名古屋のリノベーション会社『エイトデザイン』が手がけるライフスタイルショップ『EIGHT TOWN(エイトタウン)』が、今年の11月に鶴舞に移転拡大オープンしました。今回は、リニューアルした『エイトタウン』の魅力をたっぷりご紹介します。
目次
『EIGHT TOWN(エイトタウン)』とは?
エイトタウンは2014年に鶴舞にオープン。今回規模を拡大し、同じ鶴舞の約400mの場所に移転しました。リニューアルでは、オリジナル家具のショールーム、グリーンショップなど実際のアイテムが体験できる空間を新設。さらに、子供がのびのび遊べるキッズタウン、DIYを体験できるDIY工房など、家族みんなで楽しめるスペースもプラスされました。
3階だてのビルをまるごとリノベーション。壁にはエイトデザインの「8」の文字。
1〜2階が店舗。3階はエイトデザインの事務所となっています。
エイトデザインの魅力は、暮らしに関わる全てのものを提案してくれるというところ。オリジナル家具の『HACHI KAGU』、グリーンショップ『HACHI GREEN』、親子カフェ『EIGHT PARK』など、オリジナルブランドを次々と立ち上げています。エイトタウンは、8グループが運営する「楽しい暮らし」がギュッと詰まったお店です。
子供がのびのび遊べるキッズタウン
お店を入ってすぐの場所に、キッズタウンがあります。手作りのシーソーや、メダカやザリガニがいる池など、子供たちが楽しめるポイントがたくさん。転んでも痛くないようウッドチップが敷き詰められています。
壁には、名古屋の地図が描かれたマグネットボード。磁石のついた車を貼り付けて遊べます。
自由にチョークで落書きできる黒板。8の形をしているのは、ゴミ箱です。
グリーンのあるライフスタイルを提案するお店
『HACHI GREEN』
キッズタウンのすぐ隣には、『HACHI GREEN』のグリーン小屋があります。『HACHI GREEN』では、個性的な観葉植物やガーデンデザインを提案しています。これまでは実店舗がなかったので、写真などでイメージしながらの提案だったそうですが、待望のグリーンが見られるスペースができました。
グリーン初心者でも育てやすい観葉植物がセレクトされています。
ドライフラワーやサボテン、ガーデニング用品なども取り扱っています。
サインなど細部にも、エイトデザインらしさが。フォトジェニックなスポットが沢山です。
ビル1階は、DIY好きには嬉しいパーツショップ
では、さっそくビルの中を見学してみましょう。1階は『HACHI ZAKKA』のパーツショップ。お家や家具のDIYに使えるパーツ、雑貨などが販売されています。DIY好きや、ヴィンテージ好きにはたまらない空間です。DIYパーツはオンラインショップでも買えますよ。
フックやペーパーホルダーなど、住まいのカスタマイズに活躍するDIYパーツ。
エイトデザインのリノベーションでも使っている、無骨なアイテムが揃います。
お店の中央にはこんな可愛いフォトスポットも。家族で楽しめる工夫がお店の随所に。
では続いて、階段を登って2階へ行ってみましょう。
遊び心あるセレクト雑貨『HACHI ZAKKA』
階段を上がった右側には、セレクト雑貨や、オリジナル雑貨が並ぶ『HACHI ZAKKA』のスペース。今すぐ暮らしに取り入れたいおしゃれ小物から、アクセサリーなどのファッションアイテムまで、独自のセンスで並ぶ店内はみているだけでワクワクします。
ラフな味が魅力のオリジナルレザー小物。家具に使用しているのと同じ革でハンドメイド。
ファブリック生地のサンプル。カーテンなど、店頭でオーダーすることが可能です。
メモやボールペンなど、オリジナルのステーショナリーも豊富なラインナップ。
打ち合わせなども行われるという2階には、キッズスペースが用意されています。お家型のフレームがポイント。
作れないものはない!オリジナル家具
『HACHI KAGU』
2階奥へ進んで行くと、HACHI KAGUのショールームが広がります。これまでは家具のラインナップはカタログでしか見ることが出来ませんでしたが、リニューアルを機に、実際に見ることができるようになりました。HACHI KAGUの家具は全て、素材からこだわり一点一点、職人の手によって丁寧につくられているハンドメイドです。
店内の家具はお部屋のコーディネートをイメージできるように配置されています。
HACHI KAGUの魅力は、何と言っても「なんでも作れるオーダーメイド」。基本的なラインナップもありますが、サイズや素材を変え、自分好みの家具を楽しまれる方が多いと言います。「ジャンク」「ハード」「無骨」など男前なイメージが強いエイトデザインですが、ジャンルやテイストの決まりは一切なく、どんなデザインの家具でも作り出してくれます。
