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産地に行って服を買おう!「尾州のカレント新見本工場」へ行ってきました。

ファッション

愛知県・一宮市
2021.04.20

産地に行って服を買おう!「尾州のカレント新見本工場」へ行ってきました。

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尾州(愛知県尾張西部地域から岐阜県西濃地域)で働く人たちが、尾州の魅力やものづくりを伝えていく活動「尾州のカレント」。そんな尾州のカレントが2021年4月22日に、尾州産地のものづくりを体感できる工場併設のショップ&ショールーム「尾州のカレント新見本工場」を常設オープンします。

そこで今回は、一足先に「尾州のカレント新見本工場」へ行ってきましたので、その魅力をたっぷりとお伝えしていきます。

尾州のカレントとは?

尾州はイギリスの「ハダースフィールド」、イタリアの「ビエラ」と並び“世界三大毛織産地”のひとつと称されるほど世界的に知名度の高い、日本が誇る繊維の一大産地です。

しかし尾州では近年、ファストファッションの台頭、後継者や人手不足によって衰退の一途にあります。そんな尾州を再び盛り上げるべく、日々活動しているのが繊維企業で働く若手達が中心となった活動サークル「尾州のカレント」です。

「カレント」とは水の流れという意味であり、毛織物の産地である尾州の分業や流通を表しています。

2019年3月に発足して以来、企業の垣根を超えて7社の企業が参加。地元のイベントへの出展やラジオ、オリジナルブランドの展開など、尾州産地の新しいあり方を模索しながら、尾州を発信するため精力的に活動されています。


「尾州のカレント」があるのは愛知県一宮市。明治28年創業の繊維会社「木玉毛織」の工場一角です。名古屋からは下道で車で1時間ほどの場所にあります。

のこぎり屋根が工場の目印です。

工場の中をすすんでいくと、「見本工場」と書かれた看板が。ここが、尾州のカレントの拠点であり、ショールーム兼実店舗です。

見本工場が新たに生まれ変わるという意味も込めて、「尾州のカレント新見本工場」と名付けられています。もともとは平日のみの予約制でしたが、この度常設オープンすることに。

誰でも気軽に産地で尾州の服が購入できますよ。

衰退していく尾州を盛り上げたい!


今回、お話を伺ったのは毛織物卸商「大鹿株式会社」の営業兼デザイナー、尾州のカレントの代表も務める彦坂雄大さん。

まずは尾州のカレント設立のきっかけや活動内容についてお聞きしました。

彦坂さん:「尾州のカレントがスタートしたのは、2019年のことです。毎年春に開催される一宮のイベントで尾州の繊維企業をまとめて出店してもらえないか、と相談をいただいたことがきっかけです。

企業の垣根を超えて出店するのは、そのときがはじめてだったんですが、僕自身も”産地を何とかしたい”という想いががありました。また、同じように尾州に対して熱い思いを持った若手各企業の若手社員がいることも知っていたので、サークルという形であれば会社も応援してくれると思い、7社の企業が集まる形で尾州のカレントが発足することになったんです。」

消費者と生産者をもっと身近に

彦坂さん:「尾州は最盛期から日々衰退の一途を辿っています。「なんとかしたい!」という想いはあっても、一人ではなにもできない。そんなもどかしさを、それぞれが感じていました。しかし、尾州のカレントとして活動をすることで、集客力も上がり、自社製品の魅力を発信することも増えました。新しいことにチャレンジしたり、尾州を知ってもらうきっかけづくりができるようにもなりましたね。

2019年からは、より産地の存在を身近に感じてもらえる「びしゅう産地の文化祭」も主催しています。イベントでは、フード・雑貨・音楽・ワークショップ・尾州でつくられた生地や洋服の販売、工場見学など、繊維産地を気軽にみて、体験できます。

