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一点ものとの出会いを。とっておきのお気に入りがみつかる英国ヴィンテージ家具専門店「ブリティッシュビンテージ+」

インテリア

愛知県
2019.07.12

一点ものとの出会いを。とっておきのお気に入りがみつかる英国ヴィンテージ家具専門店「ブリティッシュビンテージ+」

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イギリスのヴィンテージ家具を扱う愛知県一宮市にある「ブリティッシュビンテージ+」。同店では、ミッドセンチュリー期(1950~80年代)のイギリスヴィンテージ家具をオーナー自らが1点ずつ現地で買い付けて販売しています。

販売はオンライン限定で、国内在庫は常時200点以上。北は北海道、南は沖縄と、全国から多くの方に支持されています。

今回は、イギリス人&日本人のご夫婦ポールさんとみさきさんに、お店をはじめたきっかけやヴィンテージ家具の魅力などたっぷりとお話を伺ってきました。

イギリスヴィンテージ家具とは?

イギリス ビンテージ

ビンテージ家具

まずはじめに、イギリスのヴィンテージ家具についてご説明します!

1945年に終戦した第2次世界大戦後、デンマークを中心とした北欧家具の黄金期には、デザイン史に名を残す数多くの名作が生み出されました。北欧家具ブームはイギリスにも広がり、それまでトラディショナルなスタイルが特徴だったイギリスでも、1950年代〜70年代にかけてデンマークから影響を受けた家具がつくられるようになります。

そのため、イギリスのヴィンテージ家具は北欧家具と近しい雰囲気を持つ、スタイリッシュでモダンな家具と多く出会うことができます。

イギリスでの暮らしの中で

ブリティッシュビンテージ
オーナーのポールさんとみさきさんご夫婦。

2012年のオープン以来、多くの方に支持されている「ブリティッシュビンテージ+」。なぜイギリスのヴィンテージ家具専門店をはじめたのでしょうか。お二人の出会いから、お店の誕生秘話をお聞きしまいた。

みさきさん:「私がポールに出会ったのは20歳のときです。当時私は大学を休学し、ワーキングホリデーでオーストラリアへ行っていました。ポールも同じようにイギリスから来ていたんです。

オーストラリアを離れてからは、遠距離恋愛を経て26歳のときに結婚しました。結婚を機にイギリスへ渡り、6年ほど生活をしていました。そのときに、いろいろな人たちのライフスタイルを見たんです。若い人でもマイホーム持ち、家に情熱を注いで、かわいく、すてきに暮らしているんですよね。こだわりを持ってる姿をみるうちに、マイホームへの憧れを抱きました。

もちろん日本と同じようにマイホームは高いので、すぐに持てるわけではありません。そこで、私たちはボートに住むことにしたんです。」

ボートハウス実際にお二人が住んでいたボートハウス

− ボ、ボートですか?

みさきさん:「日本では見かけませんが、イギリスのオルタナティブな人や若い人たちは、ボートハウスで暮らしている人たちも多くいるんです。運河ポートに停泊して、電気は近くの電線から引っ張ります。郵便物もちゃんと届くんですよ。

私たちはボートハウスの外側だけつくってもらって、その他は自分たちですべてをDIYしました。キッチンをつくったり、内装のデザインをしたり、とても楽しかったですね。」

ボートハウスキッチンの様子。
ボートハウスリビングには暖炉まで設置されています。

みさきさん:「ボートハウスに住むようになって、インテリアがますます好きになったんです。イギリスでは、カーブーツセール(車のトランクに不用品を並べて売るフリーマーケット)が毎週あるので、休みのたびに訪れては1点ものとの出会いを楽しんでいました。」

ポールさん:「僕自身は若い頃から古いものに惹かれていました。ボートハウスに住むまでは、いつも見るだけでしたが、家を持ったことでより一層、好きになっていきましたね。」

旅を経て、日本へ

イギリス時代ボートハウス時代のお二人、

みさきさん:「3年くらいボートハウスに住んだあとに、もっと広い世界をみたくて旅にでることにしたんです。お互いの仕事を一度リセットして、ボートを売ったお金で旅をしました。4カ月ほどかけて、インドやネパールなどアジアを周っていたんですが、20代の頃のような、ワクワクが感じられなかったんです……。

