藤が丘の街を盛り上げたい。地域に根付くライフスタイルショップ「Meji(メジ)」
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街にとって、風通しのよい場所に
お店を営むのは、片桐好章さん・秀弥(ひでみ)さんご夫妻。まずはお店についてお話をお伺いしました。
ー お店をオープンしたきっかけを教えてください。
好章さん:「4年ほど洋服だけのお店をやっていましたが、洋服って少し間口が狭いかなと感じたんです。最初入るにはなかなか勇気がいりますし、好みのテイストと違うとそれだけで、入らない場合もありますよね。街にとって、もっと風通しの良い場所がつくれたらと思ったのがきっかけです。雑貨だと、訪れやすいですよね。」
秀弥さん:「NEEDLE&THREADでも、ギフトのご相談をいただくことがよくありました。ただ、洋服だとサイズの関係もあり、なかなかご提案が難しかったのが正直なところです。また、藤が丘にギフトを買えるお店も少なかったということもあり、雑貨や日用品を扱うライフスタイルショップをオープンしました。」
ちょっとしたプレゼントから、のし付きの贈り物まで、幅広く対応してくれます。
ー 「meji」のコンセプトは何ですか?
好章さん:「セレクトショップ「NEEDLE&THREAD」と同様、永く使えるものですね。また、アイテムとの出会いを楽しんでもらえるお店という想いも変わりません。できるだけ商品のストーリーや背景も知っていただけるように、ポップも詳細に書いています。なので、ゆったりと1〜2時間ほどいらっしゃるお客様もいらっしゃいますよ。」
藤が丘を盛り上げたい!藤が丘マルシェ「early bird」
片桐さんご夫婦は、季節ごとに年4回開催される藤が丘マルシェ「early bird(アーリーバード)」の主催もされています。藤が丘のお店を中心に、20店舗ほどが集まる朝市。Mejiがオープンした2011年から開催しています。
ー 藤が丘マルシェをはじめられたきっかけを教えてください。
好章さん:「藤が丘に住んでいる人たちに、街の良さをもっと知ってほしいと思ったのがきっかけです。東山線が通っているのでアクセスがよく、栄や名古屋方面に行きがちですが、藤が丘や名東区にもすてきなお店はたくさんあります。なので、僕らのマルシェは藤が丘のお店さんを中心に出店してもらっています。20店舗ほどと、規模は大きくありませんが、どれもこだわりのお店さんばかりです。
若い方に人気のお店だけでなく、老舗のお豆腐屋さんだったり、地元のお米屋さんにおにぎりを出してもらったり、年代関係なく、街の方に喜んでいただけたらなという想いがあります。自分の家の近くでマルシェがやっていたら、ちょっとワクワクするじゃないですか。」
藤が丘マルシェ「early bird」の様子
秀弥さん:「朝出かける前にちょっと立ち寄って、お昼のランチを買って帰る。そういう地域の人の日常の中にあるマルシェでありたいですね。藤が丘の人たちにとって、街の誇りになる様なイベントに育ってくれたらうれしいです。」
街の誇りと思ってもらえるようなイベントになってくれるとうれしいです。」
【藤が丘マルシェ「early bird」】
https://www.facebook.com/earlybird.web/