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今回はライフデザインズ一押しのコーヒーショップをご紹介します。
自家焙煎のコーヒーを、愛知や岐阜のイベントやマルシェにてキッチンカーで販売している「MIROKU COFFEE(ミロクコーヒー)」。写真の青い車を見かけたことがある方も多いのではないでしょうか。豆の鮮度を大切にしイベントごとに焙煎するというコーヒーは、どれもさっぱりとした飲み心地。毎日でも飲みたくなるマイルドなコーヒーです。
今回は、MIROKU COFFEEの梅村彰さんに、誕生のきっかけからコーヒーのこだわりまでじっくりとお話を伺いました。そして特別に自家焙煎の様子を見学させていただきました。その様子は記事の後半でご紹介しますので、お楽しみに!
MIROKU COFFEE 梅村彰さん
コーヒーを実際に淹れていただきながらお話を伺いました。
ー コーヒーをはじめられたきっかけを教えてください。
梅村さん:「もともとはアパレルの仕事をしていたのですが、もう少し生活に密着したことがやりたいと思ったことがきっかけです。コーヒーなら毎日飲んでもらうことができますし、普段の生活が少しでも豊かになればと思いはじめました。喫茶店で4年ほど働いたのち、2016年から「MIROKU COFFEE」をスタートさせました。
実店舗を持たずにキッチンカーで販売している理由は、まずはより多くの方に知ってもらいたいという想いからです。毎月8〜10件くらいマルシェやイベントに出店しています。」
ー MIROKU COFFEEのこだわりとは?
梅村さん:「コンセプトは、『日常になじむ、日々の珈琲。』です。どんな料理やお菓子にもあわせてもらえるようなコーヒー。毎日の生活の中で飲んでいただけるコーヒーをご提供したいと思っています。特徴が強いものは一杯だけならよいかもしれませんが、毎日だと飲みづらくなってしまいますよね。そうではなくて、毎日でも飲んでいただけるコーヒーを目指しています。
MIROKU COFFEEオリジナルブレンドは、世界中の農園から厳選した5種類の豆を使っています。SINGLE ORIGINはそのときによって異なりますが、常時5種類ほど取り扱うようにしているので、お好みの味を探してみてください。浅煎り・深煎りどちらも、さっぱりとした飲み心地をイメージして焙煎しています。」
アイコンであるハンドサインは弥勒菩薩の手がモチーフになっています。
ー 店名の由来を教えてください。
梅村さん:「店名の由来は、京都にある広隆寺の「弥勒菩薩(みろくぼさつ)」です。弥勒菩薩は未来に現れ、すべての人を救う最高峰の仏像といわれています。コーヒーで人を救うなんて大それたことはできませんが、すべての人にコーヒーを楽しんで欲しいとの想いを込めて『MIROKU COFFEE』と名付けました。
僕はもともと仏像を見に行くのが好きだったのですが、仏像ってあまりキャッチーではないですよね。MIROKU COFFEEを通して、今まで興味をもっていなかった人にも、仏像の美しさを知っていただけたらうれしいです。」