2022年4月、大阪市浪速区にオープンした「OMO7大阪 by 星野リゾート」。「OMO(おも)」は星野リゾートが全国に展開する「テンションあがる『街ナカ』ホテル」。街をこよなく愛するスタッフが地域の方々と仕掛ける、新感覚のホテルです。
OMO7大阪のテーマは「なにわラグジュアリー」。大阪らしい「笑い」と「おせっかい」を取り入れたおもてなし、上質で贅沢な体験を掛け合わせた滞在を提案しています。OMOレンジャーによるガイドツアー、ご近所マップ、なにわってなんやねん講座など、街を丸ごと楽しみ尽くすためのサービスが満載!
今回は実際に「OMO7大阪 by 星野リゾート」に宿泊してきました。写真たっぷりでレポートしたいと思います。
※情報は取材時のものです。
ご利用の際には、各施設・各店舗の最新情報をご確認ください。
目次
「新今宮駅」駅から目の前!
OMO7大阪へのアクセス方法
大阪の人気の観光スポット「新世界」も徒歩圏内!
「OMO7大阪」の一つ目の魅力は、JR「新今宮駅」駅から目の前というアクセスの良さ!
大阪駅から約15分、新大阪駅から約20分、関西国際空港から約37分と、さまざまなスポットに行きやすいので、旅の拠点にぴったり。
周辺には、JR、南海電鉄のほか、地下鉄御堂筋線・堺筋線、阪堺電車もあり、奈良・京都・神戸・和歌山などからのアクセスもスムーズです。
たこ焼きをイメージしたというゲートをくぐって、いざ中へ!(よく見るとピックが刺さっていますね)
全長約85mの開放的な空間
パブリックスペース「OMOベース」
OMOゲートを抜けると出迎えてくれるのが、全長約85mのとても開放的なパブリックスペース「OMOベース」。駅前とは思えない、ゆったりとした時間が流れています。
OMOベースの入り口近くにある、幅6m × 高さ4mの大きなボードに描かれているのは「ご近所マップ」。OMO7大阪のスタッフさんが実際に足を運んで見つけてきた、徒歩圏内のディープな情報が紹介されています。
ガイドブックにも載っていない穴場スポットが満載なので、ぜひチェックしましょう!スタッフさんに声をかけると、おすすめも教えてもらえますよ。
「OMOベース」の一角にある「ライブラリーラウンジ」。本を読んだり、ちょっと休憩したり、仕事をしたり。客室以外にもこうして自由に過ごせるスペースがあるのは嬉しいですよね!
実際にPCで仕事もしてみましたが、とても集中できました。
広大なガーデンエリア「みやぐりん」
外に出ると、約7,600平米の広大なガーデンエリア「みやぐりん」が広がっています。大きな芝生広場は、まるで公園のよう!思わず深呼吸してしまいました。
デッキテラスや散策路などもあり、休憩スポットがたっぷりあるので、思い思いの時間が過ごせます。
電車が行き交う様子を眺められる東屋も点在しているので、電車好きにはたまりません!
OMO7大阪オリジナルの浴衣を選んで、お次は客室へ!
ルームプレートは、タコやフグなど大阪に関するデザインになっていました。館内にはこうした大阪らしさが散りばめられているので、ぜひ探してみてくださいね!
シチュエーションに合わせて選べる
多彩なゲストルーム
大阪の街を一望できる「コーナーツインルーム」
客室は8タイプ全436室。いずれの部屋も和紙畳が敷かれており(※愛犬ルームを除き)、自宅のように靴を脱いでくつろげるスタイルです。
今回編集部が宿泊したのは、開放的な窓が特徴の「コーナーツインルーム」。
パノラマ写真のように広がる大きな窓からは、新世界のシンボル・通天閣や京セラドーム大阪など、大阪の街並みが一望できます。夜の景色も絶景でした。(どんな景色かは泊まってからのお楽しみ!)
ファミリーやグループにおすすめ!「いどばたスイート」
ファミリーやグループ旅におすすめなのが「いどばたスイート」。
リビング空間には、大阪の代表的な観光スポットが描かれた「OSAKAボード」、大きなテーブル、ソファが。「いどばたスイート」という名前の通り、「今日はここに行こうか〜」「あそこも気になるね〜」など、旅の作戦会議ができますよ!
ベッドスペースは客室の四隅にあるので、ゆっくりと休めます。仲良しグループでも1人の時間が欲しいときってありますよね。(ソファがベッドになるので、最大6名まで宿泊可能)
テーブルの上に、OMO7大阪オリジナルのパインアメとビリケンさんを発見!「あめちゃん、食べてな〜」という大阪らしいおもてなしにほっこり。
ご近所アクティビティで
新世界をお散歩!
夕方からは、ご近所ガイドOMOレンジャーとお散歩しながら巡る「ほないこか、ツウな新世界さんぽ(宿泊者限定・参加無料)」に参加してみました。
新世界エリアは行ったことがあっても、なかなかじっくりと巡ったことがないという方も多いのでは?!大阪の下町として知られる「新世界」を、大阪生まれ大阪育ちのやそちゃんに案内してもらいました!
新世界は通天閣のおひざ元。昔は遊郭の女性たちが歩き、三味線や太鼓の音が”ジャンジャン”と響いたことから名前が付いたとされる「ジャンジャン横丁」へ!
喫茶店、寿司屋、串カツ屋、囲碁サロンなどなど、今でも昭和の雰囲気が色濃く残っています。「ここのお店は、◎◎が美味しいんです〜」とおすすめ情報も知れるので、新世界初心者にはとってもありがたい!(実際に次の日におすすめのお店も巡りました)
「私のお友達を紹介しますね〜」と立ち寄ったのは、立ち飲みのどてちんさん。こうした街の人との交流も、ご近所アクティビティの魅力です。だんだん新世界エリアに親しみが湧いてきました!
そのほかにも、大阪と言えば!のヒョウ柄を体験したり、通天閣に関する豆知識を教えてもらったり、1時間のツアーを満喫しました。
ディープで少しレベルが高そうだなと感じていた新世界エリアが、ツアーが終わる頃には、ほっこり親近感が沸くように。こうした街の魅力に触れられるのは、ご近所アクティビティの大きな魅力です。
そのほかにも、OMOレンジャーさんおすすめの串カツ屋を2〜3件はしごする「めっちゃ串カツどっぷりツアー」や、ホテルから徒歩 15 分の市場に行き、大阪のだし文化について学ぶ「ええだし出てますわツアー」など、さまざまなご近所アクティビティが開催されています。
参加無料なので、ぜひ気になるツアーに参加してみてくださいね!(※「めっちゃ串カツどっぷりツアー」は参加有料)
「湯屋」でゆったりお風呂タイム
ホテルに戻ってきたあとは、みやぐりんに併設されている「湯屋」でゆったりお風呂タイム。大阪でお風呂屋文化が花盛りとなった時代を参考に、「光と影」を表現した外観が特徴です。
「湯屋」は1人1,000円で利用可能(※宿泊者限定)
タオルやウォーターサーバーもあるので、手ぶらでOK!
天井部分には外に通じる天窓があり、浴室にいながらも、外の空気が感じられます。洗練された白の空間は、まるで美術館のよう。大阪の街中にいるということを忘れてしまうくらい、のんびりとお風呂を堪能できました。
湯上がりにはこんな嬉しいサービスも!
大阪名物の豚まんで有名な「551蓬莱」のアイスキャンデーが脱衣所に用意されているんです。気になるな〜と思いながらも、なかなか食べる機会がなかったので感激でした。