ハリーポッターの世界に没入!スタジオツアー東京の楽しみ方を徹底レポート【前編】

掲載日:2024.06.05
ハリーポッターの世界に没入!スタジオツアー東京の楽しみ方を徹底レポート【前編】

2023年6月にとしまえん跡地にオープンした「ワーナー ブラザース スタジオツアー東京 ‐メイキング・オブ・ハリー・ポッター(以下:スタジオツアー東京)」。オープン以来、アジア初のスタジオツアーとして、日本のみならず世界中の多くのハリー・ポッターファンを魅了しています。

実際の映画制作者たちによってつくられたセットや衣装、小道具の他、さまざまなアトラクションを通して映画制作の魔法体験を楽しめるスポットです。

今回は「スタジオツアー東京」に実際に行ってみました!みどころポイントからグルメやお土産まで、現地レポートをお届けします。

「スタジオツアー東京」とは?

ホグワーツ特急

東京ドーム2個分、約9万平方メートルの広大な敷地に建つ「スタジオツアー東京」。ロンドンに続いて世界で2番目、アジアでは初のスタジオツアーです。

「ハリー・ポッター」シリーズ。そして、その魔法の世界が引き継がれた、映画「ファンタスティック・ビースト」シリーズ。「スタジオツアー東京」は、この 2つの映画シリーズの世界観が体感できる、ウォークスルー型の新しいエンターテイメント施設です。

豊島園駅から徒歩約2分
「スタジオツアー東京」アクセス方法

西武池袋線・豊島線「豊島園駅」

西武池袋線・豊島線「豊島園駅」

豊島園駅

ホームにある赤い電話ボックスや、床には忍びの地図のデザインなど細部にまでこだわりが。

「スタジオツアー東京」アクセス方法は、西武池袋線・豊島線「豊島園駅」から徒歩2分、または都営地下鉄大江戸線「豊島園駅」から徒歩約2分。

西武池袋線・豊島線「豊島園駅」は、魔法族のみが住む「ホグズミード」をイメージした赤を基調としたデザインで、駅に降り立った瞬間からワクワクが止まりません!

車の場合は、東京外環自動車道「大泉IC」から目白通り沿いに約20分。パーキングは事前予約制なので、チケット購入と合わせて予約しておきましょう。

アクセス方法はこちら

「スタジオツアー東京」チケットについて

駅前広場にある牡鹿と雌鹿のパトローナス像

駅前広場にある牡鹿と雌鹿のパトローナス像

「スタジオツアー東京」のチケットは、事前に公式WEBサイトで購入します。現地でチケットを購入することは出来ないので要注意!

【チケット】
大人チケット:¥6,500(18才以上)
中人チケット:¥5,400(中学生・高校生:12~17才)
小人チケット:¥3,900(幼児・小学生:4~11才)
乳幼児(3歳以下):無料

入場後に滞在時間の制限はないので、なるべく長く滞在したい方は午前入場のチケット購入がおすすめです!

チケットの購入はこちら

ツアー開始1時間前から入場可能

スタジオツアー東京

ハグリッドとハリーの像

ハグリッドとハリーの像

施設にはツアー開始1時間前から入場可能です。(ファーストツアーの場合は30分前)

この日は朝イチの9:30〜のツアーを予約していたので、余裕を持って8:30前に現地に到着。1時間前に門が開き、敷地内へ。

スタジツアー東京外観

スタジオツアー入り口

スタッフさんの指示に従って列に並びます。オープン時間の9:00まで30分ほど待機。

施設の外にもコインロッカーがあるので、事前に荷物を預けることも可能です。再入場は出来ないため、出し入れしたい場合は施設内のクロークもあります。

ハンガリーホーンテイル

炎のゴブレットでハリーが戦った「ハンガリーホーンテイル」がお出迎え。

ロビー

ロビー

館内MAP

館内MAP

“カエルチョコ”をイメージした「フロッグカフェ」

“カエルチョコ”をイメージした「フロッグカフェ」

9:00〜入場スタート。チケットを提示し、荷物チェックを終えてロビーへ。

ロビーの両サイドには「メインショップ」と「フロッグカフェ」「フードホール」があり、ツアー開始時間まで、買い物や食事が楽しめます。

デジタルガイドツアーの貸し出し、クローク、更衣室などもあるので、ツアーに向けて準備しましょう!

メインショップ

メインショップ

ツアーをさらに盛り上げてくれるローブや杖などのアイテムも「メインショップ」で購入可能です。ローブの名入れは時間がかかる場合もあるので、お早めに。(この日は朝イチで15分ほどでした)

ツアー内はトイレの場所が限られているため、事前に済ませておくと安心。ツアー中のカフェは一箇所のみのため、水分補給用の飲み物も準備しておきましょう。

「スタジオツアー」スタート!

