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2019年4月、銀座3丁目にオープンした無印良品のホテル「MUJI HOTEL GINZA」。中国の北京と深圳に続く3店目のMUJI HOTELで、国内1号店です。「アンチゴージャス、アンチチープ」をコンセプトに、泊まりながら無印良品を楽しめるホテルなんです。
気になる客室から、宿泊しなくても利用できる施設まで、たっぷりとご紹介していきます!
MUJI HOTEL GINZAまでのアクセスは?
MUJI HOTEL GINZAがあるのは、銀座駅B4出口から歩いて3分ほどの場所。「無印良品 銀座」の6F〜10Fがホテルになっています。
まずは少し「無印良品 銀座」に寄り道してみましょう!
世界旗艦店「無印良品 銀座」
「無印良品 銀座」は無印良品の世界旗艦店。無印良品単独の店舗面積としては世界最大を誇ります。1Fでは、無印良品初の試みである青果販売のスペースや、お弁当の販売も。
季節のフルーツや野菜を使ってつくる「ジューススタンド」。
ベーカリーもありますよ!
一番人気は、バターの風味たっぷりのロールパン。朝7時半から営業しており、近くにはカウンター席もあります。ホテルのモーニングサービスももちろんありますが、パパっと済ませたいという方にはベーカリーがおすすめです。
衣料品から雑貨まで、無印良品の定番商品がずらり。忘れ物をしてしまった!というときにも、心強いですよね。
およそ100年前の敷石を使ったフロント
ではいよいよMUJI HOTEL GINZAに行ってみましょう。
内装は木・石・土といった自然素材を中心に、無印良品の思想にそった空間がつくり出されています。フロントの壁面に敷き詰めてある石は、銀座を走っていた都電の敷石を再利用しているのだとか。
チェックインは15時ですが、少し早めに着いてしまったという方におすすめなのが、銀座ランニング!MUJI HOTEL GINZAでは、銀座を楽しんでもらおうと、ワンコインでランニングウェアの貸出をしているんです。もちろんはウェアは無印良品のもの。
ミニマムだけど開放感のある客室
では、いよいよ気になる客室へ!
MUJI HOTEL GINZAの客室は全79室。部屋のタイプはA~Iまで全9種類。内装からアメニティまで無印良品のアイテムが使われています。
今回は、最も客室数の多い「タイプC」に泊まってみました。価格は1室¥29,900。2名で利用すれば、1人¥14,950。銀座という好立地ですが、リーズナブルな価格帯がうれしいですね。(料金は季節変動せず固定)
天井高をいかしたミニマムな空間
客室の開口はわずか2.1m。天井高が高く、間接照明の効果もあり、まるでギャラリーのような空間です。収納や洗面スペースも壁に埋め込まれ、スッキリ!
ベッドとデスクが一体になっています。窓側には、お茶を飲んだり読書をしたりに最適なくつろぎスペースも。全体的に家具が低めなので、圧迫感がありません。
デスクスペースが広々としているので、ビジネス使いにもおすすめです。デスクの前に壁がなく開放的なので、かなり作業がはかどりました。
ちなみに、客室内の照明や空調はこのタブレットで。アラームとカーテンを連動させると、目覚めると同時に朝日が入り込むという、最高の朝に。
タブレットでは、客室内にある、無印良品のアイテム名まで調べることができます。
まるで海外のようなガラス張りのバスルーム。足が伸ばせるゆったりとしたバスタブと、オーバーヘッドシャワーがうれしいポイント。
あそこにも、ここにも!無印良品のアイテムが
無印良品のホテルということで、きっとアメニティもインテリアも無印なんだろうな〜と想像はしていましたが、予想以上に無印良品のアイテムでいっぱいでした。これはムジラーにはたまらないのではないでしょうか。
※ムジラー:(無印良品をこよなく愛する人のこと)
ウェルカムお菓子も無印良品。
アメニティも無印良品。
家電も無印良品。
無印良品のアイテムが実際に試せるのがうれしい!
うれしいなと思ったポイントが、実際に無印良品のアイテムを試せること。例えばアロマディフューザーは、フロントで2種類のアロマオイルから好みの香りを選び、実際に客室で体感できるんです。
ラベンダーの香りをチョイス。旅の疲れがほぐされていきます。
煎茶やコーヒーも専用のドリップポッドで。簡単操作で、ささっとおいしいお茶が飲めちゃいます。これなら忙しい朝や仕事中に良いなと思いました。
家電はなかなか実際に試せる機会が少ないので、こうして試せるのはうれしいですよね。気に入ったアイテムは、ホテル下の無印良品ですぐに購入も!