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2019年上半期は10連休のゴールデンウィークが目玉でしたが、下半期はお待ちかね!シルバーウィークがやってきます。例年に比べると大型連休とはいきませんが、下半期だけでも6回の3連休があるんです!
そこで今回は、北海道出身の編集部ライターが本気でおすすめする「2泊3日で楽しめる!北海道のおすすめプラン」をご紹介していきます。
北海道を訪れるベストシーズンは?
よく「北海道に行くなら、やっぱり雪まつりやラベンダー畑の時期が良いの?」と聞かれることがあります。確かにどちらも一度は見ていただきたいくらい素晴らしい景色です。ですが、北海道はそれ以外の時期も四季折々それぞれの良さがあります。
9月〜10月頃は観光のピークも落ち着き、まだ雪も降っていない時期なので、実は穴場な季節なんです!筆者もあえて繁忙期を外して、春や秋に北海道を旅することが多いですよ。
おすすめの二泊三日プラン
面積が 83,450 km²もある北海道。おすすめしたいスポットは山ほどありますが、今回は「はじめてでも楽しめる」「効率よく巡る」「車がなくてもOK」を基準にプランを考えてみました。
1日目
新千歳空港 → 札幌観光 → すすきの → 札幌宿泊2日目
札幌 → 旭山動物園(旭川) → 札幌宿泊3日目
札幌 → 小樽 → 新千歳空港
1日目:札幌市内をぶらり観光
中部国際空港(セントレア)を出発して、新千歳空港へ。フライト時間は1時間40分ほど。実は名古屋〜東京間の新幹線とほぼ同じ時間で行くことができちゃうんです。
名古屋から札幌へは、JAL・ANAのほか、ジェットスター・AIR DO・スカイマーク・AirAsiaなどのLCCも就航しています。
「快速エアポート」で、新千歳空港から札幌へ
新千歳空港から札幌までは、JR(電車)で行く方法がおすすめ!
新千歳空港から札幌駅を結んでいる「快速エアポート(片道¥1,070)」を利用すれば、最速37分で移動が可能。プラス¥520で「Uシート(指定席)」も利用できるので、荷物が多いときは使うと便利ですよ。
札幌駅に到着
札幌駅に到着しました。アピタ・エスタ・パセオ・札幌ステラプライスの4つのショッピングセンターと、大丸札幌店が隣接しているので、お店も豊富です。
歩いてすすきの方面へ向かってみましょう!距離としては、地下鉄で2駅分ほど。
札幌市内の3大名所を観光しながらすすきの方面へ
まずは、「赤レンガ」の愛称で知られている「北海道庁旧本庁舎」。現在の庁舎ができるまで約80年にわたって実際に使われていた、1888(明治21年)に建てられた建物です。
入館は無料。「北海道立文書館」「樺太関係資料館」「赤れんが北方領土館」など、北海道の歴史に関する資料が展示されています。
【北海道庁旧本庁舎】
住所 :札幌市中央区北3条西6丁目
開館日 :年末年始(12月29日~翌1月3日)を除くすべての日(土日祝を含む)
開館時間:8:45〜18:00
「赤レンガ」と同じくらい札幌を代表する名所、「札幌市時計台」。1878(明治11)年に建てられ、時計は明治14年に時を刻みはじめ、今なお現役で毎正時に鐘を鳴らし続けているんです。中を見学することもできますよ。※観覧料(大人200円、高校生以下無料)
【北海道庁旧本庁舎】
住所 :札幌市中央区北1条西2丁目
休館日 :年始(1月1日~1月3日)
開館時間:8:45〜17:10(入館は17:00まで)
3つ目は、さっぽろテレビ塔がある「大通公園」。夏はビアガーデン、冬は雪まつりが開催される、札幌の中心にある公園です。名古屋の久屋広場のように、1年を通してイベントが開催されています。
4月下旬〜10月中旬の期間は、アツアツの焼きとうきびを販売する「とうきびワゴン」も登場します!香ばしい匂いについつい引き寄せられること、間違いなし。
【大通公園】
住所 :札幌市中央区大通西1~12丁目
ランチは「suage+」でスープカレー
ランチは、スープカレーに行ってみましょう。
筆者の一押しは、地下鉄南北線「すすきの」駅から歩いて3分ほどの場所にある「suage+(すあげプラス)」。具材が串に刺さっているのがsuageスタイル。店名の通り素揚げした野菜やお肉が絶品なんです。
「パリパリ知床鶏と野菜カレー」「ラベンダーポークの炙り角煮カレー」「生ラム炭焼きカレー」など、北海道を味わえるメニューも豊富。
【suage+(すあげプラス)】
住所 :北海道札幌市中央区南4条西5 都志松ビル 2F
定休日 :年末年始
営業時間:11:30~22:30(L.O.21:30)
午後は、円山方面をぶらり散歩
食後は、札幌のおしゃれスポット・円山(まるやま)へ。すすきのからは、地下鉄で11分ほど。
「北海道神宮」や「札幌市円山動物園」などがあり、住宅街の中にカフェが点在するゆったりのんびり過ごせるエリアです。
円山エリアで筆者が必ず立ち寄るのが「六花亭 神宮茶屋店」。ここでしか食べられない限定のお餅があるんです。
それが、この「判官さま(1個100円)」です。北海道神宮造営の功労者である初代主席開拓判官・島義勇(しま よしたけ)にちなんでつくられたのだそう。
そば粉が入ったやわらかな焼き餅の中には、ほのかな塩味がきいたつぶ餡がたっぷり!できたててほやほやの判官さまは、何度食べてもたまりません。セルフサービスのほうじ茶と一緒に味わうことができるので、ひと休みにおすすめ!
【六花亭 神宮茶屋店】
住所 :北海道札幌市中央区宮ヶ丘474 北海道神宮境内
営業時間:9:00〜17:00
もうひとつ、ぜひ立ち寄っていただきたいのが「森彦本店」。札幌でコーヒーと言えば、森彦(MORIHICO.)と言われるほどの有名店。こちらは、MORIHICO.のオーナーである市川さんが最初に手掛けたカフェです。
現在では10店舗以上ある森彦ですが、ここ円山でしか味わえないのが森彦本店限定のコーヒー「森の雫」。直火焙煎のコーヒーは深い味わいで、夕方のティータイムにぴったりです。
【森彦本店】
住所 :北海道札幌市中央区南2条西26丁目2-18
営業時間: 10:00-21:00(L.O 20:30)
夜はすすきので北海道グルメを堪能
札幌と言えば、やっぱりすすきのですよね。海鮮・ジンギスカン・らーめんまで、あらゆる北海道グルメが集合しています。
・味の羊ヶ丘(生肉ジンギスカンが味わえる)
・海味はちきょう(名物のイクラ丼「つっこ飯」など、豪快な海鮮料理が盛りだくさん)
・えびそば一幻 総本店(えびのうま味が丸ごと味わえる、エビスープが絶品)
・麺処とりぱん(鶏100%にこだわった、濃厚鶏白湯ラーメン)
・らーめん 信玄 南6条店(地元民にも愛される石狩ラーメン)
らーめん好きな筆者なので、ついらーめんばかりになってしまいましたが、他にもジビエを味わえるレストランや、シメパフェが楽しめる夜カフェなど、さまざまな需要に応えてくれるのがすすきのです。
また、最近注目されている「創成川イースト」エリアも、個性的なお店が多くおすすめ!