待ちに待ったジブリパークが「愛・地球博記念公園内(モリコロパーク)」に誕生しました。しかし、ジブリパークではチケット完全予約制で入場制限に限りがあり、「争奪戦えぐい」 「3万人待ち」などチケットが手に入らない人が続出しています。
早くジブリパーク に行きたいのに!と、うずうずしている方も多いのではないでしょうか。そんな方に朗報です!ジブリパークでは無料で遊べるエリアもあるんです。
そこで今回はチケットなしでも楽しめるジブリパークの無料エリアをご紹介します。
目次
ジブリパークとは?
ジブリパークは「愛・地球博記念公園(モリコロパーク)」内に、森と相談しながらつくっているスタジオジブリの世界を表現した公園です。
パーク内にはスタジオジブリの名作の世界を表現した5つのエリアが誕生し、まるで映画の主人公になったような気分で作品の世界を体感できます。
2022年11月には、「青春の丘」「ジブリの大倉庫」「どんどこ森」が、2023年度には、「もののけの里」と「魔女の谷」が完成予定です。
ジブリパークへのアクセス
ジブリパークがあるのは、「愛・地球博記念公園」です。地下鉄東山線・藤が丘駅からリニモに乗り換え、「愛・地球博記念公園」駅すぐの場所にあります。
公園内には駐車場もありますが、週末は混雑するため、公共交通機関でのアクセスがおすすめです。
エレベーター塔(青春の丘エリア)
第1期開園は、「ジブリの大倉庫」「青春の丘」「どんどこ森」の3つのエリアに分かれています。ジブリパークの入り口の一つである「エレベーター塔」は無料で入れるスポットです。
『天空の城ラピュタ』の世界のモデルとなった、19世紀末の空想科学世界をもとにデザインされており、随所に細かな演出が施されています。
夕暮れどきになると、照明が付き、幻想的な空間になります。
外灯の雰囲気もとってもいい感じです。
地球屋(青春の丘エリア)
『耳をすませば』に登場する「地球屋」です。主人公・月島雫が猫のムーンに導かれ、偶然たどりついた場所がリアルに再現されています。
柵の外は無料エリアなので外からの写真撮影はOK!
「地球屋」の前にある、ロータリー広場も肉眼で確認できます。劇中と同じような雰囲気に心が踊りますね。
地球屋の先にあるトイレもなんだかジブリ感があふれています。
ここでおすすめなのが、地球屋の真下には実は洞窟があるんです!
中に何があるかは入ってからのお楽しみ。
公園内を散歩しながら地球屋を眺めているだけでも、ジブリの世界へ迷い込んだかのような気分にさせてくれます。
ジブリの大倉庫エリア
こちらは「ジブリの大倉庫」。1つの巨大な施設の中に、映像展示室をはじめ、3つの企画展示、ショップやカフェなど、”ジブリ”がぎゅっとつめこまれています。
外から中の様子がチラッと見えるのですが、それだけでもワクワクします。
ジブリパーク稲楼門(とうろうもん)
「どんどこ森」へとつながる場所には、『千と千尋の神隠し』の油屋を彷彿とさせる稲楼門があります。もともとは、2018年まで存在していた旧料亭「稲本(いなもと)」の門をジブリパーク の開園に合わせて移築(復原)。
稲楼門の風景に合った造形物として、映画『千と千尋の神隠し』に登場する石人(せきじん)のオブジェを設置し、周囲には使い古した石灯籠(いしどうろう)や手水鉢(ちょうずばち)を配置することで、映画のような雰囲気をもった広場になっています。
こちらも無料で自由に撮影できるので、ぜひチェックしてみてくださいね。
ジブリパークのベンチオブジェを探そう!
公園内のあらゆる場所には、ジブリの登場するキャラクターたちの忘れ物が置かれています。その数なんと15箇所。全部をコンプリートするだけでもとっても楽しいですよ。
今回はいくつかご紹介します。
こちらは、『耳をすませば』の雫が麦わら帽子と本を忘れていますね。
『コクリコ坂から』の学生帽と学生鞄。風間俊さんの忘れ物でしょうか?
『天空の城ラピュタ』パズーがなんと、大事なゴーグルを忘れていますね。
おっと、大変です!『紅の豚』ポルコが賞金稼ぎで貯めたドル袋を忘れています。忘れ物のレベルがちがいますね。
園内には、全15種類のベンチオブジェがあるので、全コンプリート目指して写真を撮ってみてくださいね。
休憩にぴったり!「どんどこ処」
サツキとメイの家がある「どんどこ森」エリアには、「どんどこ処」という売店があります。ラムネや飲み物も売っており、ジブリパークのお土産も一部購入できちゃうんです!
トイレや自動販売機もあるので、散策の途中で休憩ができます。
雨の日は傘も売ってますよ。
ロタンダ 風ヶ丘(公園北口)カフェテリア
歩き疲れたら、無料エリアにある「ロタンダ風ヶ丘」のカフェテリアで休憩をしましょう。公園の北口にある「ロタンダ風ヶ丘」は、「飲食」と「お土産」2つのショップが並んでいます。
場所は、「愛・地球博記念公園」駅を降りて、エレベーター塔に向かう途中です。
店内は、和モダンのお洒落な内装です。おにぎりをメインにした和カフェのため、11種類のおにぎりがいただけます。
テイクアウトもできるので、公園でピクニックしながらいただくのもおすすめです。
中でもおすすめなのが、ジブリパークの制作を指揮する宮崎吾朗監督イチオシの「ナポリタン」おにぎり。中には、本当にナポリタンが入っているんです。
歩き疲れた体を癒すあんみつや西尾市の抹茶を使ったラテなどの甘味も楽しめますよ。
ジブリグッズがそろう!ロタンダ風ヶ丘北口売店
カフェテリアの横にある売店では、公園で遊べるおもちゃやオリジナルグッズ、世界の駄菓子、ここだけのジブリグッズなど、幅広い商品を取りそろえています。
ジブリ作品に登場するキャラクターがかぶっている麦わら帽子はここだけのおすすめグッズ!
『魔女の宅急便』ウルスラ、『耳をすませば』月島雫、『ハウルの動く城』ソフィ
『となりのトトロ』メイちゃんなど、さまざまな作品の帽子があるので、チェックしてみてくださいね。
ほかにも、飛行石のシャボン玉や、紅の豚の紙飛行機など、魅力的なグッズが勢ぞろい!
お帰りの際は、ジブリグッズもチェックしてみてください。
今回は無料で楽しめるジブリパークをご紹介しました!
「小さなお子さん連れの方」「雰囲気だけでも楽しみたい!」「お土産やグッズだけでも!」という方なら、無料エリアだけでも十分楽しめると思います。
ぜひ週末のおでかけに訪れてみてはいかがでしょう。
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