東京・浅草に2020年オープンした、アートストレージとホテルが融合した「KAIKA 東京 by THE SHARE HOTELS(以下:KAIKA)」。
元倉庫ビルをコンバージョンした空間に、アートギャラリーのための9つのアートストレージと、一般公募「KAIKA TOKYO AWARD」により集められた作品を収蔵展示。アートシーンの舞台裏のような場で国内外のゲストに新しい鑑賞体験を提供しています。
今回は実際に「KAIKA」に宿泊してきましたので、レポートしたいと思います。
<編集部おすすめの3つのポイント>
・新進気鋭のアーティストによるアート作品が楽しめる
・浅草や蔵前まで徒歩圏内
・想像以上に広々とした室内
目次
KAIKAがあるのは、都営浅草線「浅草駅」から徒歩約8分、 都営浅草線「本所吾妻橋駅」から徒歩約9分 、都営大江戸線「蔵前駅」から徒歩約9分と好立地な場所です。
浅草、蔵前どちらも徒歩で遊びに行けます。
まるで倉庫のような扉を開けると、クマのアート作品がお出迎え。入ってすぐにアート作品がストレージの中に並んでいます。アート好きにはたまりません。
アート作品を堪能しよう!
KAIAKでは、期間限定の展示をはじめ、地下1F〜6Fまでアート作品が展示されています。
中でも、地下1Fの共有スペースは宿泊者のみの公開。宿泊者は、7:00〜23:00の間、無料で自由にアート作品を楽しめます。
こちらは、地下1階の共有スペースラウンジ。ここでは、宿泊者限定で、6つのアートストレージが公開されています。
ラウンジのテーブルはコンセントも完備されているので、ワークスペースとしてもぴったり!お茶もフリーでいただけます。電子ケトル、電子レンジ、トースターやお皿、カトラリーもそろっているので、自分で調理することも可能です。
秘密基地に忍び込んだようでなんだかワクワク。どんな作品に出会えるかは宿泊してのお楽しみ。
1Fは宿泊客以外も入ることができ、2つのアートストレージが設置されています。主に企画展を中心に展示しているため、訪れる度に新しい作品に出会えます。
各階やエレベーターの中などにもアート作品が展示されています。
全フロアをまわってアート鑑賞を楽しんでみてくださいね。
アートを楽しみながら、過ごすカフェ
「safn°(サフン)」
1Fには、コーヒーとフードペアリングを楽しむカフェ「safn°(サフン)」が入っています。safn°はアイスランド語で美術館という意味。ゆっくりと流れる時間の中でアートを楽しむカフェでありながら、アカデミックでインテリジェンスな空気が満ち溢れています。
こちらもアート作品が至るところに展示されているので、コーヒーをいただきながら作品もゆっくり観賞してみてくださいね。
シンプルで居心地のいい客室
シンプルなデザインが特徴の客室。
ベーシックな色合いで統一された、落ち着きのあるお部屋です。
東京都内のホテルだと、キャリーケースをおくだけで窮屈になる客室も多いですが、KIKAでは広々としています。どのお部屋もゆったりつくられているので、快適に過ごすことができます。
客室には、オリジナルのティーバックも用意されていました。「緑茶」と「ジンジャー&レモングラスの紅茶」の2種類です。
お水の用意はなかったので、事前に購入しておくのがおすすめです。
個人的にとてもポイントが高かったのが、浴室が広いこと。「BUNK6」という客室以外、バスルームとトイレも分かれています。
お風呂にゆっくり入るだけで、旅の疲れが格段に変わります。
朝食は2種類からチョイス!
朝食セットは季節の新鮮なお野菜やお肉やお魚を使った「タルティーヌ」と、VEGAN素材を使ったタコライス風の「ブッダボウル」の2種類からお選びいただけます。
どちらも温かい季節のスープと一緒にいただけます。
シンプルな朝ごはんを想像していたので、想像以上にクオリティが高くて感動しました。
今回はアートが楽しめる「KAIKA 東京 by THE SHARE HOTELS」をご紹介しました。アートのみならず、昼から夜まで利用できるバーやグッズショップも併設されています。訪れるだけでもワクワクするアートストレージのあるホテルです。