2P SOFA ¥295,000 / LOW TABLE S ¥80,700 / TV BOARD M ¥93,000
TV BOARD ¥80,000
DINING TABLE ¥127,800 / DINING CHAIR ¥55,100
他にはないデザイン。
HACHI KAGUのオリジナルキッチン
建材にも使用される合板は水に強く、実はキッチンなど水回りには適している素材。
機器なども自由にセレクトすることができます。
HACHI KAGUオリジナルのキッチンの取り扱いがスタートしました。合板、アイアン、ステンレス、を使用したエイトデザインらしい雰囲気。家具同様、職人の手で丁寧につくられています。もちろんお好きな素材、デザインで自由に自分だけのキッチンをつくることができますよ。
ヴィンテージ家具の取り扱いもスタート
Vintage Chair ¥60,000 スペインのヴァレンティ社のヴィンテージチェア
リニューアルを機に、ヴィンテージ家具の取り扱いもスタートしました。小牧市のインテリアリサイクルショップ『BANUL(バナル)』の家具を委託販売しています。HACHI KAGUのラインナップや、エイトデザインの住宅との相性も抜群です。
無料で体験できる月替わりワークショップ
月替わりの無料ワークショップも毎日開催しています。今月は「レザーコースター」でした。簡単にレザーづくりが体験できると、特にお子さん連れのファミリーに大好評だそうです。
自分でつくる楽しさを体験できる「DIY工房」
「自分でつくる楽しさを知って欲しい」という想いで、DIYが体験できる工房がつくられました。ワークショップなどが開催されています。また、エイトタウンで購入した材料での加工が無料ででき、材料持ち込みの際も1時間300円で利用可能。(1回2時間まで)家族で利用される方も多いそうですよ。
工具なども貸してくれます。「8」の焼印がポイント。
端切れとレザーの詰め放題。掘り出し物があるかもしれません。どちらも¥1,000(+TAX)。
端材はなんと無料。ちょっとした棚や家具をつくるときに嬉しいですよね。
ものづくりの現場を知ってほしい
クラフツマンさんがレザー小物のパスケースを製作中でした。
テーブルなどの家具などを製作している工場。
「家具や物づくりをしている現場を知って欲しい」というコンセプトで、工房の横には工場が設けられています。レザー小物や、簡単な家具製作はこちらで行われています。大きな家具は滋賀の工場で作られているそう。HACHI KAGUの家具や革小物は「クラフツマン」と呼ばれる職人によって手作業で生み出されています。その様子を間近で知ることができます。
『EIGHT TOWN(エイトタウン)』の魅力とは
スタッフの柳田さん。HACHI KAGUのアドバイザーや、コーディネートを担当されています。
最後に今回エイトタウンを案内していただいたスタッフの柳田さんに、エイトタウン&エイトデザインの魅力を伺いました。
柳田さん:「エイトタウンの魅力は、家具だったり、雑貨だったり、住むために必要なものが全て揃うところだと思います。そして良い意味でこだわりがないところですかね。その分柔軟に対応でき、全てお客様目線で考えられる。そして、それを全スタッフが楽しんでやっているからこそ良い物ができるんだと僕は思います。」
エイトデザインの社風に惹かれ、なんと九州・熊本から名古屋へ来られたという柳田さん。お客様に対する、熱い想いを教えてくれました。
柳田さん:「僕は、ここまで来てもらって何も買わないで帰ってもらうってすごく失礼な話だなって思っていて。まず道を調べる時間を使ってくれた、電車に乗ってくれた、駅から歩いて来てくれた、こういう労力を費やしてお店まで来ていただいた方に「いらっしゃいませ」だけで終わらせてしまうなんて、そんな失礼なことはあるかって。僕たちの自己満かもしれないですけど、何も買っていただけなかったとしても、僕たちの想いを知ってもらえたり、お客様に楽しんでもらえて、満足してもらえる空間や体験をご提供したいと常に思ってますね。」
柳田さんの言葉の通り、エイトタウンは「楽しむをデザインしよう!」というエイトグループの想いやアイディアがぎゅっと詰まった空間でした。暮らしを彩るおしゃれで楽しいものを提案するというこれまでのコンセプトに加え、実際の家具が見れる、自分の手でDIYができる、子供がのびのび遊べるなど、さまざまな体験ができる場所にパワーアップしたエイトタウン。
12月末には、隣接の別館で「ハチカフェ」がオープン予定、マルシェなどのイベントも開催など、どんどんパワーアップするエイトタウン。今後も目が離せません。