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みなさんこんにちは。ライフデザインズ編集部が独自の目線でおすすめしたい「本」をピックアップしてご紹介するこのコーナー。今月は”世界の見方が変わる本”をテーマに選書しました。
昨年から続くコロナ禍やブラック・ライヴス・マター、パンデミック、アジア系住民へのヘイトクライムなどパンデミックの中でさまざまな問題が起きています。あらゆるニュースが飛び交っている中で、私たち日本人が知らないこともたくさんあります。
そこで今回はこんな時代だからこそ読んでほしい本を紹介します。
データを基に世界を正しく見る
「FACTFULNESS(ファクトフルネス)」
世界的なベストセラーとなっている本、「ファクトフルネス」。この本では、データを基に世界を正しく見る方法について、豊富な実例を引きながら分かりやすく解説しています。例えば、自然災害で亡くなる人の数は100年前と比べてどう変化したか。
「2倍以上に増えた」
「変わっていない」
「半分以下に減った」
正解は「半分以下に減った」です。地球温暖化によって2倍以上に増えているのでは?と思うのですが、実際にはインフラ整備などが進んできたために亡くなる人の数は減っています。
本書では世界の本当の姿を知るために、教育・貧困・環境・エネルギー・人口など幅広い分野を取り上げています。いずれも最新の統計データを紹介しながら、世界の正しい見方を紹介しており、世界は自分たちが思う以上に良くなっていることがわかります。誰にでも、直感的に内容を理解できるように書かれているので、ぜひ手にとって読んでいただきたい一冊です。
世界各国のイメージがガラッと変わる!
「日本人は世界のニュースを知らない」1&2
元国連専門機関職員で、海外居住・就業経験も豊富な著者が、日本の新聞やTVではわからない「世界と日本の真実」を紹介している本です。現在までに2冊出されており、どちらも世界各国で報道されている「本当に大事なニュース」ばかりです。この本に出会って、世界各国からみた日本に対する「本当の評価」や世界で扱われている意外なニュースに驚かされました。
内容もとてもわかりやすく書かれているため、あっという間に読み終わるはずです。また読み終える頃には改めて日本という国がどんだけ平和で恵まれているかが良くわかるはずです。
読んでためになる知識が詰まった珠玉の1冊
「今を生き抜くための池上式ファクト46」
週刊文春の人気連載が1冊に!池上彰によるコロナ時代に必携のキーワード集「今を生き抜くための池上式ファクト46」。
「ワクチンの効果」「WHOの実態」「トランプ退場後の米国」「カマラ・ハリス副大統領」「菅首相のブログ」「福島原発の今」「イギリスのEU離脱」「香港国家安全法」「ロシアの毒物襲撃事件」「ベネズエラの現状」「イランを巡る問題」……など、今の時代だからこそ、読んでためになる知識が詰まった珠玉の1冊です。
短時間で世界史を学び直すことのできる一冊
「眠れなくなるほど面白い 図解 世界史」
知識としても人気が高い「世界史」。世界史が理解できなければ世界のニュースが理解できません。世界の政治制度や習慣も、歴史にルーツがあったり、戦争や紛争の原因は突き詰めると歴史に行き着きます。
この本では文章だけでなく図解でもわかりやすく説明されているため、大人になった今、改めて短時間でも学び直すことのできる一冊です。
知らなかった事実がそこに!?
「99%の人が知らないこの世界の秘密 <彼ら>にだまされるな!」
Facebook人気ユーザーランキング「12位」、著書累計「20万部」突破の医師が教える、新聞・テレビが絶対に報じない”真実の情報”「99%の人が知らないこの世界の秘密 <彼ら>にだまされるな!」。この本を読んだのは今から数年前ですが、自分が常識だと思っていたことは嘘だらけなのかも?と感じた本です。生きているだけでは知らないような事実が書かれていますよ。
未来の世界がわかる「2030年:すべてが「加速」する世界に備えよ」
学生から投資家・経営者まで、全業界の「この先10年の地殻変動」が1冊ですべてわかる「2030年:すべてが「加速」する世界に備えよ」。orbes誌「2020年のトップ10ビジネスブック」に選出されており、さまざまな情報が網羅されています。例えば、空飛ぶ自動車やバーチャル世界、宇宙への移住競争など、今はまだ想像もつかない未来の世界の姿を感じさせてくれます。
悲観的ではなく、楽観的に未来が描かれているので、読んでいてワクワクします。
日本のことが誇らしくなる「世界が称賛する 日本人が知らない日本」
この本では、日本人のルーツ時代のDNA、外国との国交がはじまったばかりの識者文献による日本人に対する評価、日本人が諸外国人と異にする和や奉公や職人堅気の精神がわかるエピソードなど日本人の知らない日本のいいところが書かれています。
欧米で企業経営者として活躍してる著者が日本人が海外に行ったときに、日本のことを話せるようにと日本の「誇りとは何か」を示してくれています。
今回は”世界の見方が変わる本”をテーマにご紹介しました。ニュースやネットでは得られない情報を本を読んで知ってみるのもおもしろいですよ。