各国の映画ポスター

各国の映画ポスター

各国の映画ポスター

スタジオツアースタート!
ツアーの説明を聞き、いざホグワーツ魔法魔術学校へ。

数々のドラマが生まれた「大広間」

大広間

大広間

ホグワーツ教職員たちの衣装

ホグワーツ教職員たちの衣装

ホグワーツ教職員たちの衣装

ホグワーツ教職員たちの衣装

大きな扉を開けると広がっているのは、映画「ハリーポッター」シリーズに毎回必ず登場する場所「大広間」。組分けの儀式、クリスマスダンスパーティー、魔法対決など数々のドラマが生まれた場所です。

前方にはホグワーツ教職員たちの衣装も展示されています。ハグリッドの大きさに驚き!

ホグワーツ生徒たちの衣装

ホグワーツ生徒たちの衣装

4つの寮をイメージした燭台

4つの寮をイメージした燭台

4つの寮をイメージしたヘビ・アナグマ・ライオン・ワシの燭台、ホグワーツの生徒の衣装など、みどころが満載。ちなみに床はヨーロッパのお城にもよく使われる「ヨークストーン」という本物の敷石が使われているのだとか。

扉の前は撮影スポットにぴったり!

扉の前は撮影スポットにぴったり!

大広間

照明が暗くなったら、次のエリアへ移動します。隅々までじっくりと見たくなりますが、あっという間に時間が過ぎてしまうため、写真撮影はお早めに!

魔法ワールドの構築

魔法ワールドの構築

魔法ワールドの構築

魔法ワールドの構築

スタジオツアーでは、映画のセットを体感するだけでなく、「ハリー・ポッター」「ファンタスティック・ビースト」の魔法ワールドがどのようにしてつくられたのかも、知ることができるんです。

模型や図面など、ハリポタファンだけでなく、映画好きや建築好きにはたまらないコーナーです。

肖像画体験もできる!「動く階段」

動く階段

動く階段

動く階段

続いては「動く階段」のセットへ。

映画同様に階段が気まぐれに動く様子が眺められます。ゴゴゴーっと重厚な音とともに階段が移動する様子は大迫力!

撮影ステーション

撮影ステーション

映画同様、肖像画が動くようになっているのですが、なんと自分も肖像画の一員として参加できるんです!

セットの近くに撮影ステーションがあり、無料で体験できます。約10秒ほどの動画を撮影すると、セットの中の肖像画に現れる仕組み。事前に2次元コードをスマートフォンに登録しておくと、撮影した動画を保存できますよ。

ハリーたちが過ごした「グリフィンドールの談話室」

グリフィンドールの談話室

グリフィンドールの談話室

グリフィンドールの談話室

ハリー、ロン、ハーマイオニーたちが過ごした「グリフィンドールの談話室」。セットは華やかさよりも快適さを優先し、居心地の良い空間に仕上げられています。

グリフィンドールの談話室

壁の絵をよく見ると、若い頃のマクゴナガル先生の肖像画も!

グリフィンドールの男子寮

こちらはグリフィンドールの男子寮。どこがハリーのベッドかわかりますか?ベッド下のスーツケースをよく見ると「HP」の文字が!

スタジオツアー東京限定の体験!「クィディッチエクスペリエンス」

クィディッチエクスペリエンス

クィディッチで使用するボール、クアッフルやブラッジャーの展示も

クィディッチで使用するボール、クアッフルやブラッジャーの展示も

続いては、魔法界のスポーツ「クィディッチ」のコーナー。

ここではクィディッチの試合がどのように撮影されているのかを体験できる「クィディッチエクスペリエンス」に参加できます。(体験は無料)

クィディッチエクスペリエンス

クィディッチエクスペリエンス

インタラクター(各コーナーにいるスタッフさんの名称)の指示に従って、スリザリン対グリフィンドール戦を応援します。応援中の映像は実際の映画のワンシーンとして組み込まれ、体験の後にダウンロードすることも◎

ダンブルドアらしいアイテムがずらり「ダンブルドアの校長室」

ダンブルドアの校長室

不死鳥のフォークス

不死鳥のフォークス

続いてのコーナーは「ダンブルドアの校長室」。私室と書斎を兼ねた校長室は、ホグワーツ城で一番高い塔の上にあります。作中ではハリーが何度も訪れていますよね。

室内には、博識で天文好きなダンブルドアらしいアイテムがずらり。

「小道具の魔法」「衣装の魔法」

「小道具の魔法」「衣装の魔法」

「魔法薬学」

「魔法薬学」

「闇の魔術に対する防衛術」

「闇の魔術に対する防衛術」

「ホグワーツの図書館」

「ホグワーツの図書館」

「小道具の魔法」「衣装の魔法」「魔法薬学」「闇の魔術に対する防衛術」「ホグワーツの図書館」など、魅力的なコーナーが続きます。

「闇の魔術に対する防衛術」のルーピン先生の教室では、杖を使って“死喰い人”を撃退するワンド・コンバット体験も。呪文を試せるチャンスなので、杖を持っている人はぜひ参加してみてくださいね!

