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日本有数の陶磁器「瀬戸焼」の生産地である愛知県瀬戸市。瀬戸焼の陶磁器を「せともの(瀬戸物)」といい、陶磁器の通称としても全国的に知られています。
そんなせとものの街、「瀬戸」を訪れる際にぜひおすすめな施設が古民家をリノベーションした体験型カフェ&ゲストハウス「Cafe&Guesthouseもやいや」です。ここでは、おいしい食事や宿泊を楽しめるほか、ものづくり体験やワークショップなど瀬戸らしさを体験していただけます。
もやいやがあるのは、瀬戸市の中央に位置する「銀座通り商店街」。名鉄瀬戸線「尾張瀬戸」駅から徒歩6分ほどの場所です。
築約100年の古民家を改修した店舗は、1Fはカフェ&ものづくり体験、2Fはゲストハウスとして営業されています。
駐車場は店専用の駐車場と深川神社の参道付近にある商店街の共同駐車場が利用可能です。
地域とのつながりを感じる交流拠点を
もやいやがオープンしたのは2018年7月。「ものづくり」をキーワードに「飲食・宿泊・体験」の3つの機能を通して、地域とのつながりを感じる交流拠点として誕生しました。
店内は外観の雰囲気とはまた違う、あたたかみのあるオシャレな空間が広がります。中央には陶芸作品が展示されたギャラリーもあるので購入もできるんです。
広々とした店内に、テーブル席・カウンター席・ソファ席が用意されています。奥にある小上がりの2つの部屋からは、和の趣を取り入れた中庭を楽しむこともできますよ。
瀬戸焼の器でいただく自慢のカフェメニュー
せっかく、瀬戸に訪れていただいたなら「ツクリ手さんを知っていただきたい!」そんな想いからもやいやでは、すべてのメニューを瀬戸焼の器に盛りつけて提供していただけます。
もちろん!カフェメニューで使用した器は店内で購入も可能ですよ。(一部を除く)。
濃厚なトマトクリームソースにエビとカニが絡みあったパスタ。平打ち麺が絶妙にマッチしています。パスタ以外にもハンバーグカレーや定食もいただけますよ。
また、ランチタイムはラストオーダーが14:30とゆったりと楽しめるのもうれしいポイントです。
9:15〜11:00の間はモーニングも楽しめます。
ちょっと懐かしいクリームソーダもおすすめです。味はなんと、7色!いちご・レモン・マンゴー・メロン・ラムネ・ブルーハワイ・グレープから選べます。
この日は、いちごとブルーハワイをいただきました。ほどよい甘さのアイスクリームとソーダ水がたまりません。
瀬戸で約300年続く窯元「瀬戸本業窯」の器でいただくコーヒー。コクと苦味がちょうどいい、おいしいコーヒーです。
見て、触れて、使ってみて。
お気に入りの作家さんを見つけよう
もやいやではギャラリーも併設しているので、使用して気に入った器はその場で購入が可能。1,000円代〜と手に取りやすい価格です。
1919年創業の窯元「眞窯」のマグカップ。爽やかな白と藍の瀬戸染付で、やわらかく繊細な絵柄、シンプルなデザインが魅力的です。
伝統的工芸品でもある瀬戸赤津焼窯元「喜多窯 霞仙」のもの。和洋どちらにも普段使いやすい器です。
こんなにかわいいニット柄のマグカップもありました!まるで本物のニットかのようなリアルさ。
愛知県瀬戸市の陶器型メーカーM.M.Yoshihashi(エム・エム・ヨシハシ)とCEMENT PRODUCE DESIGN(セメントプロデュースデザイン)の共同開発によって生まれたプロダクト。通常、陶磁器の装飾は陶磁器に模様を描くのが一般的ですが、こちらは描くのではなく模様を陶磁器自体に彫り込むという、陶磁器の新たな可能性に挑戦しています。
器のほかにも焼き物でつくったアクセサリーや雑貨も販売しているので、ぜひお気に入りの1点を探してみてくださいね!