記憶に残るお菓子を届けたい。四間道の一角に佇む名店「フランス焼菓子 CHANDELIER(シャンドゥリエ )」
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素材を生かした本格的な焼菓子を。
ショーケースに並べられた焼き菓子はどれもとってもおいしそう!マダムが生み出すメニューはどれも思わず目移りしてしまいそうになります。
マダム・アキナさん:「当店のケーキは、タルトが主流です。フランス菓子の伝統的なスタイルをベースに、素材の旨味を引き出すことに工夫を凝らし焼き込んでいるのが特徴です。焼くことで素材の味がギュッとつまって、おいしさをより引き立てるんです。
そのため、フルーツや素材等は一つひとつにこだわって吟味して選んでいます。」
一番人気は「グレープフルーツのタルト」。ピスタチオの甘みと2種類のグレープフルーツが絶妙にマッチしています。酸味とほのかな苦味もたまりません。一口食べるとあまりのおいしさに、ときが一瞬止まりました。
「洋梨のタルト」。コンポートした洋梨と洋酒の組み合わせはちょっぴり大人な味わいです。これまた絶品でした。
季節ごとに変わる焼き菓子も、訪れる楽しみの一つです。訪れた時期はいちごのタルトでしたが、4月はバナナのタルトやオレンジ。夏には3週間限定のぶどうのタルト、秋には農園から直接仕入れた和栗を使ったモンブランタルトが楽しめるのだとか。
今からとっても待ち遠しいです。
▼ぜひInstagramでチェックしてみてくださいね!
https://www.instagram.com/chandelier2424/
店内にはイートインスペースもあります。ケーキがなくなってしまうと、利用できなくなるのでお友達とゆったりお茶をしながら楽しみたい!という方は事前にケーキと席の予約がおすすめです。
また、コーヒーや紅茶にもこだわっており、それぞれを絶妙なタイミングで提供してくださいます。ここはぜひ、スマホはバッグにしまって、ケーキとしっかり向き合ってみてくださいね。
※ドリンクのみの利用は不可
”食べることは生きること”食の大切さを伝えていきたい
マダム・アキナさん:「おいしいものをつくるためには、働く人の健康がすごく大切だと思うんです。ですので、シャンドゥリエでは週休2日制。残業もありませんし、焼き菓子がなくなればお店を閉めてしまいます。飲食店が週休2日だなんてって言われたこともありましたよ。でも、つくる人の心身が健康でなければ、心に余裕がなければ、本当においしいものをつくることなんてできないと思っています。
また、最近ではフランス発祥の「ルソン・ド・グゥ(味覚の授業)」と呼ばれる食育活動を通じて、子どもたちに食べる喜びを伝える授業も定期的にしています。大切な人たちが喜ぶ顔を思い浮かべながらつくるお菓子を、食べた人たちの心と身体、人生を豊かにすることができたら幸せだと思います。
今後はもっと多くの方に食の大切さを伝えていきたいですね。そしてこれからも、お客様に喜んでいただける、記憶に残るお菓子をつくり続けていきたいです。」
丁寧に焼き上げた愛情たっぷりの焼き菓子はどれもこれも絶品です。お店に訪れれば、お客さんたちが口を揃えて絶賛する理由がわかります。ぜひ本物のおいしさに出会いにシャンドゥリエへ足を運んでみてくださいね。