”集まる×交わる×育つ×広がる”をコンセプトにした、豊田市駅東口の交流広場「とよしば」
目次
クラフトビールや豆腐のドリンクにも注目
お料理のほか、ドリンクにも注目。お店のおすすめはスコットランドのクラフトビール「BREWDOG(ブリュードッグ)」。創業10年の世界でもトップクラスのビールということで、数種類のホップを大量に使用した苦みと香りが特徴のビールです。
この樽が目を引くメイン道路に面した窓口では、ドリンクメニューのテイクアウトも可能。
※緊急宣言中は酒類の提供はしておりません
また、一風変わったメニューがこちらの豆腐を使ったドリンク(9月中旬販売予定)。
一体どんな味?!と気になりますよね。豆腐は高浜市の「おとうふ工房いしかわ」の豆腐を使用。そこにタピオカサイズの「わらび餅」(沖縄産の黒糖と本わらび粉を使用)と、シロップは西尾の抹茶or生マンゴーシロップとを組み合わせたコラボ商品(650円 税込)です。
実際飲んでみると……なめらかな絹豆腐の舌触りと滑らかなのどごし、わらび餅のもちもちとした食感、甘さ控えめなシロップが不思議と口の中で違和感なく調和されます。なんとも不思議な一品ですが、ヘルシーでクセになりそう。
すべて無添加・天然素材のものを使用しているので体にもやさしく、満腹感もあるのでダイエットなど気にしている人にもおすすめです!
そのほか瀬戸市にある「七〇COFFEE ROASTER」の豆を使用した香り高いコーヒー(400円税込)も……
プレイヤー(企画者仕掛け人)を育て、
「とよしば」を拠点に
他の地域にもにぎわいが広がってほしい
とよしばを管理・運営している経営者の西村さん(左)と神崎さん(右)のお二人から、とよしばへの想い、これからのことをお伺いしました。
−「とよしば」とはどんな場所ですか?
ひとつは地元や地域の交流拠点施設としての場ですね。
あとは二人は本来はイベントを仕掛けるほうなんですが、とよしばでは新たに町を盛り上げてくれるプレイヤー(企画者仕掛け人)を発掘し育てていくこともしています。自分たちはそのサポート役です。
− 地域交流の場とプレイヤーを育てるということなんですね
自分たちも年齢を重ねていくので、今後はプレイヤーを育てて、そのプレイヤーがどんどんイベントや交流の場を作って、ここから広がっていってほしいなと思っています。
去年からはそういった人材育成の一貫で「とよしばスクール」という講座も主催しています。最近2期生を募集してスタートしたところなんですが、今年のテーマは「マルシェを作ろう」です。コンセプトの決め方や卒業制作で実際にとよしばを使ってマルシェを開催をするということもしています。
−木もふんだんに使われていて落ち着きますね。
豊田市は7割が森林なので、森林や川の保全を考慮して間伐材の有効活用もしていかないといけないかなと。地域材の利用促進の面もあります。
テラスも自由にコンビニやファーストフードなどで買ってきてもらって、食べてもらってもいいし、お弁当やお茶を持ち込んでもOKです(笑)自然に人が集まる場所として町の居場所になってくれたらいいですね。
今回お話をうかがったお二人とも、豊田市出身だからこそ地元に愛着を強く持ち、地元に根ざして盛り上げて次の世代にも繋げていきたいという想いが伝わってきました。そして自分たちがこれまで培ってきたノウハウや技術で「とよしば」を盛り上げていきたいという想いも強く感じました。
ぜひ地元の方もそうでない方も、気軽に立ち寄ったり、触れあいの場として利用してみてくださいね!