアルにより15人ほど入れる本格派サウナ室となりました。
男性サウナは約100℃、女性サウナは約90℃に設定。石材から熱が反射するためか、温度以上に熱く感じられます。
しっかり蒸された後は、お待ちかねの水風呂!なのですが、温度は約28℃となぜか高め。実はこれにはある理由が。
高温泉と低温泉を併せることでちょうどよい湯加減にしていることは先述の通りですが、この水風呂には低温泉が湛えられているのです。厳密に言えば「水風呂」ではなく「低温泉風呂」。
支配人の倉知義広さんにお話をうかがうと、「『もっと冷たく』というお声もいただくのですが、『源泉100%かけ流し、一切の加水・加温・循環なし』というこだわりは、水風呂も含め変えたくなかったんです」と話してくれました。
この水風呂にこそ「尾張温泉東海センター」のアイデンティティや、湯に対するこだわりが凝縮されている!
そんな事実が判明し、ありがたみを感じつつ約28℃の水風呂に改めて入泉。もちろん、10℃台の水風呂のようなひんやり感はありませんが、じんわりと冷やされていきます。まだ水風呂に抵抗がある、サウナ初心者にもおすすめかも。
なによりずっと入っていられるのが素晴らしい。いくら効能が期待できるからといって40℃近い温泉に長時間浸かるのは無理な話ですが、この温度なら長く浸かっていられます。
水風呂からあがったら、露天風呂でととのいタイム。男湯にはベンチが用意されています。周囲を川に囲まれ、近辺に大きな建物がないためか、心地よい風が吹き込んできます。気持ちいい!
【朗報】女湯の露天風呂には「ととのいチェア」が用意されていました!
リニューアルにより、気付きづらい場所も改善されています。女性のロッカーは「隠れられる場所」ができるように、わざと入り組んだ配置に。
そして、一面に大きくパウダーコーナーを設置。子ども連れでも利用しやすそうです。
一方、男性ロッカーは脱いだり着たりしやすいように、「間隔」を意識した配置に。荷持多めで温浴施設を訪れることが多い筆者にとって、広いスペースが確保されているのはとてもありがたいです。
こういった小さな心配りに、尾張温泉東海センターのホスピタリティを感じるのでした。
地味噌の限定販売も!
楽しみ満載の湯上がり
ロビーには婦人服や食品、おみやげ品などが多く販売されており、なんだか大型旅館の売店のようでもあります。
おすすめは愛知県あま市の蔵元・佐藤醸造の味噌や醤油。伝統の本桶仕込みの豆みそをベースにしたチューブタイプの万能味噌、「どえりゃー名古屋のみそだれだがね」(1本470円)が特に売れ筋のよう。とんかつや豆腐、おでんなどにかけるだけで、味がワンランクアップすると評判なのだとか。
さらにおすすめなのが、同じく佐藤醸造製の「七宝 本場赤だし味噌」の袋売り。毎月第2土曜から200個限定で販売しています。すぐに売り切れてしまうほどの人気で、この日を狙って来店するリピーターが多いそう。それにしても約1.5kgで350円とは安い!
「尾張温泉東海センター」には食堂もあり、ゆっくり過ごせます。まず驚かされるのがその価格。すべての品がUNDER500で、「学食か!」と思わずツッコんでしまいます。
オーダーしたのは「オムライス」(440円)。温泉マークがケチャップで描かれていてかわいい!枝豆でさらに高く立ち上る湯けむりを立体的に表現(?)
卵に包まれたケチャップライスは濃厚で、汗をかいた湯上がりにちょうどいい味付けでした。
毎分1,000ℓ以上の新鮮な湯が浴槽を満たし、それを贅沢にかけ流している「尾張温泉東海センター」。
声を大にして言いたい。名古屋から30分ほどの場所に、これほど良質な湯が湧いていることを知らないのは損!
それと後日談ですが、サウナのあと源泉低温泉の水風呂で引き締めてからというもの、やたらと肌つやがいいような。