食にまつわるものづくりを。大切な人へ贈りたくなるグロッサリーショップ「Gemellivo(ジェメリーボ)」
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プロダクトデザイナーの竹内稔さんとイタリアンシェフの弟・健さんご兄弟が手がけるグロッサリーショップ「Gemellivo(ジェメリーボ)」。
店内ではジェメリーボオリジナルのジャムやプロダクトをはじめ、パティシエによるおいしい焼き菓子やパンなど食にまつわるアイテムが販売されています。
お店があるのは、千種区の春岡通り地下鉄「吹上」駅から徒歩6〜7分の場所。外観からもすてきな雰囲気が漂っています。
店内へ入ると焼き菓子の甘いに匂いに包まれて、幸せな気持ちに。
双子の兄弟が手がける食にまつわるものづくり
まずはオープンのきっかけ、名前の由来を伺いました。
竹内さん:「僕はプロダクトデザイナーとして彫金の仕事をしており、弟はイタリアンシェフをしています。いつかは2人のお店もやりたいねと、長年ずっと話していたんです。
そんな中で、僕らはどちらも職人なので、食にまつわるものづくりをコンセプトに誕生したのが「Gemellivo(ジェメリーボ)」です。」
機能性と遊び心のあるプロダクト
竹内さんの手がけるプロダクトはどれも、使い勝手のよさと遊び心があります。手にとるとほっこりしてしまうものばかりです。
竹内さん:「ジェメリーボの由来はイタリア語の「gemelli(ふたご)」からとった造語で、双子という意味を込めています。
それぞれの強みを活かしながら、食にまつわるものづくりをしています。例えば、ジャムは弟が考案したものですが、カトラリーや食器などのプロダクトは僕がデザインをしています。セットでギフトとして購入していただくことも多いですね。
今後はエプロンやキッチンアイテムなども増やしていく予定です。」
ぼってりとした白磁のソーススプーン。シンプルですが置いておくだけでもとってもおしゃれ。ヘッド部分は少し角度がついているので、小皿や瓶などもすくいやすくなっています。
中でも感動したのが、ジェメリーボオリジナルのジャムスプーンです。ソースをすくえて、そのままビンにも引っ掛けられるんです。
ナイフとスプーンが合体したような形になっており、先端が瓶に沿うようにつくられているので、瓶の底に残ったジャムも、残すことなくすくいあげられるんです。また、すくったらヘラの部分ですっとパンに塗ることも。
見た目もかわいいので、かけておくだけでもなんだかきゅんとします。
ちょっぴり大人で、晩酌のおつまみにも合う焼き菓子を。
ジェメリーボのおいしい焼き菓子をつくるのは、パティシエ兼店長の早川さんです。焼き菓子やパンのこだわりについてもお伺いしました。
早川さん:「ジェメリーボの焼き菓子は、食べることが大好きな大人向けの焼き菓子というのをコンセプトにしています。なので、胡椒が効いたナッツやチーズと松の実の塩サブレなど、夜の晩酌のおつまみにも合うような焼き菓子をつくっています。
サブレはサイズ感も小ぶりなので、気軽に手土産としても購入していただきやすいと思います。季節ごとの商品もあり、今の時期だと紅玉のりんごを使ったアップルパイがおすすめですよ。」
今後も徐々にオリジナルアイテムやメニューも増やしていくそうなので、みなさんぜひ定期的にチェックしてみてくださいね。筆者も今からとても楽しみです。
竹内さん、早川さんありがとうございました!