30代ってもっと根をはって、暮らし方整えることや、家族をつくることが喜びじゃないかな?と気づいたんですね。そこで、旅の途中で日本に戻って来ました。

それからは、お互いに日本で就職をして働いていました。生活は落ち着いてきましたが、ポールは言葉や日本の働き方に戸惑いもあり大変そうでした。そんなときに子どもを授かったことが分かったんです。」

好きを仕事に。毎日をワクワク自由に生きていくために選んだこと。

ブリティッシュビンテージ+
日本の職場で家具を収納している様子
コンテナ買い付けた商品をコンテナに詰め込む様子

ポールさん:「一度きりの人生、好きなことを仕事にしたい。僕が僕らしくいられるイギリスと、日本を架け橋に何かできることはないかと日々模索していました。そんなときに、今の仕事「ブリティッシュビンテージ+」を考えついたんです。

イギリスには、もともと古いものを大切にする文化があります。好きなことを仕事にしながら、そんなイギリスの文化も日本の皆さんに紹介できたら最高だと思いました。これって、いいんじゃないかな?って。」

みさきさん:「ちょうど、知り合いに名古屋で日本の骨董品をアメリカに輸出する仕事をしている人がいたんです。その人の手伝いをする中で、仕事のノウハウを得ることができ、自分たちにもできるんじゃないかって自信がつきました。さまざまなタイミングが重なって、2012年に「ブリティッシュビンテージ+」をスタートさせました。」

世界で一つだけ、一点物との出会い

買い付け
買い付け現地での買い付け

年に2、3回、イギリスへ行って買い付けをされているのだそう。買い付けのポイントをお聞きしました。

みさきさん:「買い付けをする際は蚤の市をいくつか回っています。欲しい商品が見つからない可能性もあるので、倉庫を直接見させてもらったりして、商品の確保をしています。

商品の買い付けやメンテナンス、向こうの人とのやりとりはポールが動いてくれています。現地の人は、人との繋がりを大切にするので、電話でやりとりをしながら、うまく商品確保をしてくれているんですが、これはイギリス人である彼だからこそ、できることですね。」

イギリス ビンテージ買い付けた商品はポールさんが一つずつメンテナンスをして販売しています。

ポールさん:「人気の高いアイテム、日本の住空間に調和するデザイン、使いやすいサイズを意識しています。そのなかで、コンディション・価格に見合うものを見極めて選んでいます。
買付けた家具はコンテナ船で約2カ月の船旅を経て日本へ到着します。その後、入念なメンテナンスを終えてから、順次オンラインショップに掲載しています。店舗がないからこそ、ホームページの写真や文章で家具の魅力をしっかり伝えるようにしています。

本当に納得でき、メンテナスしっかりできるものでなければ買い付けはしません。僕にできること、みさきにできること。お互い足りないものを補いながら仕事をしています。」

みさきさん:「ヴィンテージ家具は基本的にすべて一点物。仕入れ時も、タイミングと縁がすべてで思うようにいかないこともあるけれど、物が溢れている現代において、いつでも、どこでも、誰でも買えるものではないというのは、逆に探す楽しみがありワクワクしますし、やりがいを感じます。」

古くて新しいイギリスヴィンテージ家具の魅力

ブリティッシュ

イギリスヴィンテージ家具の魅力についてお伺いしました。

みさきさん:「その昔、イギリス職人たちがその技術と誇りをもって手がけてきた家具たちが、時を経てヴィンテージ家具と呼ばれるようになりました。色褪せないうつくしいデザインや遊び心のあるデザインは、今見てもとても新鮮です。

ヴィンテージだから古ければなんでも良いわけではありません。素材やつくりの良さがあるからこそ経年が味わいへと変化します。そして、イギリス人の家庭で実際に大切に使われ、残されてきた家具だからこそ、海を超えて日本の私たちが目にしたときも、懐かしさや温かみ、魅力を感じるのだと思います。

ときにオイルを塗ってお手入れすることも楽しいものです。本当に気に入った質の良いものを、生活のパートナーとして末長く大切に使っていくよろこびをぜひ多くの方に知ってもらえたら、私たちにとっても大変うれしいですね。」

