レトロな純喫茶で、ホッと癒しのひとときを。「喫茶ゾウメシ」

掲載日:2019.03.28
レトロな純喫茶で、ホッと癒しのひとときを。「喫茶ゾウメシ」

愛知県西尾市にある人気店「ぞうめし屋」。その2号店として、2017年9月に名古屋・亀島に「喫茶ゾウメシ」が誕生しました。名古屋駅から徒歩15分の場所に位置しながらも、近くにはノリタケの森などもあり、静かで落ちついたエリアです。

店内

以前は昔ながらの喫茶店だったそうで、その雰囲気を大切にした店内が魅力的。レトロさと今っぽさのあるおしゃれなデザインが融合した空間に心踊ります。奥にある厨房は当時のまま。丸みを帯びたカウンターは昔の名残を感じられます。

店内

店内

奥に進むとテーブル席がずらりと並んでいます。席数の多さも「喫茶ゾウメシ」の特徴の一つです。テーブルは全てオリジナル!いろんな木材を組み合わせたテーブル、ゆったりと腰をおろせるソファは、居心地抜群です。

座敷席

店内奥には、広々とした座敷も。以前はテーブル席だったそうですが、オーナーが「子連れの人もいっぱい来て欲しい。名古屋駅近くだからこそ座敷を増やしたい!」と思いお座敷に。喫茶店というと小さな子どもを連れて一緒に行くことが難しいというイメージですが、こちらのお店では、そんな心配も一切なし!座敷には子供用の椅子やおもちゃも用意し、子連れファミリーにはうれしい空間です。

「ゾウメシ」という店名の由来

喫茶ゾウメシ

「ゾウメシ」という店名は、今から7年ほど前に、オーナーでもある味噌屋「今井醸造」三代目の今井さんが味噌を使った移動販売をスタートする時に考案しました。当時4歳の息子さんに「どんなお店の名前がいい?」と聞いたところ「ぞうめしや」がいいと即答!キャッチーな言葉に一目惚れをして、「ぞうめし屋」として移動販売をスタート。

像のマーク

当初は地元の小さなマルシェからスタートし、名古屋の東別院朝市などで味噌を使った料理などを提供し続け、徐々にリピーターも増えていきました。ついには行列ができるほど大人気の移動販売店に!「実店舗をオープンして欲しい」との声が多数寄せられて、オーナーの地元・西尾市に2015年2月に「ぞうめし屋」としてスタートしました。

看板

もっといろんな人にぞうめし屋の魅力を伝えたい!そう考え、2号店として「喫茶ゾウメシ」がオープン。1号店よりも、スイーツやドリンクなどの喫茶メニューを充実させて、どの時間帯でも喫茶メニューが食べられるようにしました。小さな子どもから地元のお年寄りまで幅広い年齢層に支持されています。

「今井醸造」の味噌に対する思い

今井醸造

愛知県西三河の吉良町にある小さな味噌屋「今井醸造」。家族だけで仕込みから蔵出しまでを行い、ほとんどの作業を手作業で行っています。

今井醸造

今井醸造

「今井醸造」の豆みそは、国産大豆・国産塩を使用した無添加・非加熱の生味噌。木桶でじっくりと熟成し作った味噌は、赤味噌のすり、つぶ・白味噌・合わせの4種類など。喫茶ゾウメシでも、4種類の味噌を購入することができます。(各410円)

細かなプロダクトにも注目!

喫茶ゾウメシの魅力の一つが「プロダクト」。店名のロゴや、可愛らしいイラストなどを取り入れた箸置きなど、細かな部分にもこだわっています。

紙ナフキン

紙ナフキンにもロゴが!一見普通の紙ナフキンですが、手に取ると「あっ!」と驚きを与えてくれます。「ここにもゾウがいた!」という発見と喜びを大切にしているお店です。

マッチ

喫茶店といえばマッチ。もちろんマッチにもロゴマークのゾウや、クリームソーダー・カスタードプリンをイメージしたイラストが!つい集めたくなりますね。

オリジナル一味

こちらは初代のゾウを取り入れたオリジナル一味。まさかこの調味料にまでゾウがあしらわれているとは!写真を撮りたくなるような可愛らしさもポイントですね。

食品サンプルのショーケース

外観には昔の喫茶店やレストランに多く取り入れられていた、食品サンプルを使った名物メニューがケースにIN!「懐かしい」と立ち止まる人もいるそうです。ケースの下にも、初代のゾウが。宝探しをするかのように、隅々まで探してみたくなります。

喫茶店ならではの料理と名物を堪能

肉みそのり玉プレート
肉みそのり玉プレート(896円)

こちらは喫茶ゾウメシの人気メニュー「肉みそのり玉プレート」(896円)。老舗味噌屋でもあるオーナーの実家・今井醸造の赤味噌と国産ひき肉、そして生姜がアクセントの肉みそをたっぷり使った一品。

小鉢、ご飯、三重県の焼きあまのり、愛知県岡崎市で育てたブランド卵のランニングエッグの温泉卵、素揚げした野菜をたっぷりのせました。最初に全部を混ぜ合わせて食べるのがおすすめの食べ方だそうです。

たまごサンド
たまごサンド(842円)

5cm以上の厚みのある卵焼きが自慢の「たまごサンド」(842円)。卵のおいしさを存分に楽しめると、リピート率ナンバーワンのメニューです。

カスタードプリン
カスタードプリン(453円)

「カスタードプリン」(453円)は、昔ながらのプリン。程よい固さで老若男女から愛されます。

カスタードプリン

カラメルにはみりんをプラスすることで、コクや深みを味わうことができます。味噌屋ならではの発想を楽しむことができます!

クリームソーダ
クリームソーダ(540円)

インスタグラムを中心に大人気のメニュー「クリームソーダ」(540円)。3種類のクリームソーダを展開しており、写真のブルーハワイ、定番のメロン、鮮やかなピンク色が目をひくストロベリーを用意しています。人気はこちらのブルーハワイ。ゾウのクッキーもプラスでつけることができます(+86円)。アイスは、ミルクアイスを使用。シャーベットのような食感が魅力的です。

朝から夜まで喫茶メニューを楽しむことができ、より満足してもらえるようにと、スイーツは毎月限定商品も登場しています。味噌屋だからこそ食材にもとことんこだわりながら、居心地良い雰囲気が広がる「喫茶ゾウメシ」。ふらりと立ち寄れる、お気に入りの一軒になるはずです。

スポット詳細

【喫茶ゾウメシ】
住所   :名古屋市西区菊井1-24-13
電話   :052-565-0500 
営業時間 :10:00〜18:00(LO17:00)※土・日曜は〜21:00(LO20:00)
定休日  :火曜
駐車場  :7台
http://www.zoumeshiya.com

愛知県豊橋市在住。雑誌編集の専門学校を卒業し、10年ほど地元出版社に勤め、さまざまな媒体の編集長を経験。東三河エリアを中心とした住宅情報誌の編集長を勤める。2014年に独立し、名古屋や東京などの雑誌・WEBのライティングや、編集を行う。ライター・編集歴は15年以上で、年間1000件以上の取材をこなす。豊橋市市役所広報アドバイザー、東三河の魅力を発信する講師活動、審査員なども務める。

https://www.infoalii.com

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