大正ロマンの旅。ハイカラさんになりきって「日本大正村」を散策しよう!
目次
樹齢400年を超える「遠山桜」
おなかも満たされたところで、明智川のほとりにある「遠山桜」を見に行ってみましょう。樹齢400年と伝えられる桜の巨木が、川面にまで枝を伸ばし、見ごとな桜の花を咲かせていました。
満開の桜はとてもうつくしく、とても幸せな気持ちになります。
大正時代館&カフェー天久
桜に癒されながら辿り着いたのは、「大正時代館」。大正時代館では、大正時代の象徴、大正天皇に関する展示や、当時の標準的な家庭をさまざまな生活道具によって再現した生活情景展示がされています。
また隣にはレトロな佇まいの喫茶店「カフェー天久」も併設。大正時代館へ入るには、天久の入り口から行きます。
大正時代館は2階建になっており、1階にでは当時の暮らしぶりなどをテーマに新聞やレトロなポスターなどが展示。2階には、大正天皇に関する展示がされていました。
大正時代の出来事がわかるニュースの解説もあり、当時の文化や風俗を知ることができますよ。
大正時代館のあとは、カフェー天久でコーヒーブレイク。サロンエプロン姿のスタッフさんがお出迎えしてくれました。
カフェー天久は大正末期から昭和初期の京都にて多くの文化人を常連とした喫茶店。閉店を機に大正村で復元。当時姿そのままに、今も喫茶店として現役です。
コーヒーのほかにホットケーキもいただけますよ!ぜひ立ち寄ってみてくださいね!
【大正時代館】
営業時間:9:00~17:00 冬期(12月15日~2月末日)10:00~16:00
料金:大人500円 小中学生300円 有料施設3館(ロマン館・資料館・時代館)共通入場料
※ロマン館1階にドラマ館がオープンしている期間中は冬期でも9:00〜17:00
大正村に行ったら食べたい甘味
大正村にはぜひ食べていただきたい甘味もそろっています!
まずは、浪漫亭の隣にある売店「アイコウフーズ」の名物「五平餅」。製造にかかるほぼ全ての工程を、熟練の職人さん達が心を込めて1本1本手作りでつくっています。
創業当時から味の変わらない秘伝のたれは、味噌は一切使用せず、醤油ベースで落花生、胡麻をたっぷりと使用。焦げ目が付く程度にこんがりと焼くことで、口一杯に香ばしい風味が広がります。
浪漫亭オープンから2年で販売総数が5万個を突破した人気の「光秀ぷりん」。豆乳に葛を入れることでもっちりした味わいの豆乳プリンに。付属のきな粉と黒蜜をかけて味わう新しいタイプの和風プリンです。
お土産にも大人気です!
「光秀ソフトプリン」。大人気のなめらかプリンの上に、光秀醤油を合わせた新感覚のソフトクリーム。甘くてほろ苦い絶妙な味わいは絶品です。
大正村散策のおともにぜひ食べてみてくださいね!
お土産をゲットして帰ろう!
大正村を満喫したあとは、お土産をゲットしに、「大正村浪漫亭」へ行ってみましょう。
ここだけでしか買えないオリジナルグッズや地元の銘菓や特産品など幅広く取りそろえています。ぜひお帰りの際は、思い出に残るお土産を手にとってみてくださいね。
【大正村浪漫亭】
営業時間:9:30〜16:30
今回は、ハイカラになりきってたっぷりと大正村を満喫しました。大正村はただ古いものを集めた場所ではありません。大正時代という激動の15年を過ごした人々の生活が息づく場所です。歴史と情緒あふれる町並みを残していくことも、町の人の想いがあってこそ。いつまでもこの風景が残ってほしいと強く思いました。
大正時代にタイムスリップした気分で、散策にしに訪れてみてくださいね!きっと思い出に残る時間になるはずです。