イギリス ビンテージ実際の納入事例。和のテイストとイギリスヴィンテージ家具が、違和感なく調和しています。

それではここからは、実際の商品を見せていだきながら、魅力をご紹介していきます。

実用性の高いダイニングテーブル

イギリス ビンテージ

ブリティッシュビンテージ北欧家具でも人気の高い伸張式テーブル。北欧のものは下に入れる分離型が多い中、イギリスのものはすぐに出せるようにデザインされています。実用的で、使い勝手、効率を考えてデザインされています。

みさきさん:「イギリスのヴィンテージ家具は北欧家具に非常に似ています。でも、大きく違うのは質実剛健なデザインです。北欧家具は女性的な印象があるのですが、イギリスのものは、デザインが北欧スタイルでもかなり実用的。何より、頑丈につくられています。

例えばこちらのダイニングテーブル。普段は天板を閉じてコンパクトに使えますが、天板を引っ張って広げれば、サイズ変更できる伸張式テーブルなんです。丸いテーブルは座っている人の顔がみんな見えるので、ダイニングテーブルとしてとてもおすすめです。」

収納力抜群のサイドボード

サイドボード

ブリティッシュビンテージ

お二人も好きな家具の一つだという、サイドボード。ブリティッシュビンテージ+のアイテムの中でも特に人気の高い家具です。

みさきさん:「サイドテーブルは部屋をパッと引き立たせる存在感のある家具です。テレビを上に置けば、リビングの中心にきますし、目にする機会が特に多いアイテムだと思います。

サイズは大きいですが、脚があるので、奥行きが出て部屋が広くみえる効果もあります。それに、収納力が非常に高いのも大きな魅力です。雑誌や小物など、驚くほど収納できるんです。サイズや形もさまざまなものがあるので、生活スタイルに合わせてデザインを選んでいただければうれしいですね。」

ブリティッシュビンテージ

サイドボードの驚きの収納力がわかるこちらの動画をぜひチェックしてみてください!https://www.youtube.com/watch?time_continue=7&v=UjNVDP-WyaM

イギリスの家庭には必ずある「ネストテーブル」

ブリティッシュビンテージ

ブリティッシュ

イギリスの暮らしを感じたい方におすすめなのが「ネストテーブル」。大中小3つのテーブルが入れ子にして収納できるテーブルです。

ポールさん:「イギリスの家庭で欠かせないアイテムがネストテーブルです。僕の実家では、友だちが家にくると、それぞれの座っているソファの横にネストテーブルを一台ずつ置いていくんです。そこに、紅茶やお菓子をおいて、談笑を楽しみます。紅茶文化の盛んなイギリスでは、古くから欠かせないアイテムなんです。」

オンラインショップでは、さまざまな種類のネストテーブルがありますよ。

家具

店主がこだわって買い付けたイギリスの家具たち

ブリティッシュビンテージ

ポールさんが買い付けたデザインの素敵な家具は他にもたくさんありますよ。

ブリティッシュビンテージ

ブリティッシュビンテージ

こちらは、朝食用のテーブル。両端がパタンと折れる構造で、通常バタフライテーブルと呼ばれています。

サイドボード

オンラインショップでは、ご紹介した以外にも魅力的な家具ばかりですので、ぜひチェックしてみてくださいね。

家族のような存在の家具を

ブリティッシュビンテージ「ブリティッシュビンテージ+」支える仲間たち

現代は、安価な価格で簡単に家具を買い替えられ、飽きればすぐに手放すこともできてしまいます。しかし、本当に大切にしたいと思える家具に出会ったとき、それは家族のような大きな存在となるのではないでしょうか。

ヴィンテージ家具は安い家具ではありませんが、どれも長く大切に使っていただきたいという想いが一つひとつの家具に込められています。今回お話を聞き、お二人の人柄があまりにもすてきなので、店舗があったら、通いたくなってしまうなと思った筆者でした。

「ブリティッシュビンテージ+」のウェブサイトには、そんなお二人の想いが随所に詰まっています。ヴィンテージ家具が好きな方はもちろん、長く使える家具を探している方にもぴったりです。

ぜひ世界にひとつだけの、お気に入りの一点を見つけてみてください。

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【ブリティッシュビンテージ+】

オンラインサイトはこちらから
https://www.britishvintage-plus.com/

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