トリップアドバイザーの「工場見学＆社会科見学」ランキング1位！トヨタグループの歴史と技術が学べる「トヨタ産業技術記念館」前編
目次
現在の織機
よこ糸をはさんで運ぶ「レピア織機」
水を利用して飛ばす「ウォータージェット織機」
重いシャットルの往復運動による有杼織機（ゆうひしょっき）では高速化に限界がありました……。そこで開発されたのが、シャットルを使わないでよこ入れをする「レピア織機」「ウォータージェット織機」などの、無杼織機（むひしょっき）です。
繊維機械館の出口付近では、ジャカード付きエアジェット織機が展示されています。コンピュータが写真のデジタルデータを読み込み、繊細な絵柄を織ることができます。豊田佐吉の最初の発明から130年余、織機はこんなにも進化を遂げました。
繊維機械館では、繊維機械の歴史や技術の発展をまるごと知ることができました。繊維機械で培った精密な仕掛けや効率化を求め続ける姿勢は、トヨタの自動車産業に大きな影響を与えることとなります。繊維機械について学ぶのは初めてでしたが、スタッフさんもテーマパークのように、明るくユーモアたっぷりに説明してくれるので、楽しく学ぶことができましたよ！
後編では、トヨタ自動車の歴史や技術を学べる「自動車館」、見学の後に立ち寄りたい「ミュージアムショップ」や「ミュージアムカフェ」をご紹介していきます。
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