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名古屋名物「ひつまぶし」といえば、名古屋に訪れた際には必ず食べたい名物のひとつです。ひつまぶしは、うなぎの蒲焼きを短冊状に切り、熱々のご飯を盛り、だしを添えた名古屋の郷土料理です。
そのまま食べてもいいですが、薬味やお出汁をかけてたべるのもおすすめです。そこで今回は、5つのポイントでひつまぶしの楽しみ方をご紹介します。
ひつまぶしの歴史
ひつまぶしは、おひつに盛ったごはんに、短冊のようにきざんだウナギのかば焼きをのせた名古屋の郷土料理です。江戸時代の名古屋では、鰻を主食とする家庭が多く、当時から鰻は名古屋の食文化に根付いていました。
ひつまぶしの誕生については諸説ありますが、一つの説としては、明治時代に “まかない料理”として出されたことが起源と言われています。現在は名古屋市内のさまざまな店舗で提供されるようになり、地域のご当地グルメとして親しまれています。
ここからは実際に食べ方を見ていきましょう!
ひつまぶしの美味しい食べ方
ポイント①しゃもじを使って4等分に!
まずはしゃもじを使って、ひつまぶしを十字に切り4分割します。このとき、ご飯とうなぎが同じくらいの量になるように分けておくのがおすすめです。
うなぎの形状はあまり気にせず、しっかりとしゃもじで分けることがポイントです。
②1杯目はうなぎの味を堪能しよう!
1杯目はうなぎ本来の味を堪能すべく、なにも付けずにお楽しみください。うなぎの香ばしさと、パリパリ食感がたまりません。
③薬味をのせてみよう!
2杯目は薬味をのせてみましょう。わさびやネギ、海苔、山椒をお好みでのせて一緒に食べてみてください。
薬味の爽やかな風味とうなぎの相性は抜群です!
筆者は山椒とわさびを多めに混ぜて食べるのが好きです。
ポイント④ダシをかけて「うな茶漬け」にしよう!
3杯目はダシをかけてお茶漬けにしていただきます。香ばしい蒲焼とダシの風味、そこに薬味が合わされば最高の一杯のできあがり。
このダシ茶漬けを食べるためにひつまぶしを選ぶ方も多いのではないでしょうか。
最後は、3通りの中で1番気に入った食べ方で味わいます。味の変化を一度に3回も楽しめるなんてとっても贅沢ですよね!
名古屋市内には多くの鰻屋さんがありますが、秘伝のタレやうなぎの焼き方で味わいが異なります。好きな店舗を見つけて、お気に入りの食べ方で「ひつまぶし」を堪能してみてくださいね。