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今回は、愛知県半田市に行った際にはぜひ訪れていただきたいカフェをご紹介します。自家焙煎コーヒー店「Voyage(ヴォヤージュ)」です。イベントやマルシェにも出店されているので、ご存知の方も多いかもしれませんね。
場所は名鉄河和線「成岩」駅から徒歩2分ほど。お店の裏には、駐車場が8台分あります。写真の白い看板が目印。半田は車でも訪れることが多い場所なので、駐車場があるのはうれしいポイントです。
Voyageのコンセプトのひとつは「日常から離れた空間の提供」。その言葉の通り、物語の舞台のような、ナチュラルで温かい雰囲気の外観が出迎えてくれます。
玄関前の床にスプーン・フォーク、タイル、貝殻などが埋め込まれていました。細部にまでこだわりが感じられ、お店に入る前からワクワクが止まりません。
自家焙煎のコーヒー
店内入ってすぐの場所では、自家焙煎のコーヒーとコーヒーグッズが販売されています。
Voyageのもうひとつのコンセプトは、「コーヒー1杯で幸せな気持ちになれる」。Voyageで提供されるコーヒーはすべてスペシャリティコーヒーで、その中でも品質のよいものを厳選しています。
一般的にコーヒー店では、「浅煎りだけ」「深入りだけ」など、焙煎の具合や粉の粗さがある程度統一されていることもよくあります。ですが、Voyageでは、「苦みのあるコーヒーを飲みたいときは深煎り」「すっきりとした味わいが好みの方は、抽出時間を短め」など、幅広いコーヒーを楽しむことができます。それぞれの好みのコーヒーを飲んで、幸せになってほしいという想いが込められています。
抽出方法も、ペーパードリップかフレンチプレスのどちらでも好きな方で淹れていただけるので、よりこだわり方は淹れ方も楽しんでみてくださいね。
店内もナチュラルな雰囲気でまとめられています。お店のいたるところに、可愛らしい雑貨が飾られていて、ゆったりとした時間が流れています。
席数は、2人掛けのテーブルが3つ、4人掛けのテーブルが2つ、カウンターが4席ありました。
先ほどもご紹介したように、Voyageの醍醐味は自家焙煎のコーヒーです。メニューにも、苦味・甘み・果実感がていねいに記載されています。
こうした説明があると選びやすいですよね。コーヒーに詳しい人でも、そうでない人でも、誰もがコーヒーを楽しめるのが、Voyageの魅力です。
まろやかブレンド(¥400)
今回は「まろやかブレンド」をいただいてみました。苦味が少なく、果実感を感じるやさしいブレンドです。
Voyageで提供されているコーヒーは、すべて豆を購入することができます。好みのコーヒーに出会えた際は、ぜひご自宅でも飲んでみてくださいね。気軽に楽しめるドリップパックもありました。
ドリンクのおかわりは200円引き。一杯目と別の飲み物でもOKなので、異なるコーヒーを飲み比べるのもよさそうです。
ガトーショコラ ¥400
コーヒーのお供に自家製の「ガトーショコラ」も。フランス産ヴァローナのビターチョコを使用しているそうで、濃厚ながらもほどよい甘さが、コーヒーとの相性抜群でした。
その他にもニューヨークチーズケーキ、本日のケーキ (この日はシフォンケーキ)、バタートーストやはちみつトーストなど7種類のトーストがありました。
ちなみに、ランチのような食事メニューはないのでご注意ください。9:00〜12:00の時間帯はモーニングを楽しめます。ドリンクに、トースト・サラダ・ヨーグルトがついてきます。
店内の棚では、カップやお皿などの食器類が販売されています。
こちらは、自家焙煎の豆を使用したVoyageオリジナルの「カフェオレベース(¥1,300)」。保存料代わりに少量の砂糖が入っています。牛乳で割って約13杯分。人気商品のため、完売してしまうこともあるそう。プレゼントとしてもよろこばれそうですね。
テイクアウトメニューもあるので、暖かい季節にはコーヒーを片手にお散歩やドライブもよさそうです。
ナチュラルで可愛らしい雰囲気とは対局的に、本格的なコーヒーが味わえました。自家焙煎のコーヒー屋というと、コーヒーに詳しくないと訪れにくいというイメージがありますが、そうではありません。Voyageでは、誰もがコーヒーを楽しめます。
Voyageとは、フランス語で「旅」という意味。日常からほんの少しはなれて、コーヒーを飲みながらほっとできる時間と空間を提供してくれるお店です。半田を訪れた際には、ぜひ足を運んでみてくださいね。