目次
「古さと新しさをミックスした独自の空間づくり」をコンセプトに、名古屋を拠点に国内外で活躍されているデザインのプロ集団「GENERAL SUPPLY(ジェネラルサプライ)」。空間デザインをはじめ、時代を超えて愛される貴重なアンティークやモダンクラシックを世界中からセレクト。また、オリジナルインテリアグッズや雑貨、アートの販売など、さまざまな角度から日々の暮らしを提案されています。
今回は、東区に移転されたオフィスに伺い、GENERAL SUPPLYの魅力をたっぷりとお聞きしてきました。
古さと新しさをミックスした独自の空間づくり
代表の丹下さん。ニューヨークで学生生活を含めて9年ほど過ごされた中で磨かれた感性は、GENERAL SUPPLYの中にもしっかりと落とし込まれています。
丹下さん:「もともとは、プロダクトデザイナーをしていたのですが、お客様に関わるすべてのものづくりを提案したいと思い、2016年に長久手にて、GENERAL SUPPLYを立ち上げました。
世界中からセレクトしたアンティーク雑貨や家具の販売をはじめ、アート・植物・オリジナルアイテムの製作、空間デザインなど、デザインに関わることならなんでも手がけています。長久手では、商品の販売だけでなく、カフェバーにしたり定期的にワークショップもやっていました。東区へ移転をしたのは、2019年の5月のことです。」
−長久手の店舗から移転されたきっかけはなんだったんですか?
丹下さん:「移転したきっかけは、建物自体が欲しいという方とのご縁があったからなんです。僕らはオープン当初から様々な空間をデザインし、展開していきたいという想いがあったので、店舗自体も商品として売りにだした状態で、営業をしていたんですね。
そして、3年後の今年に入って売却が決まったので、移転することになったってわけなんで
す。長久手店は今は住宅になっていますよ。最近は地価が高騰しているので、今は様子をみ
ていますが、今後も良い場所が見つかり次第、新しく空間をつくり展開していく予定です。」
僕らがいいと思うものを。
−アンティークの買い付けをはじめたられたきっかけや、買い付けのポイントについて教えてください。
丹下さん:「海外で生活していた中で、アンティークに興味をもつようになったんです。最初は男目線で、重厚感のあるかっこいいものに惹かれていきましたね。コンセプトにもあるように、僕らは、”古さと新しさをミックスした独自の空間づくり”をテーマに空間づくりをしています。ですので、有名なデザイナーや流行りにのるのではなく、僕らがいいと思うもの、感性に響いたものを中心にセレクトしているんです。
買い付けはイギリスを拠点に、ヨーロッパを回っています。最近ですと、大きな展示会が年に2回あるので、現地にいるバイヤーにお願いをして買い付けをしてもらっています。内装のデザインもしているので真鍮のアンティークパーツは、インテリアコーディネーターさんや店舗さんからも人気がありますね。お客様の店舗イメージに合わせて買い付けをしたり、お客様の要望で仕入れることもありますよ。」