素足で歩ける?!思いやりの詰まった富田製材の徹底した現場管理
目次
お施主さんと職人さんをつなぐ工夫
玄関を入ったすぐ右側にこのようなコーナーがつくられていました。
「大工・職人の私の宣言」コーナー。大工さんだけでなく、クリーニング業者さん、電気工事屋さんなど、このお家の施工に関わる職人さん達の宣言が掲げられています。数日しか工事期間がない業者さんなどは、タイミングが合わないと、実際に顔を合わせられないこともあります。ですので、こうしてどんな職人さん達が自分たちの家をつくってくれているのか知れるのは安心ですよね。
そして、こんな心温まる仕掛けもありました。職人さんとお施主さんが手紙交換ができるメッセージBOX。この日もちょうどお施主さんからのメッセージが入っていました。気になる点や、気づいたことも、これなら気軽に伝えやすいですよね。
その横には、救急箱と「おひとつどうぞ」とメッセージが添えられたキャンディーボックス。この飴はお施主さんや、職人さんの熱中症対策も兼ねて置かれているそうです。
こちらはお施主さん用の現場スリッパ。なんと、この刺繍は酒向社長の奥様が一つ一つ手作業で付けられているそうです。富田製材のお客様への思いやりが感じられます。(お名前のため、お見せできないのが残念です。)
玄関を入った正面にはこのようなボードが設置されています。今週の工事の予定、入退場記録、納品書、施工納まり図集、などがまとめられています。掃除道具同様ナンバリングがされ、綺麗に収納されています。
酒向社長:「ボードには着工式、地鎮祭などの写真を飾っています。直接お施主様とお会いしたことがない職人さん達にも、”この人たちのために家をつくっているんだ”という意識を持ってもらいたいなと思っています。」
こうした細やかな仕掛けが、お施主さんと職人さんをつなぎ、良い家づくり、良い現場づくりに結びついているんですね。また、現場を綺麗に保つ工夫も随所にされていました。