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春日井でパン屋さんに行くなら「ブランジェリー櫻蔵(さくら)」がおすすめ!
名古屋から19号線を北上すると春日井に入ってすぐ。電車なら勝川駅北口から歩いて7分ほどです。緑に囲まれたすてきな建物はまるでパリのカフェのよう。お庭の中を、季節を感じながら進みます。
毎日約160種類が並ぶ、櫻蔵のパン
扉を開けると、目の前には色んな種類のパンがところ狭しと並んでいます。思わずテンションが上がります。毎日約160種類が並ぶそうですが、多くの種類がそろう10:30ごろが狙い目。とにかく種類の多さにわくわくしながら迷います。
入ってすぐ右のコーナーには、レーズンノア、いちじくくるみ、チーズエピなどのハード系やいもパンなど。はちみつ入りのラウンド食パンも並びます。
お惣菜系のフォカッチャは、豊富なバリエーションが魅力。その日の気分で毎日のランチにもよさそうです。
しっかり食べごたえがありそうな、フォカッチャやベーグル、食パンのサンドなど。こちらも種類が多いです、行楽の前に立ち寄るのもいいですね。
おやつや手土産にももってこい、スイーツ系もいろいろあります。マフィン・プリン・デニッシュドーナツ・サブレ・シフォンケーキも。
キッシュやパイ、ピザもありますよ。とにかくたくさんの種類があって、迷ってしまいます。
人気パンランキング!迷ってきめられない方は必見です。
迷って決められないという方は、ランキングを参考にしてみてくださいね。
堂々の第一位は、天然めろんぱん!ぶどうから起こした自家製天然酵母を使用。実食レポートはのちほど。
「ひとつひとつ丁寧に」
続いては、店主の丹羽さんからお話を聞かせていただきました。
– どうしてパン屋さんを開店されたのですか?
丹羽さん:「何かを生み出すような仕事がしたかったのと、パンが好きだから。2005年にオープンしてから約15年になります。」
– 「櫻蔵」の由来は?
丹羽さん:「お店の庭にあるシンボルツリーのさくらの木と、ひいおじいさんの菊蔵さんから代々受け継いだ土地であることから、この地を大切に使わせてもらいたいとの想いを込めて、櫻と蔵を合わせました。」
– パン作りでこだわっていることはありますか?
丹羽さん:「特にないですよ。ただ、国産小麦粉、小麦粉やぶどうから起こした天然酵母など、いいものを使っています。ベストなものを選んで、ひとつひとつ丁寧にやっているだけです。」
– ひとつひとつ丁寧に。とてもこだわりを感じます、おいしいパンの秘訣ですね。おいしいフランスパンが焼きたい!と窯をかえられたと聞きましたが。
丹羽さん:「フランスパンも専用に焼けるドイツ製のものも使っています。」
– 魅力的なパンばかりですが、特に丹羽さんがお好きであったり、ご自慢のお品は?
丹羽さん:「デニッシュモンブランでしょうか。これをテレビで取り上げてもらったりというのもあり、この辺りからいろいろな状況が動いていったように思っていて、そういった思い出深いひと品ですね。丁寧に何層にも折り込んだデニッシュの、サクサクとした食感をぜひ楽しんでもらいたいです。
秋冬限定ですとシュトーレンが1番のおすすめ、他には負けない自信があります。人気があって、よく売れているんですよ。
クリームレーズンはわたしが考案しました、櫻蔵オリジナルです。」
丹羽さんの思いやこだわりがたっぷり詰まったパンはどれもおいしそうですね。以前からファンの筆者も、ますます櫻蔵のパンが好きになりそうです。
窓の外から焼き上がりの時間が分かります。
そう、一番早いのが朝6時!その日に焼き上がったパンを朝食に食べてもらえたらという作り手の思い。なんと、丹羽さんは前夜の10時に起きて仕込みに入るそうです。