東京・銀座三越内にオープンした「アートアクアリウム美術館 GINZA」に行ってきました。金魚アートが楽しめる常設展です。
屋内で楽しめるので、暑い日や雨の日のおでかけにもぴったり!写真たっぷりでレポートしたいと思います。
目次
「アートアクアリウム」とは?
「アートアクアリウム」とは、独創的なデザインのアクアリウムに、うつくしく舞う金魚を展示し、光・音・香りのオリジナル演出で魅せる金魚アートの展覧会。これまでに国内・海外あわせて計40回ほどの展覧会を開催しています。
2020年には常設展として、東京・日本橋に「アートアクアリウム美術館」が誕生。リニューアル移転を行い、銀座三越新館8階に「アートアクアリウム美術館 GINZA」がオープンしました。
テーマは「百華繚乱~進化するアート~」
会場となるのは銀座三越の8Fエリア。9Fからエスカレーターで下って行くと、入り口の暖簾が見えます。
チケットは当日券もありますが、完売している場合もあるため、事前の購入がおすすめです!
エリア① 静寂閑雅
今回のテーマは「百華繚乱~進化するアート~」。会場は7つのエリアで構成されており、各エリアのコンセプトに合わせてアート作品が設置されています。
アートアクアリウムの入り口は、古都・奈良をイメージ。寺社建築に見られる回廊から着想を得た新作「金魚の回廊」は、圧巻です。
さまざまな色に変化する円柱のアクアリウムは、時間を忘れて見入ってしまいました。
エリア② 飛耳長目
「飛耳長目」エリアでは、これまでのアートアクアリウムでもおなじみの金魚コレクション「金魚蒐集」を展示。金魚と一括りに言っても、こんなに多様な種類がいることに驚きました。
エリア③ 落花流水
「落花流水」エリアには、静かな滝をイメージして作られた新しい空間型作品「金魚の滝」が出現。淡い光の中、水の壁が何層にも重なっています。なんとも涼やかな空間です。
エリア④ 百華繚乱
「百華繚乱」エリアでは、これまで円形で展開していた金魚品評を、四角型にアップデートした新作「新金魚品評」を展開。
光の強弱をつけた二十四台の水槽を用いて、金魚の品種を紹介しています。
金魚のぷかぷか〜と泳いでいる姿に癒されます。
折り紙からインスパイアされた人気作品「オリガミリウム」も展示されています。背景を飾るのも、折り紙で折られた金魚たち。なんとも幻想的な空間です。
エリア⑤ 竹林七賢
「竹林七賢」には、祭り提灯を表現したアートアクアリウム初の空中作品「提灯リウム」と、静寂な竹林を思わせる新作空間型作品「金魚の竹林」を設置。本物の竹の香りに包まれ、静かなひとときが楽しめます。
エリア⑥ 花鳥風月
さまざまな分野で活躍するアーティストとのコラボレーションを楽しめるのも「アートアクアリウム美術館 GINZA」の魅力。第一弾は、華道家仮屋崎省吾氏を迎えた「フラワーリウム」。
花瓶に見立てたアクアリウムの中を泳ぐうつくしい金魚と、可憐な花のコラボレーションは圧巻です。
最後はミュージアムショップへ。
ショコラティエ パレ ド オール(CHOCOLATIER PALET D’OR)の金魚型チョコレート「ショコラポワソンルージュ」や、金魚缶に伊藤園の新茶ティーバックを詰めた「切り絵金魚茶缶」など、ここだけのコラボアイテムが充実していましたよ。
涼やかな「アートアクアリウム美術館 GINZA」は、夏のおでかけにぴったり!ぜひ足を運んでみてくださいね。