消費者と積極的に関わっていく中で、もっと直接関われる場所がつくりたいと思い誕生したのが、今回の「尾州のカレント新見本工場」です。ここは、アパレル業者のバイヤーやデザイナー、そして消費者が訪問できる場所です。

商談スペースでは、500種類以上の生地を一度に見ることができますし、一般の方も直接商品を購入できます。工場見学も随時開催するので、ただ服を買うだけでなく、製品を手にとった人にも、その思いが付加価値として感じられる場所にしていきたいと思っています。」

毎日履きたくなる「びしゅうのズボン」

ここからは、「尾州のカレント新見本工場」で購入できるブランドをご紹介していきます。まずは、尾州のカレント・オリジナルブランド「びしゅうのズボン」。

男女・世代を問わず、どんな方でも履けるシンプルなズボンです。生地は季節やシチュエーションに合わせてカレントメンバーが厳選した20種類ほどがそろっています。その中から好きな生地を選び、自分だけのズボンを仕立てていただけます。

特に人気の生地は「ガラ紡」でつくったこちらの生地。工場見学をしたあとだと、よりこの生地でつくりたい!という方が多いのだそう。

ぜひ「尾州のカレント新見本工場」へ訪れた際はチェックしてみてくださいね。

素材と昔ながらの刺繍にこだわった「blanket」


尾州が生み出す上質なメルトン生地を使ったコートやブランケットを展開する「blanket」。「羊をおること(織る)」「日本らしさ」「親しみやすさ」がブランドメッセージとして込められています。

コートの素材は最高級の尾州ウール、コート裏の端始末は、通常であればロックやパイピング処理をするところ、あえて何倍もの手間のかかるハマグリ刺繍をすることで強度と着心地の良さ両立を実現しています。

ダッフルコートというと、重たいイメージがありますが、blanketのコートは二重織りにすることで生地にたくさんの空気を含み、驚くほど軽く、そして暖かいのが特徴です。その上とっても丈夫で生地はしっとりやわらかい。ブランケットに包まれたような、着心地のいいコートです。

こんなTシャツほしかった!ウール100%のTシャツブランド「糸と色」


尾州ウールを使って、100%ウールのTシャツをつくるブランド「糸と色」。冬のイメージが強いウールですが、暑い夏の日にもその素晴らしさを実感してもらいたいと、毛織物に関する豊富な知識と技術をもとに開発。最高級メリノウールが使われているため肌に直接着てもチクチクしません。

高級感と上品さを兼ね備えた大人のTシャツです。

幻の羊からセーターを。「峯村サフォーク」

中央アルプスの綺麗な水と、豊かな自然の中で暮らす健康な羊の毛で、純国産のウールセーターをつくりたい! そんな木玉毛織によるプロジェクトから生まれたブランドが「峯村サフォーク」。
素材は長野県長野市信州新町にある峯村牧場で育てられた羊の毛を使用。すべて日本つくられた純国産のセーターです。植物の種やカケラなどが程よく残り、これが峯村サフォークならではの味わいになっています。


産地でつくられた厳選素材を使った洋服「新見本工場」も必見です!。トレンドに左右されないベーシックなデザインで、長く着られる上質な素材感と気分が上がる着心地。ユニセックスで着られるデザインも魅力です。

商品は厳選した尾州の最高級生地を使用したジャケットやパンツ・シャツなどのアイテムがそろっています。どれも細部までこだわった、尾州の職人を感じられる1着です。

また、なんといっても驚きなのが産地直送だからこそのお値打ちな価格設定。街へ出たらこの値段では絶対に購入できないアイテムばかりです。ぜひ工場へ行って気になるアイテムをチェックしてみてくださいね。

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【尾州のカレント新見本工場】
住所  :愛知県一宮市西萩原字上沼40(木玉毛織株式会社内)
営業時間:13:00~17:00
定休日 :日祝休み
近隣に駐車場有り
https://bishu-current.jp/index.html

 

【びしゅうの放送室】
https://bishu-current.jp/articles/2020-11-10.html

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