呪文体験ができるコーナーも!「禁じられた森」

「禁じられた森」

「禁じられた森」

続いては「禁じられた森」へ。ホグワーツの生徒は決して入ってはいけない森ということで少し怖いですが、いざ中へ!

「禁じられた森」

バッグビーク

バッグビーク

ハグリッドとバッグビークが出迎えてくれました。バッグビークの前でお辞儀をすると、ゆっくりとお辞儀を仕返してくれました。

そのほか「禁じられた森」では、映画に出てきた名場面を複数再現。エクスペクト・パトローナム(守護霊の魔法)の呪文を試せるコーナーもあるので、杖を持って参加してみましょう!

「ハグリッドの小屋」

「ハグリッドの小屋」

「ハグリッドの小屋」

「禁断の森」を抜けると、「ハグリッドの小屋」に辿り着きました。ここまででツアーはちょうど半分くらいです。

「バックロットカフェ」でランチタイム

「バックロットカフェ」

「バックロットカフェ」

店内は薬草学の温室のような雰囲気

店内は薬草学の温室のような雰囲気

店内はとっても広々!コンセントがある席も。

店内はとっても広々!コンセントがある席も。

アンブリッジ先生の部屋をイメージした席も。壁の猫の肖像画が動くようになっています。

アンブリッジ先生の部屋をイメージした席も。壁の猫の肖像画が動くようになっています。

ちょうどお昼時だったので、「バックロットカフェ」でランチタイム!ツアー中のレストランはここだけなので、ひと休みしておきましょう。

「ハッフルパフ プレート(ローストチキン)」¥2,800 ドリンク付き

「ハッフルパフ プレート(ローストチキン)」¥2,800 ドリンク付き

植木鉢に埋まってるのはマンドレイクを模したチーズボール。下の部分はマッシュポテトになっています。

植木鉢に埋まってるのはマンドレイクを模したチーズボール。下の部分はマッシュポテトになっています。

ホグワーツ魔法魔術学校の寮をテーマにしたプレートや季節限定メニューなど、さまざまなメニューが楽しめます。「お子様ハンバーグ」「お子様カレー」など、キッズメニューも◎大人の方は、ビールやワインなどもありますよ!

「ヘドウィグケーキ」¥1,500

「ヘドウィグケーキ」¥1,500

ティータイムにおすすめなのは、鳥かご型のケーキスタンドに入った「ヘドウィグケーキ」。ストロベリー、バナナ、カスタードクリームをスポンジでサンド。食べるのがもったいないくらい可愛い、ハリポタファン必食のスイーツです!

「バタービールバー」でバタービールを堪能

バタービールバー

バタービールバー

バタービール ¥1,000

バタービール ¥1,000

ハリーポッターと言えば、バタービールは欠かせませんよね!

ショートブレッドやバタースコッチを思わせる風味のノンアルコールドリンクで、ひと休みにピッタリ。ハーマイオニーのように泡の口髭ショットを撮ってみては?!

タンブラーを洗うコーナー

タンブラーはお土産として持ち帰れます。タンブラーを洗うコーナーがあり、持ち帰り用のビニール袋ももらえるので安心◎

ダーズリーの家やホグワーツ橋など、屋外のセットも充実!

ホグワーツ橋

ホグワーツ橋

ホグワーツ橋

魔法使いのチェスボード

魔法使いのチェスボード

夜の騎士バス

夜の騎士バス

屋外スペースにも、「ダーズリーの家」「ホグワーツ橋」「魔法使いのチェスボード」など、さまざまなセットが展示されています。どこもフォトスポットにぴったり!

ダーズリーの家

ダーズリーの家

ダーズリーの家

ダーズリーの家

ダーズリーの家は建物内に入ることも!ハリーが住んでいた階段したの部屋も見ることができますよ。

まだまだご紹介したいスポットが満載ですが、ツアー後半の様子は後編へ!後編ではホグワーツ特急やダイアゴン横丁などが登場するので、お楽しみに。

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