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「FabCafe Nagoya(ファブカフェ ナゴヤ)」が、2020年秋、名古屋市のランドマークのひとつ久屋大通公園にできる「Hisaya-odori Park(ヒサヤオオドオリパーク)」にオープンします。FabCafeとしては世界12拠点目、日本国内では4拠点目。
自動車産業をはじめ、多様な産業が集積する世界有数のものづくり地域である東海エリアの中心地で、FabCafe Nagoyaは卓越した技術と生産性を誇る製造業がクリエイティブと出会う架け橋となり、共創による新たな価値が創出されることをめざします。
「FabCafe」とは?
FabCafeは、2012年に東京渋谷で誕生。現在世界8ヶ国11拠点に展開しています。
人々の創造性を引き出す場として、だれでも自由にものづくりができるようレーザーカッターや3Dプリンターなどのデジタルファブリケーションマシンを設置。また、そこに集う人々の交流を促し、コミュニティを形成していくことを目指しているのも特徴です。
食・アート・バイオ・AIから教育などさまざまなジャンルのイベント開催や、企業や団体との共創も積極的に行なっています。MTRLは、FabCafeの活動の中でも“素材”に特化し、企業とクリエイターのコラボレーションによる価値創造を目指しています。
クリエイティブの力で、
日本の製造業の未来を盛り上げる
世界各地で現地のクリエイティブコミュニティとつながり、数多くのプロジェクトに関わるFabCafe。
名古屋においても、東海エリアを拠点に活動するデザイナー、エンジニア、アーティストだけでなく、企業・自治体・教育機関などさまざまな人とテーマが集うコミュニティを可視化し、コミュニティ間をつなぎ、東海エリア発の新しい「コト」を起こすムーブメントをつくっていきます。
飛騨の広葉樹 x SUPPOSE DESIGN OFFICEによる、
公園と一体感を生み出すデザイン
FabCafe Nagoyaの内装デザインは、国内外のデザインアワードや建築賞を数多く受賞する谷尻誠+吉田愛/SUPPOSE DESIGN OFFICEが担当。
緑豊かな公園に面したカフェの店内内装には、公園と一体感が生まれる店舗を目指し、木材をふんだんに取り入れています。使用している木材は、岐阜県飛騨市の広葉樹。豊かな森を育むサステナブルな素材である広葉樹をクリエイティブの力で活かすことに挑戦しています。
オープンに先駆け、6/18にはコミュニティイベント「Local Fab, Global Fab vol.1 〜 オープンソースと繋がる地域のものづくり」もオンラインで開催。7〜8月にもさまざまなイベントが開催予定。詳しくは、FabCafe NagoyaのWEBサイトをチェックしてくださいね!