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市営地下鉄鶴舞線「御器所」駅から徒1分、駅からすぐの場所に2021年6月12日「bake melew(ベイクメルー)」がオープンしました。淡い紫色の扉が目印のお菓子とコーヒーのお店です。
紫色とゴールドがコンセプトカラーの
かわいいお店
お店のコンセプトカラーである紫色の扉には同じくコンセプトカラーのゴールドの取っ手が。
これが看板のかわり。扉を目立たせるためにあえて、看板をつけていないそう。隣にある大きな窓からはコーヒーを淹れているところが見られます。
目をひくのがコーヒーを淹れるドリッパー。色とりどりに並んでいます。さらに、照明にもドリッパーが。電球にジャストフィットしたんですって!遊び心も満載です。
扉をあけると、カウンター席がずらり。
やわらかな紫色ベースの店内には至る所にドライフラワーが飾られ、やすらぎ感を醸し出しています。
カウンターの奥、テーブル席の先のお庭には、ベンチが。
夏場は熱いので使用していないそうですが、涼しくなったころにはベンチ席でもコーヒーをいただけるそうですよ。ベンチの周りは目に見えるところ全て紫色に塗られていて、内装にこだわりを感じます。
お店の外観や内観は全て店主の加藤さんのイメージ。
お店の名前は、焼き菓子の”bake”と柔らかい”mellow”の語源となった古い英語”melwe”から名付けられ、柔らかく可愛らしいお店の雰囲気にピッタリ。
こだわりのスペシャルティコーヒー
コーヒー豆のフルーティーな味と酸味と甘みのバランスがとれた浅煎りのコーヒー豆は、苦味が控えめ。
コーヒーを苦い飲み物ではないと知ってもらいたい!という想いから、あえてコーヒーは浅煎りのスペシャルティコーヒーだけにしているのだそう。
コーヒーが苦手な方には、コーヒー豆をミルクに漬け込んだ「ミルクブリュー」やスパイスを使ったドリンクもあります。「ミルクブリュー」は名古屋では珍しいので、コーヒー好きでも一度試されては?
お店で使用しているコーヒー豆は市営地下鉄「高岳」駅の近くにある「トランクコーヒー」のもの。2種類から好きな豆を選べます。
この日のコーヒー豆は、ブラジルとケニア。ブラジルは酸味がやわらかい、普段飲みなれているコーヒー。ケニアは酸味の強い、フルーティーなコーヒーです。
せっかくなので、飲んだことのないケニアーをアイスでいただくことに。
コーヒーは注文後にハンドドリップで淹れてもらえます。
使用しているドリッパーは「トランクコーヒー」が監修したのORIGAMIドリッパー。11色のバリエーションがあり、イートインで食べられるスイーツの器にも使われています。こんなところにもオシャレごころが。
こちらが「浅煎りスペシャルティコーヒー アイス(550円)」
透き通った綺麗な茶色をしています。苦味や酸味がなくて飲みやすい!
注文時にグレープフルーツのような酸味と聞いて、まさかとは思っていましたが、本当にグレープフルーツのような酸味でした。コーヒーそのものの味を楽しんでもらうため、まずは砂糖やミルクは出されません。ですが、もちろん砂糖とミルクも用意していただけますよ。
コーヒーと一緒に食べたい焼き菓子とケーキ
焼き菓子はトランクケースの中にちょこんと並べられています。
ちょっとした時のプレゼントに使えるドライフラワーの入ったギフトボックスもあって、見て嬉しい、食べて楽しいギフトボックスになっています。
プレゼントや手土産に使えるギフトボックス、プレゼントにもらったら嬉しくなりますね!
bake melewの焼き菓子はアルコールを使っていないのが特徴。おすすめの焼き菓子3種類をいただきました。
米麴甘酒が使われた「米麹マフィン(280円)」はしっとり、もっちり。一口頬張ると優しい甘さが口の中に広がります。米麴の甘酒はアルコールが含まれてないので、お子さんでも食べられますよ。
バターが香る「フロランタン(300円)」は、サクサク食感のクッキーと香ばしく甘いキャラメルアーモンドのハーモニーがたまりません。
「ガレット・ブルトンヌ(280円)」は厚焼きクッキー。ざくざくとした食感とほんのりとした塩味がコーヒーによく合います。
焼き菓子の他にケーキやカヌレもありました。
ショーケースの中にケーキは並ばないので、ケーキを購入する場合は加藤さんに注文をしてくださいね。
こちらの「罪なチーズケーキ(1ピース350円)」は人気商品。
名前の”罪”はクリームチーズに生クリーム、グラニュー糖がたっぷり使われていて、高カロリーなのにさわやかな後味でいくつでも食べてしまうところから。濃厚な口当たりなのに、最後にはレモンで後味さっぱり。たしかに食べる手が止まらない!罪なチーズケーキです。
やすらぎ感のあるお店でお菓子とコーヒーを食べながら、ありふれた日常に彩りを添え、少しでも幸せを感じてもらえたらという気持ちが込められているbake melew。
お店は夜も営業しているので、仕事やお出かけの帰りにちょっと寄るのも癒されそう。
テイクアウトだけでもよし、お店でコーヒーを1杯いただくのもよし。落ち着いた雰囲気が魅力の日常に彩りを与えてくれるお店です。